プチレポ
〜 鎌倉遥か3ツアー編 〜
2008年春。 年明けの予定では遥か4をプレイして頭の中は遥か4で一杯・・・・の予定だったんですが、残念ながら発売延期になって、私はぽっかり予定が空いてしまっていました。 ちまちまゲームはやっていたものの「どうにも暇〜」と同僚でもあるオタ友に零した所、最近遥か3にはまりこんだ彼女は目をキラッと輝かせて言いました。 「じゃあ、鎌倉行こう。遥か3ツアー!」 と、いうわけであれよあれよと言う間に予定が組み立てられまして、行って参りました、鎌倉ツアー! 今回のメンバーは 東条(遥か歴1〜3までプレイ済み・3だと朱雀ラブ) 浅倉(遥か3プレイ済み・敦盛さん一筋!) Mちゃん(遥か1と3プレイ済み・わりと平等) コルダスタンプラリー第2回の時と同じメンバーでした。 <序章:北鎌倉駅 〜出だしで大あわて〜> さて、鎌倉ツアー決行となった5/19(月)。 天気予報を前日から睨み付けていたのですが、予報からどうしても傘マークが消えなかった。 源氏山を登る計画を立てていたので雨だときついね、と話していたのですが朝の時点では東京は曇りだけれどまだ雨が降っていなかったんですね。 天気予報でも雨は夕方からって言ってるし・・・・と一縷の望みをかけて折りたたみ傘を鞄に突っ込んでいざ出発! しかしいつも横浜に行く時も思うのですが最近、東京から神奈川方面へのアクセスは格段によくなりましたよね。 今回もぽくぽく電車に乗ることしばし。 10時に北鎌倉駅に待ち合わせで10分ほど前に到着しました。 平日にもかかわらずハイキングスタイルのおじさんおばさん達や遠足スタイルの小学生で北鎌倉の駅はにぎわっておりました。 が、しかし。 私が北鎌倉の駅に降りた頃から雨がポツリポツリと・・・・。 「あ〜、とうとうきちゃったかあ。」と思いながら臨時改札口(<こっちじゃないよ、と浅倉さんに言われていたのに)を出た頃には木陰などではしのげない雨になっていてやむなく傘を差します。 ところがそれから僅か3分後。 ぞざあああああああーーーとバケツひっくり返した様な雨に( ̄□ ̄;)Σ!! ちょっ!?何か拒否されてる!?と思うぐらいの雨ぶりに慌てて近くの電話ボックスに逃げ込んで同行者の二人にメールを打った所、暫くして電話がかかってきて。 浅:「東条さん、あんた今どこにいるの?」 東:「駅前の電話ボックス。雨ひどいからさ。」 浅:「・・・・あんた、あれほど言ったのに臨時改札口の方に出たね?」 東:「え・・・・?」 浅:「待ち合わせ場所は線路の反対側の自動改札のある方!!!」 東:「( ̄□ ̄;)Σ!!」 ダブルショック。 慌てて雨の中飛び出してダッシュで反対側の改札口へと走りました(- -;) しかしその間も土砂降りが続いていてめでたく合流した同行者2人と「どうする?」と顔を見合わせたのですが、とにかく目の前に円覚寺があるし、円覚寺までは行ってみようという事になりまして。 道を池化させている雨の中、先ほど私が走り抜けてきた踏切へと向かいます。 <第一章:円覚寺 〜山の中で修行してたら誰かに見つかると思う〜> 円覚寺は迷宮で何度か出てきますよね〜。 北鎌倉駅から徒歩3分の表示は全然誇張ではなく本当に北鎌倉駅のすぐ横に望美ちゃんが幻影と会ったり、先生と会ったりした踏切があって、それを渡った先が円覚寺です。 ツアー一行は相変わらずデジカメ片手に踏み切りの段階から「スチルってどこだったっけ?」「あ〜、もうちょっとに立って。」とかやりながら円覚寺へ。 階段を少し上がるとすぐに受付があって山門です。 山門はまさしくあのゲーム画面そのもの。 この頃になると雨が少し小降りになってきまして、調子にのって3人でどうやったら山門が全景はいるのか考えながら写真撮影。 