プチレポ
〜 執事喫茶探訪(?)編 〜
開店していた時から気にはなっていたのですが、一度も行ったことのなかった執事カフェ。 とうとうチャレンジしてきました〜! ええ・・・いろいろ凄かったっす(笑) ☆Swallowtail(池袋)☆ <2回目ご帰宅時のレポ> ・・・・えーっと(^^;) 実は1回目ご帰宅を果たした際に、あまりにも緊張したので「あ〜も〜、人生一回でい〜や・・・・」と思っていたスワロウテイルだったのですが・・・・。 昨年末、同僚でもあるオタク友だちの浅倉さんが「東条さん!1月に執事取れたよ!!」と満面の笑みで誘う物だから・・・・。 ・・・・ご帰宅してしまいました(- -;) いや、誤解のないように言っておきますが、嬉しかったんですよ? だって前回緊張しすぎでお料理の味をほとんど覚えてなかったし!(・・・・・) ただ今回もその状態だったらどうしよ〜、と言うのだけが懸案事項でした。 とかなんとかいいつつ、当日。 この日のメンバーは1回目とは全然違っていて、東条と予約を取ってくれた浅倉さん(4、5回目ぐらいのご帰宅)と同僚Mちゃん(初帰宅)の3名でした。 一応今回ご帰宅が決まったので慌てて前回言った時にもらったメンバー登録のカードを探してきて財布の中にいれたし、よし! ということで、行ってみることに。 今回は2回目なのでちゃんと入り口で『お出迎え』があることも把握しているので少しだけ余裕です。 ドアマンさんに「お嬢様方、こちらでお待ち下さい」と言われても動揺しませんよ〜。 しかも今回は初帰宅のMちゃんがいるので『お出迎え』最前列という緊張の役目はもちろんMちゃんに 今回、お出迎えしていただいた執事さんは麻生さん、フットマンさんは葵さんでした。 前回は執事の藤堂さんがすごくよかったんですが、今回はフットマンの葵さんがものすごく面白かったです。 というか、いちいち笑わせてくれるんですよ。 新年メニューを説明しながら「なにやら体に良さそうなメニューが並んでおります」とか、後でお料理を運んで来てくれた時も「こちらのイチゴは千葉の農家の〜さんがお作りになった物でございます」とか。 一番面白かったのは「本日のデザート」の説明ですかね。 「本日のデザート、と申しますと日替わりのメニューのようですが、そうではございません。こちらはシェフの気まぐれで用意させて頂いております。 ということは、今日と明日が同じ物であってもいいわけでございます。なにぶん、気まぐれですから。けれど、気まぐれですから、今私がご案内します本日のデザートが出てくる時には変わっている可能性もございます。 そんな瞬間に立ち会えますと大変貴重な場面となりますね。」 ・・・・たしかこんな感じ(笑) そっか、気まぐれなんだ〜、とくすくす笑う私たちに葵さんは非常に満足そうでした。 残念ながら本日のデザートが「気まぐれ」で切り替わる瞬間には出会えませんでしたけど(笑) 今回はちょうどお昼時のご帰宅だったので、アフタヌーン・ティーではなくてランチを頂きました。 私はキッシュとサラダと「本日のデザート」のセット。 紅茶は「スワロウテイル・セカンド・フラッシュ」。 今回はちゃんと味も覚えてましたよ〜! すっごく美味しかったです(笑) 相変わらず紅茶は良い香りでしたし、「本日のデザート」もチーズクリームのシュークリームで美味しかったv キッシュはちょっと食べにくかったけど頑張りました。 ちなみに今回のチャレンジは、ベルを鳴らしてお手洗いにいくこと!!! ・・・・どーよ、それは(- -;) 思わず自分で突っ込んでしまいたくなるような内容ではありましたが、大変でした、思ったより。 つーか、恥ずかしいってあれ(笑) ちりんっとならして(今回は気が付いてもらいましたよ〜〜)飛んできてくれた葵さんに「・・・・すいません、お手洗いに・・・・」といった時の恥ずかしさは忘れません(/// ) ちなみに、帰りはものすごい早足で席まで一人で帰り着きました。 ふ〜、やれやれ。 後日、この時に誘ってくれた浅倉さんがスワロウテイル本(アニメイトとか冬コミで販売していたそうです)を貸してくれたんですが、そこに載っていたフットマンさん&執事さんへのアンケートが大爆笑でした。 だって項目が「好きな紅茶」や「好きなカップ」はともかく「お屋敷で働くきっかけ」や「お屋敷で自分が担当している仕事」ですよ!? しかもまた、答え方が面白いんだ。 特にヒットは「お屋敷で働くきっかけ」と「お嬢様へ一言」です。 「お屋敷で働くきっかけ」なんかはもはや設定ですね(笑) だって文のはじまりが「ある日・・・・」から始まる人がいるんですよ。 大旦那様に拾われたというのが定番のシュチュエーションのようですが、拾われた理由も様々でかなり笑えます。 アレを読むと「次、行ったらこの人に会えないかなあ」とか思っちゃいますね。 私がダントツで気になるのは伽地さん! 名前の後になぜか(紅茶の龍)と書いてある理由を聞いてみたいです(><) <1回目ご帰宅時のレポ> もう、大分有名になりましたよね〜、池袋乙女ロードの名物店、執事喫茶「スワロウテイル」。 