「Vitamin Z」について
<基本事項> 発売元:D3 ジャンル:恋愛ADV ハード:PS2 前作の「X」がビックリするほど面白かったので「Z」が出ると聞いた時に、これは買いだな〜vと楽しみにしていた作品でした。 けど、蓋を開けてみたら買ったのは発売から1週間後だわ、手をつけたのは更にそれから2週間ほどたってるわ・・・。 だって、だって!「X」の時もそうだったけど、「Z」も見事、PSP番コルダ2fと被ったんですものーーー(><) ええ、確かに最初は「コルダ2fは所詮移植だし、新キャラだってたいして興味ないからさらっとやってZの方をやろ〜」って思っていたんですよ。 まさかあんなに衛藤にはまると思わなくてっっっっ・・・! ・・・・・・・・・・・・・・・閑話休題。 つか、なんで「Z」の語りの入りで2fについて語らなくちゃいけないの(- -;) というわけで、スタートは出遅れましたが、手をつけてからは早かったですよ〜。 記録を見てみたところ20日ぐらいでコンプリートしてました。 もうね〜、暇が在ればやりまくりましたからね。 <ストーリー> 主人公は大学を卒業したばかりの新米教師。 赴任予定だった学校が突然廃校になってしまい、いきなり路頭に迷うかと思った所にかつての恩師である南悠里から研修に出るので自分の抜ける枠を受けてみないかという誘いが届く。 ダメで元々と思って受けに行った主人公だが、出がけにハプニングの連続で筆記は散々・・・・だというのに、面接でクマ好きという事で採用になってしまう。 そして晴れて先生としての第一歩をはじめるのことになった聖帝学院での彼女の最初の受け持ちは、成績目下最下位のClass Zとその中心たる 先輩教師や、パーフェクトツインズことP2の力を借りてA4を卒業させることができるのか。 前途多難な新米教師の恋とツッコミとスルーの物語。 ・・・・て、感じでしょうか、今回も(笑) <システム> 基本は会話選択式シミュレーションゲームですが、Vitaminですからね! やっぱりミソは「ツッコミ」と「スルー」! 前回はこれがよくわからなくて東条は攻略サイト様に頼ってしまったのですが、今回は自力でやってみました。 結論から行くとA4の4〜10月ぐらいまではわりと簡単にパーフェクト出せます。 話がシリアスになってくる11〜3月はよく注意して真面目な会話の中に隠されたポイントを見つけないといけないけど(どんな緊迫の場面にもツッコミポイントがあり得る所が恐ろしい・笑) あ、私がやった限りで「秘技・遠隔ツッコミ」が2箇所ぐらいあったので真奈美先生がいない場面でも要注意! 上手くツッコミとスルーを組み合わせて最後の愛と知能の数値でEDがノーマル・ドリーム・パーフェクト・バッドの4種類に分かれます。 バッド以外のEDはそれぞれ見所もおまけも在りますのでぜひ見てください。 以下ちょっとした攻略のコツ(※東条流)。 気になる方はドラッグドラッグ♪ |
・EDに必要なパラメーター ノーマル→愛:400以下、知:500以上 ドリーム→愛:750以上、知:500以下 パーフェクト→愛:400以上、知:500以上 ・私的攻略法 4〜9月ぐらいまで全てツッコミにして、究極の選択は全てStudy、選択肢だけ愛 10〜12月ぐらいはツッコミは混成(知の数値が480ぐらいまでになるように調整)、究極の選択はLove、 選択肢は愛 1〜3月はツッコミは全部スルー、究極の選択はLove、選択肢も愛 まずこの状態でパーフェクトを見て、その後10〜12月の混成だったツッコミポイントを全部スルーに統一する と大体ノーマルEDの数値になるのでそろったら3月にワープしてノーマルを見ます。 そして4〜9月のツッコミポイントをスルーにしたり究極の選択を愛にしたりして調節していき、ドリームを見ました。 ・クリア後の「ご褒美」の1と2は「X」のザッピングと一緒でザッピングをそろえていくと見られます 「ご褒美3」はB6メインのネタなので究極の選択でB6とA4もしくはP2の接点(?)のようなイベントを見ていないと 出ないようです |