本堂の脇でスケッチされている方のスケッチブックを覗き込みつつ円覚寺内をウロウロします。 円覚寺は本格座禅道場なるものもあり一般人でも修行をすることができるようなんですが、それを見た浅倉さんがぽつっと「私、座禅なんか組んだら叩かれまくりだよ。敦盛さんの事考えてて」(笑) まあ、きっと間違いなく私たち3人は煩悩まみれに違いないので座禅は遠慮させて頂いて、座っても叩かれない見晴らし茶屋へと向かいます。 見晴らし茶屋は迷宮のスチルポイントですよね。 望美ちゃんが先生とお茶しに来た所です。 ですが、行き着くまでが軽く修行でした(^^;) 本堂の方から方向指示版が出てるんですけど、それに沿っていくと木々の間にいきなり階段が。 しかもえっらい急。 後日ガイドブックを見ていたら「心臓破りの坂」と書いてありました(- -;) まあ、その甲斐あって茶屋からの見晴らしは確かに抜群でしたけど。 時期が春だったので生憎甘酒はやってなかったんですけど、あんみつはありました。 だからスチルばりにあんみつ食べればいいのに、何故か東条とMちゃんはところてん、浅倉さんは抹茶。 3人でのんびりお茶していると雨も何となく上がった感じに。 そこで頭を付き合わせて相談です。 東:「どうする?源氏山行く?」 M:「行けるんじゃないですか、これなら。」 浅:「行かないと東条さん、ネタにならないしね。」 と、浅倉さんが東条の本音を代弁してくれたところで、相談がまとまり当初の予定決行と相成りました。 <第二章:東慶寺 〜デートスポット?〜> ここは絶対外せないと力説していた人がいます・・・・もちろん浅倉さんです。 何故ってここは敦盛さんと望美ちゃんのデートポイントだったから(^^;) 鎌倉ツアーの計画段階から寺の詳細情報をチェックして「縁切り寺だからここだよね!!!」と力説していました。 というわけで源氏山に向かう前に寄り道。 まあ、でもこのツアー前に私が敦盛迷宮ルートをおさらいしていた時に見た限りではこのデートの時お寺の名前って出てきてないんですけどね(^^;) でも東慶寺はこぢんまりしていてとても綺麗なお寺でした。 四季折々に花が咲くそうで、「綺麗だね〜。」と私が言った所、浅倉さんがすかさず一言。 「お寺の周りに植物とか一杯植えて逃げられない様にしたらしいよ。」 こわっっっ( ̄□ ̄;)Σ!! そんな実用性のあったものだったとは知らなかった・・・・と少し傷心しつつぐるりと東慶寺を一周。 しかし、ここに限らずなんですけど鎌倉のお寺は本当に山際に建っていることが多くて、奥までいくと断崖絶壁なんですよね。 土砂崩れとかで潰れてもおかしくなさそうなところが多いです。 <第三章:源氏山 〜なんでここまで・・・・〜> 東慶寺を出て、さてここからは気合いを入れて行かねば、と3人で気持ちを新たにします。 何故って、ここから源氏山までが今日の難所プチ山登りだったから。 頭に過ぎるのはコルダスタンプラリーの時の山手周辺のアップダウン。 オマケに雨が降ったり止んだりという悪条件の中、それでもめげずに 途中おせんべいを売っているお店で割れせん買って食べたりしつつ、まずは亀ヶ谷切り通しへ。 ここは今は舗装されているので谷の感じは残しつつ、歩きやすくなっていました。 それと北鎌倉の方から行くとここは下りなのでまずは楽々クリア〜。 谷になっている閑静な住宅街を抜けると次は化粧坂切り通し。 化粧坂切り通しは事前情報でどうも大変らしいというのは聞いていました。 ガイドブックにも「化粧坂なのにノーメイク状態」とかダジャレなのかなんなのかわからないコメントも付けられていたし。 でも・・・・行ってみてわかりましたとも。 まさに山道っっ!! 住宅街から舗装された道路の坂を上がって家が途切れたあたりから突然山道になるんですよ! しかも傾斜がかなりきつめ。 