| ＜基本事項＞ 発売元：Ｄ３ ジャンル：ホスト恋愛シュミレーション ハード：ＰＳ２ このゲームに出逢って初めて東条はＣＥＲＯに『Ｄ』という基準があったことを知りました（笑） １７禁というひじょ〜に微妙なラインを保っているからこそ、このハードで出せたというきわどいゲームではありますが、やってみると実はそれほどでもないです（＜私的感想ですが） ある意味、１８と１７の間の広さを思い知った感じ。 さすがにこのゲームを中学生のお嬢さんに強く勧める気にはなりませんが、１８歳を越えていらっしゃるお嬢様なら全然ロマンティックの範囲に収まると思いますよ（笑） ＜ストーリー＞ 特別な目標も夢もなく、ただなんとなく高校を卒業したまま家にいた主人公。 そんな彼女の業を煮やした父親から見合いを言いつけられ、反抗した結果「なんでもいいから外に出て働く」事に。 その手始めにアルバイトを探そうかと外へ出た主人公は、高校の時の同級生の姿を見かける。 なんとなく彼が気になって追った先には、なんと父親が経営をしているホストクラブ『ゴージャス』が。 そこでホストをしているという同級生をきっかけに、主人公のホストクラブ通いが始まる。 ＜システム＞ 育成形式の、選択肢制です。 同じくＤ３の喫茶シリーズ（きまストとか、召しろまとか）をやった人なら、一目で同じシステムなのがわかるというシステムでした（＾＾；） なので、基本は喫茶シリーズと同じく一週間単位で行動してステータスをＵＰしていき、お目当ての人に必要なステータスをそろえる事。 あと好感度を上げるためにプレゼント作り、ホストクラブでの指名などをこまめにするタイプです。 難度は・・・・う〜〜ん、悩む感じですがパーフェクトにスチルを埋めようとしたら相当高いかも。 時期限定のイベントとか、永久指名のタイミングとかあるんですよね。 ただ普通にハッピーエンドを見たいだけなら、なんとかなるかも。 金稼ぎはシビアですけどね〜（汗） このゲームの見所は・・・・見所はやっぱりホストクラブ通い？（＾＾；） というか、ホストクラブって本当にこんなところなんでしょうか、と夜の繁華街にはまるっきり無縁な東条は思いましたが。 あ、あとものすご〜〜〜く甘い後半のストーリー展開かな！ 甘いですよ〜。さすがは１７禁をとっただけのことはある！ ではでは、以下は暑苦し〜、東条のネタバレトークになりますので、大丈夫な方はレッツ・スクロール！！ はい、スクロールありがとうございました。 ここからは、東条の攻略ネタを交えた、ネタバレトークになります。 『ラストエスコート』は全然買う気、実はありませんでした（＾＾；） というか、実際買ったのも発売して大分たったさきごろですし。 なんで手を伸ばしたかというと・・・・たぶん、檜山ボイスに飢えていたから（＜アホ） 「檜山さんの声！檜山さんの声が聞きたい！！！」・・・・と。 で、思い出したのがこのゲームに檜山さんがいたよな、という事だったんですよね。 しかも丁度、『水の旋律２』が出た時だったんで、某アニメショップで勢い余って買ってしまったという次第。 でも、冒頭でも書いたんですけど、このゲームを買って初めて私はこのゲームが「ＣＥＲＯ：Ｄ」という聞いたことのない基準だと言うことを知りました。 ただ、微妙ですよね？この「Ｄ］って。 だって、１８禁の場合は読んで字のごとく、１８禁なシーンの描写があるってすぐわかるけど、１７禁・・・・？ プレイしてみた感想としては、明らかに事後と思われるイベントがあるから１７禁？という感じだったんですけど、そんな事言ったら最近の少女漫画とか、小学生読めないよ（＾＾；） まあ、警戒していたほど生々しいシーンもなく、「どこが１７禁・・・・？」と突っ込みたくなるほどノーマルなストーリーだったとホッとはしたんですが。 あ〜、でもいろいろ突っ込みどころ抜群ではありましたね。 何より突っ込みたいのは、永久指名後、彼をナンバー１にするためにつぎ込む金額が一月で４００万ってどういう事よ！？ 毎月宝くじで最低５００万は当てないとまかなえない・・・・。 