あ、ちなみに今回の最終試験は鬼です(- -;) もうね〜、一回目のプレイの時は最終試験はまずは第一ラウンドで5回ぐらいロードして、第二ラウンドまで攻略するのに5回ぐらいロードしましたからね〜。 トータルで絶対10回以上ロードしました。 つか、今回は最終に限らず全月末試験でそうだけど、「一般教養」のカテゴリーで出てくる問題がむちゃくちゃすぎ(><) 最初に「「○の錬金術師」、○に入る言葉はなんだ?」って問題が出た時には「は!?( ̄□ ̄;)Σ!!」と叫びましたとも。 しかもあんなに緊迫した最終試験でも「フルーツバスケットの主人公の名前は?」とか「パタリロのマリネラ王国の通貨で一番大きな単位はどれか?」とか!! その質問で返り討ちになる悔しさったらもう(><) あ、あとクマの意味がわかりません(笑) 先に攻略中の友人もまだわからないらしく「全員攻略したらわかるのかな?」と二人で首をひねっております。 ま〜、クマに限らずさすがにVitaminシリーズだけあってツッコミどころは満載ですけどね。 まずはやっぱGTR?(笑) なんであの人達はああなっちゃったのか知りたい(笑) あと特別講師とかいって出てきたB6が授業をしてたらしいことにビックリです。 A4が風紀を乱すと大騒ぎしているP2のその改造制服はいいのか?とか。 え?それは言っちゃ駄目?(笑) それとVitaminシリーズはやっぱりそうだよね、ということで、今回も主人公の北森真奈美先生はもう、めっちゃステキでした! 悠里先生も大概女神だと思ったけど、さすがに女神な先生の教え子だけあって天使だったよ(笑) 面食い(?)だった悠里先生とは違って真奈美先生はどっちかというと美形に疎い感じで、芸能界で活躍中の瞬とか八雲とかにもわりと無反応でしたけど。 イメージは子犬っぽいんですが、でも総括してみると聖母(by.天童先生) 悠里先生を目標に、「みんな私の可愛い生徒達なんだから、全力で護ってみせる!」っていう意気込みのハッキリしたキャラでした。 ま、故に前半はちょっと振り回されっぱなしな感じだけど、でもプレイしてるこっちが「頑張れ!」って応援したくなるような熱血教師ぶりでした。 そして悠里先生に引き続き致命的な弱点・・・・殺人的音痴っていうのも可愛かったです(笑) だって鼻歌だけで職員室が大騒ぎってどんなよ!? ま、自覚があるだけに悠里先生の黒料理よりは破壊力がない・・・か?(^^;) さて、個別ルートの感想は以下スクロールにて。 攻略順は 一週目:成宮天十郎 二週目:方丈那智 三週目:不破千聖 四週目:多智花八雲 五週目:方丈慧 六週目:嶺アラタ です。 GTR(とか)についての感想へ飛びたい方はこちらから。 |
はい、スクロールありとうございました♪ 以下、ネタバレ上等の語りになりますので、未プレイの方は要注意。 <1週目:成宮天十郎> 天十郎はOPを見た段階で「こいつアホだよ〜!」と爆笑させていただいたキャラでした。 いや、まさにA4の頂点だよね(笑) 御輿に乗るとかよく考えついたな、と思いましたもん。 翼の時もそうだったけど、相変わらず金持ちぶりの設定が半端ないよね(^^;) でもアホだけど結構可愛い子なのではないかと。 方向性は間違ってるけどヨメ探しにも一生懸命だし。 真奈美先生もかなり一生懸命な人なので組み合わせがとにかく可愛かったです。 