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2004年07月09日更新
秋の実り
かつて御蔵島はニオイエビネランの咲き乱れる島でした。
ところが本土からの人々の乱獲、山採りにより、野生のものは絶滅してしまいました。
これらの野生の花を見ても採取したりしないでそのままにしようね。みんなで自然を守ろうね。
やまぶどう
 里の道端にも生い茂っている蔓性の植物です。
 実はまさしくブドウ。粒の中は種が殆どの部分を占めているため実は少ないが美味しいという。
イヌビワ
 御蔵島ではカアグルマ(カワグルマ)と呼ばれています。昔から島ではよく食べられてきたのもですが、現在ではほとんど食べなくなりました。食べると実はとても甘く実の部分も大きいです。鳥たちも時よりついばみにきます。
シイの実
 シイの実が房ごと落ちているときも有るが、ムシが食べていることもあるので安心できない。ムシが食べているかどうかは実の状態にして、穴があいているかで見分ける。さらに水に入れるとムシが食べているものは水に浮き、実が有るものは水に沈むのでトライしてみよう。
シイの実
 これは美味。沢山落ちている。生でも食べれる。栗のような味がする。虫が食べていない(小さな穴があいていない)ものを見つけて割って食べてみよう。またはフライパンであぶり、殻が裂けてきたら塩を軽く振って食べると殻もむきやすく、美味しくなる。あぶるときは20秒程度でよい。あぶりすぎると中の水分が出てしまい、ボソボソになってしまう。
ヤブコウジ
 御蔵島でも、そして一般的にもジュウリョウ(十両)と呼ばれています。夏の初めにはかわいらしい花をつけ、秋にはセンリョウやマンリョウと同じように赤い実をつけます。
アスナロの実
 本名はイヌマキ。赤い部分が食べられる。とても甘くて美味しい。種は食べられない。これも落ちているものを拾って食べてみよう。