私は登山経験もそこそこあるんですけど、かなり歩きにくかったです。 町歩きのつもりで可愛い靴なんか履いてきた日には目も当てられないかもな、と思うぐらいには。 化粧坂自体は10分位で通過出来ますけど、この後の行程も考えると鎌倉ツアーは歩きやすい靴でをお薦めします(^^;) ちなみに、私はそんなわけで登山経験のかいあってか平気でしたけど浅倉さんとMちゃんは翌日仕事で顔を合わせた時「膝が痛い」と言ってました。 まあ、そんなこんなで化粧坂切り通しをあがると源氏山公園と銭洗弁天への分かれ道に出ます。 取りあえずは頼朝様に会わなくては〜、というわけで源氏山公園へ。 さすがにバトミントンは持参出来ませんでしたが、頼朝様像を見ようと広場へ行ってみて思った。 意外と小さいな、頼朝(^^;) いや、まあ、全長2mですから立ったら・・・・って、立たないから!!(^^;) そして化粧坂を登り切った私たちの感想。 東:「あのさー」 浅:「ん?」 東:「ヒノエくんって極楽寺の有川家からなんでこんなところまでお昼寝しに来てたんだろう。」 M:「遠いですよね。」 浅:「それを言うなら何もここまでバトミントンしにこなくたっていいじゃん、景時さん。」 東&浅&M:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 浅:「ま、まあ、有名だし。」 東:「有名だしね!」 M:「そうですよね!」 ・・・・強引にまとめた。 <第四章:銭洗弁天 〜無駄な出会い!?〜> 源氏山の頼朝様に別れを告げて銭洗弁天へ。 ここへは下り坂なので比較的容易に辿り着けます。 遥かポイントではないんですけれど、オタク活動に日々私財を投入しまくっている身としてはやはり金運UPは願っておかなくては! というわけで銭洗弁天へ向かったんですけど、さすがは鎌倉でも有名な観光地。 結構にぎわっておりました。 朝、土砂降りの中見た遠足スタイルの小学生達のチェックポイントにもなっていたらしく小学生や先生らしき人たちもちらほら。 ロウソクとお線香を賄賂に贈って(?)ザルを借り、「もうかりますように〜・・・もうかりますように〜・・・」と呟きながらガシャガシャとお金を洗います。 そしてここでの目的がもう一つ。 この銭洗弁天のおみくじを引くこと! というのも、ここのおみくじは小さな扇の形をしていてとっても可愛かったのです。 とはいえ、おみくじですからあんまり悪いのが出ると持ち歩くのも嫌かな〜、と思い社務所のおばちゃんに200円渡して「はあっっ!!」と気合い入れて引いたらおばちゃんに「おみくじで気合い入れても内容は変わらないけどね〜」とあっさり努力を否定されました(T T) で、結果はというと。 東条、吉。浅倉&Mちゃん、小吉。 「吉か〜」と呟く私に社務所のおばちゃんが「上から二番目だよ。よかったじゃない。」と言ってくれたのでまあよしとしました。 けれど内容に気になる部分が。 出会い、のところなんですけれど「良い人にめぐり会えるが、無駄な出会いの方が多いでしょう。」。 無駄な出会いって!( ̄□ ̄;)Σ!! <第五章:佐助稲荷 〜縁結び・・・って、弁慶さん〜> 銭洗弁天を出て向かうのはもちろん、私の希望ポイント、佐助稲荷! 迷宮の弁慶イベントと言えばここと江ノ島しか思いつかなかったので、浅倉さんにここには行く!と宣言しておりました。 ちなみに遥か3本編だと鎌倉の怪異が起こる隠れ里稲荷がここですよね。 ある意味、白虎ポイントでもありますが。 でも東条的にはもちろん弁慶さんに望美ちゃんが「何か欲しいものはありますか」という至極危険な発言(笑)をする場所です。 とはいえ、別に夜中に雷が落ちたりした後でもないので佐助稲荷は閑散としたものでした。 