B6の時には無かった感じの素直さと言うか、その辺が新しい感じでした ストーリーも全般可愛かったです。 最初の内から補修は逃げ回ってたけど、でも基本的に真奈美先生を傷つけるようなことはしなかったし。 前半は特に逃げる子犬を追う母犬って感じでしたけどね(笑) でもデートとか嫁探しとかやってるだけあって、割と前半から恋愛度は高かったですよね。 ただ、天十郎ルートの場合は自覚したのはクリスマス後みたいですから気づくの遅い方? 最後の告白の時に「父ちゃんは母ちゃんに会った時、すぐに運命の女だってわかったって言ってた。俺は頭が悪いから1年かかっちまった。」っていうのが好きでした。 確かに天十郎は丸一年かけて真奈美ちゃんに惚れたな〜って感じ。 途中のバリケード事件で足に怪我しながらも天十郎と慧を叱るイベントとかたまりませんでした(><) アレ見た時に「今回も先生は素敵だな〜vv」と思いました。 真奈美先生みたいな女性がいたら私だってヨメにしたいよ!!(<何を言っているのやら) 怒られてシュンとする天十郎がまた耳も尻尾も垂れてる感じで! あとやっぱりこの二人で好きなイベントと言えば最終試験でしょう。 自分の職とか将来とか全部賭けても守ってくれようとするその姿勢がさすがは悠里先生の教え子! そのやりとりだけでもなかなかに感動ものだけど、そこへ怒鳴り込んでくる天十郎の啖呵の切っぷりがまたよし。 で試験攻略後の「アホアホアホアホ」攻撃(笑) そりゃそうだよね、心配したもんね、と思いつつもゲラゲラ笑わせて頂きました。 そして天十郎ルートは最後に怒濤のように口説かれるのにビックリしました。 いや、やっぱりVitaminだから絶対「甘っ!」っていう展開にはなるだろうな、と思っていたんですが天十郎は全体的にほのぼのした感じだったので油断していたら最後にきましたね。 ま〜、卒業式の告白は前回からの恒例ですが。 私的には「これまで何度も言ったけど、初めて心を込めて言う・・・俺のヨメになってくれ」が好き。 真奈美先生が1年間散々聞いた台詞だけに効いただろうな〜、なんて思いました。 パーフェクトのその後も可愛かったです。 Xの清春並に「愛してる」を連呼しそうな天十郎が可愛くて。 その後アベントも全盛派しましたが、私はやっぱり思い出の島で結婚式の方が好きです。 ま〜、やると思ってたけど、ウェディングドレスと羽織袴だったけど(笑) いっそ二人で和装でもよかったのに・・・・まあ、暑そうだけど。 ちゃんとP2まで出席してるところがよかったです。 そしてもう、天十郎がめちゃめちゃ嬉しそうなのが、さらによかったですね〜。 あとはお幸せに〜♪です(笑) <2週目:方丈那智> 2週目は那智へ行きました。 何故かというと、私より先に攻略を始めていた同僚がある日私の顔をみるなり「東条さん!那智いいですよ!」と言ったから(笑) そう言われたら気になりますよね〜。というわけでチョイス。 え〜、正直言って那智は最初から爽やか君じゃないと確信してました。 まあ、天十郎ルートのバリケード事件を見ているせいもあるんですが・・・・某ハートとかクローバーの国の迷子騎士のせいもあるんじゃないかと・・・・。 最近オトメゲーム界において「爽やかなキャラ=マジで腹黒」みたいな構図ができあがっている気がしますよ、ほんと。 というわけで、那智ルートの前半戦はむしろ「いつ皮を脱ぐのかな〜」とドキドキしながらプレイしておりました。 でも思ったより脱ぐの遅かったですよね(<なんつー言いよう・汗) バリケード事件あたりで脱ぐんじゃないかと思っていたのに、そこれは脱がず、秋も深まってからの脱皮だったのにはやられた、と思いましたが。 