パノラマ写真を撮るコツ
        
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パノラマ写真をとるコツ
 ・ <景色に変化のある物を撮る>
 例えば海に行って水平線を撮ってパノラマかするような場合、遠景に島影があるとか船がいるようなら良いのですが、 何も無いとどの写真も「海があって水平線があって空があって」といった変化のない写真になってしまい、 何処と何処がくっつくのか判らずまともな合成が出来ません。

 ・ <動体が多い場合はあきらめる>
 複数枚を順次撮影していくので、必然的にそれぞれの写真に時間的間隔が開きます。 動体(例えば街中での人や車)が多いような時は、 合成しても動いている物が半分だけになって切れたりしてしまって、不自然な写真になってしまいます。

 ・ <のり白を作る>
 それぞれの隣り合った写真で、重なり合う部分が出来るように撮りましょう。 大体1/4〜1/3ぐらいが適量と思います。

 ・ <露出を合わせる>
 カメラにマニュアルモードが付いていたら、絞り・シャッタースピードを固定して、 それぞれの写真で露出が合うようにしましょう。

 ・ <ホワイトバランスを合わせる>
 ホワイトバランスをオートにしたままでは、 写るものに影響されカメラの向きによって色合いが変わってしまう可能性があるので、 プリセットのモードが付いていたら昼光なら昼光に固定して、それぞれの写真で色合いが合うようにしましょう。

 ・ <水平線を合わせる>
 隣り合った写真が上下の向きが違って接する部分が少なくなったり、 一部が斜めになっていたりすると綺麗なつなぎ合わせが出来ません。 それぞれの写真の中心線(横方向の)が一直線になるように撮りましょう。 といっても手持ち撮影では難しく三脚を立てるのが理想ですが、 平らな台の上にカメラを置く方法でもなんとかなります。

 ・ <回転の中心点を意識する>
 単純に横にずらしてフレーミングして撮影したのでは、 なかなかぴったりと綺麗には合成できません。 角度をふって(パーン)して順次撮っていくわけですが、この時にカメラが回転の中心になるようにしましょう。 したがって三脚があると非常に便利です。 さらに厳密に言えば、レンズの中心とCCDを結んだ軸上に回転の中心があるべきですが、この軸上に三脚穴がある カメラも希でしょう。これを補正するには台座にアタッチメントが必要になってしまいます。 実際にはここまでやらなくとも、結構綺麗に合成出来ます。


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