住宅街に点々と案内板があるので銭洗弁天からは迷わず行けましたが。 お稲荷さん特有のズラッとした赤い鳥居の石段をテクテク上がっていくと、社殿が見えるスチルの場所に出ます。 そして石段を登り切ったところにあるのが、十二観音堂。 ガイドブックを見て初めて知ったんですが、ここの御利益は縁結び! 縁結びって、まさか弁慶さん、確信犯ですか!?(笑) などと改めて弁慶の策士ぶりに感嘆しつつ、こっそり真剣に手を合わせてしまったり。 そしてこのお堂の後ろに佐助稲荷の本殿があります。 ほとんど山に貼り付いているようなお稲荷さんなので境内といっても広くはないんですが、そこかしこに大小のお狐様の像があったりしてなかなかの雰囲気。 あと社務所で売っている縁結びのお守りが可愛いです。 2つの色違いの糸巻きになってるんですよ。 縁を結ぶ糸って事なんでしょうね。 う〜ん、でも弁慶さんなら「糸など無くても結んで見せますよ、望美さんとの縁ならねv」くらいの事は言いそう・・・・(妄想中) 第六章:小町通り 〜腹が減っては観光できぬ〜 佐助稲荷を出てそろそろお腹も空いてきたことだし、という事で一路鎌倉駅へ。 地図で見た時はもう少し遠いかな、という印象があったんですが意外と近かったです。 私たちは寄りませんでしたが、佐助稲荷から鎌倉駅の間は少し遠回りをすれば迷宮で敦盛さんが通っていたと図書館のモデルと思われる中央図書館に寄り道可能です。 そして鎌倉駅に到着。 まずはお昼、と最近の鎌倉スポットでは必ず紹介される小町通りへ。 ここはさすがに平日でもにぎわってました。 しかもお店は色々あるし、目移りするばかり。 取りあえず私たちは通りすがりにあったメニューがすごく多い和食のお店に入りましたけど、有名なお店とか、和食とか洋食とか色々あるみたいです。 食べ歩きできるような物も沢山売っているし、お昼を食べてブラブラとお店を冷やかしながら鶴ヶ岡八幡宮を目指します。 <第七章:鶴岡八幡宮 〜羞恥プレイ?〜> ここまでの行程はずーっと雨が降ったり止んだりで折りたたみ傘をしまうチャンスがないほどの不安定な天気だったんですが、鎌倉ツアー一行が鶴ヶ岡八幡宮にさしかかった途端に、何故かビカッと晴れてきました。 それはもう、ビカッと。 言うなればいきなり夏の陽ざしになった感じ(^^;) あまりの晴れっぷり「朝の雨はなんだったの!?」と言いたくなるほどに。 でもまあ、都合が良いと言えばよかったんです。 何故なら鎌倉ツアー一行には密かな野望が。 それは、鶴ヶ岡八幡宮で一差し舞う事! ビカッと晴れた陽ざしの中を観光客(一部は外人さんでした)に混じって舞殿の前までやってきた私たち。 おもむろに浅倉さんが鞄の中から十六夜記の特典で付いてきたという舞扇を取り出して。 浅:「さあ、舞ってv」 東:「ちょっ!浅倉さん、一人で逃げる気!?」 M:「そうですよ。」 東:「ここは公平にじゃんけんでしょ。」 浅:「えー、まあいいけど。」 東:「よっしゃ。最初はグー!ジャンケン」 ぽんっ!(Mちゃん一人負け) M:「あーーーーーーーーーー!!」 浅:「残念v」 東:「Mちゃん、がんばーv」 M:「ちょっ!!なんか二人で画策してませんでした!?」 浅:「そんなことないってvv」 東:「そうそうvv」 浅&東:「というわけで、さあvv(<扇を差し出す)」 てなやり取りの後、周りの人目を気にしつつ舞殿の前で扇を構えてみせるMちゃんモデルにばっちり写真を押さえました(笑) そして舞殿を回って大階段へ。 ここまもちろん迷宮の入り口があったところ。 しかし、浅倉さんが「何処かのサイトさんでも言ってたけど、こんな観光客の多い所でよく出入りしたよね。」と思わず呟いた通り、大階段はにぎわっておりました。 