脱皮してからの那智は攻略キャラとしては超好みでした! だって頭良くて、天才肌で、コンプレックスばりばりで、表で優等生・裏で不良のリーダー、さあ俺を変えてみろとばかりに主人公に挑んでくる・・・。 やったろうじゃん!お前なんか真奈美ちゃんにメロメロになる運命なんだよ!!!とプレイヤー魂に猛烈に火をつけてくれましたねえ(笑) 毎晩バイクで連れ回すとかも「退屈しのぎのおもちゃ」とか言いながらもかなり真奈美先生に構って欲しい感抜群でしたね。 だって本当に関わって欲しくなくて、興味もないなら那智は絶対に上手く丸め込んで真奈美ちゃんを近づけないでしょう。 そう思うと、実は先生に正体をばらすタイミングを狙っていたんじゃないかと思えるぐらいですよ。 そして正体をばらしてからもさりげなく真奈美先生には勝てない那智がよかったです。 特に聖帝舞踏会。 二人で甲板でギャーギャー言い合うところとか「あ〜、那智ってばどんどん真奈美先生に頭が上がらなくなっていくなあ」と思ってしまいました。 だって素直に胸の中の不安を全部はき出させてくれる人なんて滅多にいませんよ? あの那智もわーっと言っちゃって、でもきっと同時に「ああ、言っちゃった」って思うと思うんですよね。 でもってそれを真奈美先生が言わせた事にも気がつくと思うし。 ・・・そりゃ惚れるよ、うん。 で、惚れた頃になるとやってくるお約束の最後の危機(笑) でも今回は全体的に女の子が質悪くないですよね。 Xの芙美とか坂崎とかに比べたらなんて大人しいのだろう、と奈緒を見ながらしみじみ思いました(^^;) だってあの子はちょっと嫉妬で余計な事ばらしちゃうけど、すごく後悔して素直に真奈美ちゃんに頼ってくるし(あの相談を持ちかけられた時、これが罠なのでは!?と最後までビクビクしましたよ) 結果的には真奈美ちゃんは弾丸玉の様に飛び出して行ってしまうわけですが、それもいかにも彼女らしく、ついでに言うとそれほど酷い目にも会わずにすんだし(Xの瞬ルートとか考えると・・・・・・) ちょっとポイントがおかしな話になるんですが、あのイベントでチーム従えた那智のスチルが出た時の那智の「先生はこっちおいで」みたいな台詞が好きです。 あ〜、ホッとしたんだねっていうのがなんかわかって。 でまあ、これがこれで終わりって事はないよなって思っていたら案の定、理事長出陣ですからねえ。 しかし他のキャラやった時も思ったのですが、やっぱりあの最終試験への流れは天十郎ルートが一番自然で、他のルートはちょっと気持ち無理があった気が・・・・。 でもこの回はなんと一発クリアでくぐり抜けられたので、きっと那智の真奈美先生に対する愛でしょう(<意味不明) そしてEDですよ〜。 一応順番としてはパーフェクト→ノーマル→ドリームの順に見ているんですけど、一番のお気に入りはやっぱりパーフェクトかな。 あの生徒会室でのキスはかなりシチュエーションとして美味しかったですv うっかりするとあのままR18な世界に突っ込まなくもないけど(^^;) <3週目:不破千聖> 3週目はヴィジュアル的に一番好みだった千聖にチャレンジ。 つかこの人はずーっと名前を「ちとせ」って読んでしまうので困りました(^^;) 別にそんな読み方はないのにねえ〜。 ボイスで「ちさと!」って呼ばれているのを聞く度に「あ、そっかちさとだった・・・」と思い出すというアホな話。 それはともかく、ストーリーですよ。 千聖はペアのB6が一だった事もあって、たぶんきっとそんなにあたりがきつい子じゃないだろうな〜、と思っていたんですがやっぱり全体的にわりと穏やかでしたね。 