最初のうち、東条の頭は金額を理解したくなかったらしく、ボトルの値段の０とか数えないようにしてました（＾＾；） ある日、ふと「１、１０、１００・・・」とカウントして絶叫ですよ。 あり得ない・・・・１００万あったら旅行に何回行けるよ（- -；） そもそも、一回のご利用料金が１万ってだけで、クラっとしました。 一晩で万札をバラまくなんてブルジョワな遊びだわ・・・・（笑） あと、プレゼントがオカシイです。 だって毛糸の鍋敷きって！！水彩画の下絵って！！ しかもそれで、真っ赤になるほど照れちゃうホストって！！！（笑） チヒロとか、炎樹のプレゼントは普通なんですけど、カズマと彬はアホっぽい（＜暴言） そしてなにより凄いのは万里！ 八宝菜って、どうやってホストクラブに持ち込むの！？（笑） 確かＢ’ｓＬＯＧの出したアンソロジーにそのまんまなネタがあったと思いますが、あれは突っ込みどころですよね！ ああ、でも最初に攻略したチヒロの時は「ああ、１７禁！」と納得しました（笑） だって台詞がきわどすぎ。 檜山さん檜山さん〜♪と騒いで購入したので最初にチヒロをやらずしてどうするーー！っと、チヒロから手を付けたのですが、永久指名した後は一人で大変でした（＾＾；） 特にクリスマスのイベントは。 だって、だって、だって「外も、中も」って！！（＞＜） いや、そのボイスと体制と台詞は反則もんですからーーーーー！（＜混乱気味） ・・・・と、ぎゃーぎゃー言いながらプレイしましたよ。 その後の嫉妬深くなって暴走しちゃうあたりも東条的には良い具合にツボでした（笑） あの明里大好きオーラとせっぱ詰まった感じが、可愛かった！ 明里もチヒロに振り回されて戸惑いながらも、振り切れない感じがよく伝わってよかったです。 なので、ＥＤ前の二人の別れのシーンは私まで落ち込みました。 「俺のことを忘れてもいいけど、俺はずっと好きだから」っていうのは別れの前に言うのは、卑怯ですよね。 忘れられないって〜〜〜（＞＜） なので、再会のシーンは取りあえずホッと一息でした。 欲を言えば、再会した後のラブラブ全開な感じの二人も見てみたかったな〜。 続いて攻略したのはカズマでした。 やっぱり、王道っぽいしね！ つーか、あのいかにもツンデレっぽい男のデレっとなった所、見たいよね！と（笑） でも、カズマ・・・・ストーリーとは全然関係ない所で東条には難関でした。 なぜって、カズマのボイス、置鮎さんなんですよ。 置鮎さんと言えば、『遙か』ファンにはおなじみのアクラム様ですよ。 もう、後半の永久指名した後、なんだか妙に優しくなるカズマのボイスを聞く度に、「置鮎さん（＜アクラム様と脳内変換されている）が優しいこと言ってる・・・きっと騙される（＞＜）」と思ってしまった馬鹿が一人（笑） まあ、ある意味騙されたわけですけどね〜。 つーか、カズマが運転免許を持っていたいた事を隠していた理由を知った時、最初はイベントのシリアスな雰囲気に流されてカズマが可哀想になったんですが、よく考えてみると、結構ヘタレですよね？（＾＾；） だって、責任を取るって決めてたのに好きだった子（＜つーか、カズマって高校時代からたぶん明里の事好きだったんですよね？私はそう信じてるんですけど）に再会したら、ゴロゴロと彼女にはまってしまい、んでもって本当の事を隠したまま明里と付き合っちゃって、さらにバレちゃって・・・・。 う〜〜〜ん、やっぱりヘタレな気が（＾＾；） ただ、ＥＤは予定通りのストーリー展開だったので、ある意味しっくりきました。 まあ、あれで幼馴染みちゃんが目覚めないのに幸せになるわけにはいかんわなあ、と。 再会のシーンでなんだか有能な感じになってる明里も頼もしくていいです。 東条的観測としては、絶対尻にしかれるね、カズマ（笑） 尻に敷かれるといえば、次に攻略した炎樹もそうだと思います。 炎樹はボイスが高橋さんということで、かなり早い段階から興味津々でしたが、彼の場合ホストである設定がすでに無茶苦茶ですよね（笑） だって、なんで売れっ子芸能人が毎日毎日時間削ってホストクラブレポをせねばあかんの、と。 