そこから景時さんの結界がどこまで有効だったのか、という話になったり。 だってあんまり短すぎるといきなり11人がかき消える事になっちゃいますよね。 ちなみに、大階段の下での記念撮影。 基本的に同行者が居る時は写真に人を入れたい私は浅倉さんに「入って〜」と頼んで大階段の下へ行かせた上、「この辺?」と立ってくれた浅倉さんに向かって「うん、OK。じゃ、迷宮の扉開けてv」。 「はっ!?」と目を丸くしつつ、扉を開けるアクションをしてくれた浅倉さん、有り難うv(笑) 本殿にお参りしてメル友に絵馬が面白いよ、と言われていたのでそっちも見てみたんですけど、オタク的に面白い物はあんまりなかったです。 もしかして片付けられた?(^^;) でも英語やらハングルやらその他よくわからない言語で書かれた絵馬もあり国際化しているなあ、と感じました。 鎌倉の神様もバイリンガルであることを求められる時代です。 <第八章:若宮大路&雪ノ下教会 〜そのツッコミはNGです!〜> 鶴岡八幡宮を後にして、若宮大路を鎌倉駅方面へ戻ります。 この途中にあるのが、カトリック雪ノ下教会。 ここは多分、迷宮の銀&知盛が出現する教会ではないか、というあたりを付けて行ってみたのですが、外は立ち入り禁止というわけでもないけれど、ドアはしまっている。 さて、どうしようか、という事でそおっと覗いてみると聖堂の中ではオルガンを弾いている方と、静かに祈っている信者の方が数名いらっしゃいました。 もちろん、すぐにそおっと閉めましたがその厳かな雰囲気に、Mちゃんが一言。 「考えてみたら普通クリスマスってミサとかやってますよね?」 Mちゃん、それは!!(^^;) というか、あの神聖な雰囲気の聖堂に知盛って恐ろしく合わない気が・・・・いやいやいや(- -;) ちなみに、ここがスチルの教会とは言い切れる自信はないんですが、ぱっと見た雰囲気は結構似てました。 そしてその後、若宮大路で鳩サブレーで有名な豊島屋さんへ。 目当ては鳩サブレーではありません。 鳩サブレーグッズです。 ・・・・もはやお菓子ですらない(^^;) でも可愛いんですよ〜。 豊島屋さんで何種類かの鳩サブレーグッズを売ってるんですけど、今回私が買ったのは「鳩三郎」v 鳩サブレーをかたどったマスコットキーホルダーなんですけど、裏面にでかでかと「鳩三郎」と刻印されているのが笑いを誘います。 浅倉さんはマグネットセット(コレも可愛かったv鳩サブレーの入れ物とかの形のマグネットの詰め合わせなんです)、Mちゃんは鳩の形のゼムクリップなんかも購入してました。 まあ、グッズを買いつつ、やっぱりサブレーも買いましたけど。 だって美味しいし・・・・(笑) <第九章:極楽寺駅 〜小学生にもまれつつ〜> さて、鎌倉駅まで戻ってきた一行は江ノ電に乗って一路極楽寺駅へ。 実は計画の時点ではここまでは行けないかも、と言っていたんですけど実際には極楽寺に着いた時点で3時前で全然余裕でした。 そして極楽寺駅はというと・・・・小学生が一杯でした(^^;) なんかどうも小学生の下校時間とジャストヒットしてしまったらしく、極楽寺駅の前の道を小学生がぞろぞろと歩いていたんですよ。 そんな小学生達に混じって駅舎に向かってデジカメ構えるお姉さん3人組。 今考えると怪しい(^^;) まあ、極楽寺駅は駅自体が「関東の駅百撰」(だったと思う)に選ばれているぐらいなので観光客がいるのはあんまり地元の人は違和感ないみたいでしたけどね。 |
(←)これは後で鎌倉駅の江ノ電専用売店で買ったんですが、江ノ電駅表キーホルダー。 今、私の職場のロッカーの鍵にぶら下がってますが、どうして極楽寺を買ったんだって聞かれたら答えられない(- -;) 日々、その質問が来ないか冷や冷やしております(笑) |