人生の目標とか、夢とかそいうものを最初から諦めがちであんまりやる気がなくて・・・みたいな感じでしたけど一と違って人間信じられないとかそれほど重傷じゃないしね(^^;) だからなんとなく千聖のルートは「今まで恋をするなんて欠片も思ってなかった無気力っ子が思わぬ人に思わぬ恋をするまでのお話」って感じでした(笑) ま〜、いきなり遅刻するな云々の話で学校にテントはって泊まり込みはじめたのにはビックリしましたけどね〜。 そして一番突っ込みたい・・・・千聖が釣りしてる池ってどんだけでかいの!?(笑) だってペンギンとか、はてはアザラシとかまで放流(?)されちゃうんですよ? 生態系が云々という会話も出てくるぐらいバカでかい池って・・・・と何度突っ込んだ事か・・・・・。 はっ。また脱線してる。 肝心のルートについて語らなくては! 千聖ルートはわりといろんなとこツッコミどころ満載でしたけど(食べ物が一杯出てくるとか)かなり癒されました。 いや、正直、天十郎ルートで明らかにブラコンっぽい妹ちゃんが出てきた時に「あ〜、この子は千聖ルートでは障害になりそうだな」と思っていたので、あっさり真奈美先生が気に入られた事にむしろびっくり。 家族の対立とかも比較的きつくなかったし。 悩んだりしててもあんまり顔にでないタイプって感じの設定なので、真奈美先生が一生懸命切り込んでいってやっと色んな所を見せてくれたって感じでしたけどね。 あ〜、根っこが土佐人だったのにも笑いました。 特に文化祭。 そりゃ千聖のビジュアルなら龍馬より新選組だよね〜、と思いますけどコスプレ程度ですごい思い詰める千聖に爆笑。 しかもあの文化祭の千聖の作るたこやきがめっさ美味しそうなんですよね〜・・・って、千聖ルートについては食べ物について話し出すと脱線どころじゃすまなくなりそうだからやめとこ。 聖帝舞踏祭も可愛かったです。 いくら何でも舞踏祭=武道祭はないだろ〜、みたいな(笑) でも不器用な千聖のためにみんなでだましにかかってくれるA4に友情を感じました。 でも千聖は全体的に甘いというよりほのぼの〜な感じだったので、EDの甘さっぷりには心底ビックリしましたよ。 いや、語るとは思ったよ、Vitaminだし。 でもここまで無口無気力系で通してきた千聖があれほど情熱的な口説き文句を言うとは思いませんでした。 油断してた(^^;) いや、まあ、他のメンバーに比べればシチュエーションも多少考えてるし大人しいんですけど言ってる内容が完全にプロポーズ。 特に夫婦扇をもらう方(ドリームだったっけ?)はもうすぐに嫁に来てもOKぐらいの勢いでしたよね。 EDその後とかでも完全に家族公認だし。 御褒美とか見てるとさりげなく千聖がキス魔っぽいのもある意味微笑ましかった。 多分一と同じで本能には忠実っぽいから、頑張れ!真奈美先生!ってところでしょうか(笑) <4週目:多智花八雲> 八雲ルートは結構ドラマがあったと思います。 出だしからアイドルをやってるとか、家庭環境とかあんまり八雲自身の周りにコンプレックスとか迷いとかが感じられなかったから、最初はどう転ぶのかな〜っと思ったんですよね。 だって八雲ってアイドルをやってる自分は好きだし、ステージに立てる事が好きで他のものは目に入らないって感じで、それはそれで場合によってはまったく問題ないですよね。 確かにアホだけど(^^;) おかげで真奈美先生が最初「無理に勉強をさせるのが良いことなの?」って迷ったじゃないか。 いや、でもあそこまで言い切られたら迷いますよね。 気持ちはわかるな〜、と思いながら攻略していって夏ぐらいには微妙ながらも真奈美先生が吹っ切って頑張ってくれるようになって。 どうなるのかな〜、と思っていたらバリケード事件の後でなんとも怪しい咳きをしてる八雲。 「もしかして?」って思ったらやっぱりそうなったなって感じで声が出ないって事に。 ところでアレって上条先生の仕業ですよね、やっぱ(^^;) スプレーとか出てきたあたりで「怪しい?」