攻略中はあんまり感じないんですけど、炎樹は売れっ子なんですもんね〜。 しかし炎樹のストーリーは波瀾万丈でした。 最初に攻略し始めた時、これは「普段女の子に不自由してない奴が、自分に興味を示さない女の子ちょっと興味を持ってちょっかい出してみて、はまっていく」パターンだな、と分析していたんですが、まさかあれほどアップダウンがあるとは。 私的には永久指名したあたりで、すでに炎樹は本気で、この後の展開はファンの子か理沙ともめる事になるとかかなあ、と思っていたんですが。 いや〜、もう、衝撃的でしたよ１月の炎樹の破局イベント。 つーか、炎樹！ お前、明里に膝付いて謝れーーーー！！！！と絶叫しましたから（笑） 思いませんでした？ あまりに明里が切なくて私がご立腹になるほどにあのイベントの炎樹の最低っぷりは完璧でしたとも。 でもこのイベントの後の明里はいいですよね。 見た目を変えて、自分を変えるって炎樹に笑ってみせる明里の健気で可愛いことと言ったら！！ 「もういいよ、明里はもっといい男と幸せになれ！」と自分が何をやっているのか忘れて思ってしまいましたから。 あと、絢子！ 破局イベントの後の絢子の優しさは相当印象的でしたよ。 私が明里なら絢子に惚れるね、うん（＜アホ） まあ、本気になった後の炎樹の雪崩れるような明里ラブっぷりがかなり徹底していたので、ＥＤでは赦しましたが（笑） ちなみに、やっぱりＥＤでも明里が可愛いと思います。 スチルも行動も、とにかく可愛かったｖｖ 余談ですが、後日『マーメイドプリズム』をやったら、駅前の看板に炎樹が！！ すごい笑いました。 で、最後に攻略したのが彬。 明里を姫というあたり、そしてそのボイスが三木さんなあたり「このキャラはボケ・・・・？」と疑っていたんですが、良い感じでその予想があたりましたね〜。 彬を落としていると、明里が喫茶シリーズの苺や千歳を思い出させるツッコミっぷりを見せてくれて、私的には大満足でした（笑） 最初のキスシーンのスチルの明里も、恋シュミのヒロインとは思えないほどびっくりした顔してますしね。 あと、家族仲が非常に良さそうなところも結構ツボでした。 お母さんの上品かつ、どこか破天荒なところがよかったです。 あの両親にもきっとラブストーリーがあったんだろうな、と感じさせますよね。 ただ、思ったよりストーリーに絢子が絡んでこなくてビックリでした。 ＢＡＤならもっと出張ってきたかもなんですけど、東条は貢ぎまくってＢＥＳＴしか見ていないので。 あと、彬の場合はホストと客という悲壮感がさっぱりない（笑） つーか、彬がホストとか客とか、全然視野に入れてませんよね。 ただ明里が好きだから、好きっていうところだけ思いっきり主張してて。 年開けていきなり同棲に突入したのもびっくりでしたけど。 でもあの同棲中の火事未遂イベントはラスエスのなかでもかなりお気に入りのイベントの一つです。 全体的に彬のスチルは可愛いのが多くて好きですね。 難があるとすれば、最後のＥＤにつながる展開でしょうか。 というか、なんで明里を傷つけて追い出さなければいけなかったのかが、私にはとうとうわかりませんでした（- -；） いや、だって別にあんな風に言わなくても良いじゃないですか、ねえ！（＜力） お見合いの席で再会した時の明里もちょっと理解してなかったよ！（と思ったんですが、どうですか？） まあ、完膚無きまでのハッピーエンドですから良いんですけどね。 それに元々お見合いするはずだった相手っていう設定にはくすぐられる物があったし。 「なんだかんだいっても、君は僕のお嫁さんになるはずだったって、そういう事だよ♪」という彬の声が聞こえそうなＥＤでした。 まだ万里と悟は未攻略なんですが（私が持っているのはスペシャルナイトじゃないので、店長は落とせない）また手が空いたらやってみようかな〜と思うぐらいには面白かったですよ。 １７歳以上のお嬢様には、疑似ホストクラブ通いということで楽しめるのではかと思いました。 |
おそまつｍ（_ _）m