<第十章:星月夜の井 〜有川家と春日家!?〜> ここは当初の予定にはありませんでした。 というか、ガイドブックにもちょこっとしか触れられていない事も多いし何もないんじゃない?という話になっていたのですが、極楽寺まで思いの外早く来てしまったことだし、駅の写真だけ撮って江ノ電に乗って戻るのもなんとももったいない、ということでちょっと足を伸ばしてみることに。 だいたい、そうですね〜、極楽寺駅から10分ってところでしょうか。 極楽寺駅から行けば、駅を出てすぐにある極楽寺切り通しの坂が下りなので大変ラクチン♪ その切り通しの坂を下りきった道路沿いにいきなりあります(^^;) 今はさすがに井戸には蓋が被せられていて覗けないんですが、その昔は底に昼でも星が見えたとか。 ところで、星月夜の井の横には虚空蔵堂というお堂があるんですが、呪詛払いの時に敦盛さんが開けたお堂はもしやコレ・・・・? などと話しつつ歩いていると、ふっと目に入ったお宅が二軒。 一軒は立派な門構えで中も庭があり木造っぽいどっしりとした母屋が垣根から見えるほどの鎌倉らしい落ち着いた建物で、もう一軒は庭もない普通の建て売りっぽいお宅。 それはまさに! 東:「ちょっと!有川家と春日家がある!」 浅:「あ〜、確かに有川家っぽい。」 M:「普通にあるんですね。こういう並びが。」 東:「だよね、だよね。きっと有川さん家がこの立派な方に蔵と温室足した様なかんじなんだよ!」 浅:「うん、庭も布団10人分ぐらい干せそうだしね。」 M:「お隣さんは普通の家ですし・・・・春日さん家ですね。」 東:「お父さんはサラリーマン、お母さんは専業主婦って感じ?」 浅:「それで望美ちゃんがお隣の庭で遊びに行くんだよね!」 などなど。 人の家で勝手に妄想する迷惑な一行なのでした(^^;) <第十一章:由比ヶ浜 〜待てよ〜v捕まえてごらんなさ〜いv・・・について〜> 星月夜の井を過ぎてついでに由比ヶ浜を見て長谷駅まで歩いちゃおうという話になりました。 ・・・まあ、正直言って東条は極楽寺切り通しの坂を戻るのが面倒だっただけなのですが(^^;) ともかく地図を確認して歩き出してみると、これまたすぐに海岸線に出られました。 昼に天気が持ち直していたので、由比ヶ浜に出てみるとまさに初夏の陽ざしとサーファー達が波に戯れている砂浜という非常に湘南らしい光景が目の前に。 「海だー!!」とテンションの上がるツアー一行。 そして、テンションがあがると大抵ろくな話になりません。 由比ヶ浜の堤防に沿って歩きながら誰かがポツリと呟きます。 「やっぱりここで、望美ちゃんと誰かが「あはは、待てよ〜vv」「ふふふ、捕まえてごらんなさ〜いv」ってやるのかなあ。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今考えると馬鹿みたいな事を言ってますが、盛り上がりました(^^;) どのように盛り上がったかというと。 東:「一番自然にやってくれそうなのってヒノエかなあ?」 浅:「敦盛さんは「あ、すまない」とか言って追いかけてくれなそうだしね。」 M:「弁慶はさんはどうですか?」 東&浅:「奴は追いかけると見せかけて望美ちゃんを罠にはめる」 東:「九郎と望美の場合は本人達は真面目に修行か何かしてるつもりで、周りにはそう見える 感じだよね。」 浅:「うん、で、弁慶とかに突っ込まれて赤くなるんでしょ?」 M:「あ、あと景時さんとか!」 東:「あ〜、景時ならやってくれそう!」 浅:「だね。「待ってよ、望美ちゃーん」とか素で言ってくれるよ。」 M:「そう考えると白虎の二人はできそうじゃないですか?」 東:「いや、譲はやりたくてしょうがないんだけど、常に計画段階で失敗する方が笑える(キッパリ)」 浅:「うわ、ひどっ」 東:「え?