とは思っていたんですが、最後までハッキリとは出てこなかったのでちょっと気になったんですよね。 それはともかく、声が出なくなってレッスンをサボってしまった八雲の為に真奈美先生とGEの他の二人までエリザベスに頼み込んでくれるのにはちょっと感動しました。 エリザベスと同じく「なんの青春ドラマだよ!」とは思いましたが(^^;) と、全体のストーリー性の方が目がいく八雲ルートでしたが、恋愛面も可愛かったのではないかと。 つか、八雲の家が極道って設定だったのでもう少し「漢」な面が出てくるかな、と思いましたけど、まああんなものでよかったかな、と。 ところどころドスの効いた声でしゃべる八雲(そういう時は言ってる事が至極まとも・笑)がなかなか格好良かったです。 背の高さが真奈美先生とほとんど変わらないのでスチルにするとなんだか妙に可愛かったのも印象的でした。 真奈美先生も可愛い系なので、二人そろって獣耳とかつけてみたくなりました(<え・・・?) <5週目:方丈慧> 慧ルートを一言で表せと言われたら俄然この一言に尽きるでしょう・・・・ すっっっっっっごい可愛い(><)vv いやいや、マジで。 可愛かったですよね?慧ルート。 那智をやった時に「あ〜、Zの一番のヒットは那智かな」と思ったんですけど、慧ルートをやって考え改めました。 ぶっちゃけ那智並にしてやられましたよ。 出だしはあまりの真奈美先生への対応のひどさに何度「この〜〜〜!」と思ったかしれませんが。 だって酷いですよね?初っぱなから先生(つか初対面の女性を!)「お前」扱いだし。 真面目なわりには礼儀がなってないぞ!とツッコミまくってました。 真奈美ちゃんにたいしても完全に上から目線で、めっちゃテングな王様状態でしたしね。 夏ぐらいまではもうめちゃくちゃイライラしては「あ”あ”あ”〜、この王様は〜」としょっちゅううなっていたんですが、夏の強制合宿と絶対王政崩壊あたりから一気に風向きが変わりますよね。 つか、他のキャラも大概先生を酷い目に合わせてるけど、2回も真奈美先生を保健室送りにしたのは慧だけですからね(^^;) でもバリケード事件で運ばれた真奈美先生の前で不器用ながら天十郎と和解する慧はめっちゃかわいかったです。 そうそう、慧ルートはClassZとP2の仲良しっぷりがもう一つの見所ですよね!(笑) 絶対王政返還後にCiassZに短期編入してくるP2とか、「何考えてんの」とゲラゲラ笑いましたもん。 しかも宿題忘れてる生徒とか一生懸命面倒見ちゃってるし。 このあたりから慧もカチカチだった頭が少しずつ柔らかくなってる感じで、どんどん可愛さがボロボロ出てくるんですよね。 那智文庫とか、那智文庫とか、那智文庫とか!(笑) あれには「那智、本当にお兄ちゃん好きなの?」と真面目に思いましたからね(笑) そんな傑作も残しつつ、秋のデートあたりにはもうプレイヤーが慧にメロメロです(^^;) 慧の感じから流行りものには絶対弱いであろうと思っていたとおり映画が分からなくて真奈美先生を誘ってくるあたりとかもう可愛すぎました。 しかも寝るし(笑) でもって聖帝舞踏祭ですよ。 真奈美先生のエスコート役で許可されたのがトゲーですよ!? もう、どんだけ可愛いの!慧!!!(<壊) 「風門寺先生なら・・・・いや、あの人も男だ。だがGTRは信用がおけんし、A4は・・・・ダメだ、よく分からないがダメだ!ならば、クマなら・・・・・・・いや、クマはいつも上条先生と一緒だったな。だとすれば先生を上条先生の元へ連れて行くかもしれん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くっ!」・・・・みたいな感じでめっちゃ悩んだ結果トゲーになりました、みたいな裏舞台が絶対あったと推測(笑) この辺あたりからさすがの慧も真奈美先生が特別だって気づき始めてるっぽいですしね。 でもって後半のドタバタ。 理事会で酷いこと言わされたり、全校生徒の前でつるし上げくったり、結構とんでもないシリアス展開なんですけど、それ以上にすっかり友情を育んでいるA4(Class Z)と慧が妙に微笑ましかったのは私だけ・・・?(^^;) 基本的にClassZの生徒もA4も懐が深い感じなので、P2がつるし上げくってても全然気にしないのがもの凄く格好良かったですし。 半年ぐらい前にあれだけ自分達の事を散々馬鹿にしてた相手を、苦境に陥った時に「大丈夫か?」「こっちにきてろよ」って護ってあげられるってすごいですよね〜。 慧の場合、真奈美先生にも変えてもらっているけど、ClassZのみんなにもかなり感謝ですね。 そして慧と言えばED!それも絶対ドリーム!!! だって白馬ですよ!白馬! 王子っっっっ(笑) 告白はめっちゃ可愛かったですけどね〜。 ピュア+シャイ×真面目みたいな人だから、Vitaminシリーズお約束の公開告白をどう乗り切ってくれるのか楽しみにしていたら、思いっきり突っ走りましたよね。 白馬の馬上でちゅー・・・・女の子にとってはまさにドリームかもしれません。 でもあの告白に耐えきった真奈美先生はある意味すごい(^^;) で、ED後はやっぱり那智に邪魔されるんですね〜(笑) 邪魔半分、応援半分って感じではありますが。 でも二人ともマイペースな感じなので、なんだかんだ上手く乗り切ってる感じがよかったです。 花束の影でのキスがやっぱり可愛かったかな。 まあ、要するにまとめてみてもやっぱり慧真奈は可愛いって事で!!(<ざっくりすぎ?) <6週目:嶺アラタ> 多分キャラデザ見た時の感想とプレイ後の感想が一番変わったのはアラタでした。 だってまさかあんなに繊細なキャラだったなんて!!(><) 他のA4ルートの時から、アラタは家が何だか難しい感じ」そうだなっていうのは察知していたんですが、基本的にナンパなのはキャラだと思ってましたから。 ・・・ま、おかげで攻略順が下がりまくったわけですが(^^;) あとアラタで難関だったのはあの略語!! 「ティンカーちゃんv」は大丈夫だったんですが、MKO(マジ格好いい俺?)みたいな感じの略語が〜〜〜〜。 何度、ツッコミポイントでないとわかっていながら突っ込んだことか!!(<完全な自己満足) まあ、9月ぐらいになれば慣れてくるので「うがあっ!」となる事は減ったんですがね。 あ〜、あとアラタのツッコミどころがさらにもう1つ! なんでBGMが白鳥湖っっっ!(><) VitaminシリーズはクラシックのアレンジがキャラBGMになっているのはさすがに気づいていたんですが、アラタと白鳥湖の組み合わせにはしてやられました。 ある意味はまりすぎ〜〜(^^;) でも冒頭に書いたようにアラタルートは繊細でした。 結構アラタが色んな事を受け入れているあたりが返って傷が深い感じがして。 弟に嫌われてるとか、父親に対する思いとか、基本的には青臭いんですが根が深いなっていうのが割と早い内にわかって「真奈美ちゃん、どうするんだろう」とドキドキしてしまいました。 もちろん、そんな私の心配などよそに真奈美ちゃんは頑張ってくれましたよ。 他のルートみたいに力業って感じがするところは返って少なくて、代わりに一生懸命アラタと一緒に悩んでくれてるというか。 なんかもう、あんな風に寄りそわれる事がアラタが一番遠ざけていた事でもあり、一番望んでいたことだったんだろうなって素直に納得出来ました。 だから後半はちょっと泣けましたね〜。 