だってそう思わない?先輩、追いかけてきてくれ!って思ってるのに望美ちゃんに華 麗にスルーされるの。」 M:「譲、不憫ですね・・・・」 (全員、シュチュエーションの時点で先生を考えに入れていない・・・・) ちなみに、偶然砂浜で小さな男の子と女の子3人ぐらいとお母さんが遊んでいまして、それを見たMちゃんが「きっとあんな感じなんですよ、幼少の頃の有川兄弟と望美ちゃん。」というなど、由比ヶ浜は妄想暴走ぎみでした(^^;) <第十二章:小町通り 〜「五条の縁」発見!〜> 予定のポイントは一通り制覇して、この時点で時刻は4時少し前。 せっかくだしお茶して帰ろう!と長谷駅から再び江ノ電で鎌倉へ。 小町通りの路地に入った所にある「ミルクホール」というレトロな喫茶店で一息入れて、最後にお土産収集です。 職場用に鳩サブレーを購入したところで浅倉さんが同僚でガチャ○ンが好きな同僚の為に鎌倉限定ガチャ○ンを買うと言いまして。 小町通りの小物屋さんへ立ち寄ったのですがそこでなんと! |
発見しましたよ〜!五条の縁!(笑) 念のため解説しておくと、左が牛若丸、右が弁慶だそうです。 着付け及び組み合わせはお店のオリジナル。 ちゃんとキューピーの公式商品で義経とか静御前もあったんですが、当然ながらそっちはキューピーは一体仕様。 どっちも可愛かったんですが、ここは五条の縁だよね!!とこちらをお持ち帰りしました。 ちなみに、この子達は今私の携帯にくっついており、前述の「鳩三郎」と銭洗弁天のおみくじとともに携帯を鎌倉仕様に彩っております。 |
自分へのお土産も他人へのお土産も充実した所でタイムアップとなり、鎌倉遥か3ツアーは幕を下ろしました。 総括してみると私たちの行程は以下の通り。 (スタート:10時) 北鎌倉→円覚寺→東慶寺→源氏山公園→銭洗い弁財天→佐助稲荷→小町通り(お昼) →鶴岡八幡宮→若宮大路→極楽寺→星月夜の井→由比ヶ浜→鎌倉駅(ゴール:16:00) 大体6時間ってところでしょうか。 たぶん、江ノ島とか藤沢まで行こうと思うとちょっとキツイかも。 ただ体力的には最初の源氏山がちょっとキツイぐらいで後は問題ないです。 時間的にもそんなにせかせか歩いていたわけではないので時間に追われた感じもなかったし。 途中買い食いできるスポットやお茶、お昼のスポットには困らないですよ。 紫陽花が咲く季節になると一般人の観光客もいるし、暑くなってくるので大変かも知れませんがそれもまた見所が沢山あっていいかもしれません。 たまにはそんな感じの休日もいいですよ♪ <終章:後日談> 鎌倉ツアーを終えた数日後。 仕事場で浅倉さんが一冊の本を手に駆け寄ってきました。 なんでもそれは鎌倉ツアー前に事前情報を仕入れようと図書館で予約で取り寄せていたものが時間差で届いたものだったんですが、そこには。 「歴史を歌って覚えましょう」なるコーナーが! 試しに是非歌ってみて下さい。メロディーはサザ○さんのメロディーで。 「平家を破った頼朝 鎌倉に 幕府を開いて 征夷大将軍 日本で初めての 武士の政権だ ルルルルル〜 いいくにつくろう♪」 おかしいって!!!(><) しかもこれ4番まであるんですよ!? ちゃんと鎌倉時代が終わるまでの出来事を歌にしてあるの。 私のお気に入りは3番の元寇でした。 全容が気になる方は『散歩の達人 エリアMOOK 鎌倉・江ノ電』P.94参照(笑) なお、同雑誌の2頁後にはオマケのように「歌ってゴシップ 頼朝&政子愛憎劇場(「森のくまさん」のメロディーで)」というのものってます。 ちなみに出だしは 「ある〜日 よりともが マサコに 出会った 伊豆の 流刑地で ふたりは 出会った♪」 気になった方は本屋もしくは図書館へGO!!!(笑) |