告白の所より、むしろ家族と和解したあたりが一番泣けた。 ぶっちゃけアラタルートに関しては理事長どうでもよかったですもん(<ひどっ) 家族との確執を和らげただけでもうほとんどルート終わった感じでした。 <GTR(とか)について> ・天童先生 まず言いたい・・・・ジャケットプレイって何?(^^;) 光るのも謎ですが、なによりこれが私的には大問題でしたよ。 だって「はっ!」とかかけ声かけてやるんだよね!? ものすごく色々考えて、ジャケットをはためかせて華麗に一回転とかそんな感じ?というのに今落ち着いてるんですけど、どうなんでしょうかね。 しかし、この方の月末試験の問題は「一般教養」と「宗教」で正解率がとっても高いですv しょっちゅう「ハレルヤ!」のかけ声聞いてました。 ・桐丘先生 高校生って「育児」ってならうんでしょうか(^^;) いや、結構正解できたからいいんだけどね。 桐丘先生は子ども2人のお父さんキャラでありながら、親父な魅力満載ですよね。 裏ルートで子ども達に張り合って真奈美先生を口説いたのにはビックリした(笑) 得意なのはレース編みで真剣に悩むのは子ども達のお弁当のおかずっていうのもなかなかプリティーでしたv ・加賀見先生 最初は全然興味なかったんですが、大学デビューの元地味男君で今でも同年代の女性とは上手く喋れないって言う裏設定を知ってかなり大好きになりましたv(笑) アイドル扱いされてるのはあしらえるけど、本当に恋愛対象になる相手にはヘタレっていうのはいいですよ〜。 時々「殴ったろか、こいつ」と思うような暴言を真奈美先生に吐くけど(^^;) ところで加賀見先生の家がいつからどうして聖帝の屋上にあるのか知りたいです。 ・上条先生(&クマ) クマは理事長とセットにすべきかちょっと迷ったんですけど、やっぱり上条先生ですよね。 上条先生はハッキリ言って優しいんだか酷いんだかかなり謎なお方でした。 一見は優しそうなんだけど、理事長がらみではかなり酷いし、かといって真奈美先生の事を本気で心配しているような場面もあるし・・・・う〜ん、大人の複雑さ?(<なんか違) クマさん達はプレイしている間中ずーーーーーっと突っつきたくてしかたなかったです(><) 大体、クマは「くま〜」って鳴かないから!(笑) あいつらは妖精かぬいぐるみの眷属だと思いますよ、うん。 ・理事長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 色々考えたけど、ツッコミどころしか浮かばないよ(><) ええ、もう私の中ではまさにそういうキャラでした。 だって黒マントって何!?あの白頭(銀髪?)は!?大体「氷のナポレオン」って何さーーーー!?! 基本的に悪役を意識して作ってあったキャラだと思うんですけど、それ故にアホさ加減が際だつことといったらなかったですね。 だってあのめっちゃシリアスな最終試験で「男子高校生に負けない格好いい女子生徒会長が」とか言うし!! つか、最終試験の理事長ラウンドは妙にオタク質問の割合が多くて逆に苦しみました。 ぶっちゃけ「カラマーゾフの兄弟などを執筆したロシアの作家は誰か」とかの一般問題にめっちゃホッとした(^^;) ・生徒会の面々 最初は「X」の時のClassA並に敵になるかと思っていたので、良い子達でホッとしました。 慧ルートのタマ吉にはしてやられたけど(^^;) でもP2ルートのどっちかはタマ吉ちゃんは真奈美先生のライバルになるかと思ったけど、そんな事もなかったし今回の和みの一つでしたね。 P2に対しても、P2達自身が思っているよりもずっと彼らにたいして親しい立場にいるような気がしました。 尊敬はしてるし、ついて行くけどそれはP2の二人が好きだからって感じでしょうか。 |