予約で一杯という話を聞いていたので駄目だろうと諦めていたのですが、知らぬうちに元相方の洛井の姉君が常連さんになっていまして。 「私も行きたい!」と言った所、なんと予約取ってくださいました。 というわけで、行ってきました!執事喫茶♪ ・・・・けど、いや〜、もう・・・・すっごい緊張した(^^;) とにかく緊張しっぱなしでしたよ。 だって入店から試練ですよ。 入り口が左右にあって、最初に出てきた受付のお兄さんが予約を確認し、「こちらのドアからお出迎え致しますのでお待ち下さい。」 ・・・・は?(汗) お出迎えって何!?と急にオロオロしだす東条を、無情にも二度目のご帰宅の洛井と、すでに二十回以上ご帰宅している洛井姉はドアの前へ押し出します。 な、何が起こるんよ!?とびくびくしているとさっとドアが開いて大変落ち着いた大人の男性と、若い(ちょっとオリエン○ルラジオのアッちゃん似の)男性が。 おもむろに大人の男性の方が頭を下げて。 「お帰りなさいませ、お嬢様。」 うわお、なんと理知的な素敵なお声・・・・と思いつつ、庶民の私はどこへ身を置けばいいのかもわかりません。 オロオロしているうちに、挨拶をしてくれた男性が。 「私は執事の藤堂でございます。こちらは(若い男性をさして)本日のフットマンの月嶋でございます。」 は、はあ・・・・というわけで、今回の執事さんは藤堂さんとおっしゃる素敵な紳士でした。 藤堂さんは本当に素敵でしたよvv 割合と年配の方なんですが、う〜ん、恋シュミでいうならルヴァ様系? 柔らかい笑顔が素敵でした。 けど私執事カフェというからには全員執事かと思っていました。 でも考えてみたら執事ってそんな何人もいらないですよね。 一人でたくさんの使用人を如何に主人のために使えるか、というのが執事さんの有能さだと聞いたこともありました。 要するに、スワロウテイルでは出迎え&お見送りをしてくれるのが執事さん、実際に給仕などをしてくれるのがフットマンさんのようでした。 さてさて、なんとか入り口を潜ったはよかったのですが、その後がまた大変でした。 だいたい東条は席に座るのに椅子引いてもらうなんて人生に数えるほどしかありません! 藤堂さんは私達を席までおくり、引き続くのはフットマンの月嶋さん。 メニューを渡して説明をしてくれるんですが、これがまたえらく丁寧なこと。 けど、その話を聞いていたはずなのにメニューを見て頭真っ白になりました。 いや、とにかく紅茶の種類は多いしアフタヌーンティーセットとかも何種類かあるし。 結構迷った結果、スコーン1種類、プチケーキ3種類、サンドイッチ3種類というアフタヌーンセットを頼んでみることに。 紅茶は普通のでもあまり面白くないのでペパーミントアッサムというのにしてみました。 やっとこさ注文を出して、やっと店内を見回す余裕ができました。 で、眺めてみるに意外と広いんです、これが。 席はフロアの中央に4人がけのテーブルと壁際にカーテンで仕切った2〜3人がけと思われるソファー席があって、家具などはあまりない。 天井のシャンデリアとキャビネット2つ、ティーセットなどが飾ってあるショーケースぐらいですかね、目立ってたのは。 そしてフロアにはフットマンさんたちが一杯(笑) 燕尾服をきちっと着ると男性は絵になりますね〜。 彼らはテーブルで「ちりんちりん」っとベルの音がするとサッと駆けつけてくれます。 このあたりは噂で聞いていたので、なるほどこれが執事喫茶かと思い同行者の洛井姉妹に「紅茶をついでほしい時とかに鳴らすんですよね。」と話題を振ってみた所。 相方が一言、「なんでもベルを鳴らすんだよ。トイレの時もね。」 ・・・・・・・・・・は?(大汗) 言われてみればフットマンさんに先導されて行く女性がちらほらと。 なんつーか、すごい(^^;) 庶民感覚的には「ちょっとトイレに行きたいんですけど」って宣言するのって結構羞恥プレイなんじゃ・・・・お嬢様ってすごい(<なんか違う) なんて思っていると、お料理が運ばれてきます。 おお、すごい!あのイギリス文学で見るアフタヌーンティーの台ですよ! なんか本場では三段なんかじゃすまないぐらいがっちり食べてたらしいですが、私が頼んだアフタヌーンティーセットは三段でした。 そして注文の品を私達の担当のフットマンさんが運んできてくれるんですが、それじゃ終わらないんですよ? なんとお料理の説明とかしてくれるんですよ!? もちろんそんな事は知らない私にフットマンさんは一言。 「お料理の説明は致しましょうか?」 「・・・・・え?」 焦りました(^^;) ど、どうしようとか思っていたら洛井が「彼女は初めてなんでお願いします」と言ってくれました。 ちなみに、フットマンさんはアフタヌーンティーの三段の内容を全部教えて下さいました。 ティーカップの説明ももちろんしてくれます。 今回の私達のカップは全員ノリタケでしたが、スワロウテイルでは何回か来店したお嬢様はカップを選べるようになるそうです。 ちなみに、今回の同行者、洛井姉君はもちろんその資格を持っているのですが、「おまかせで」と注文時に頼んでいたので、私達と合わせてくれたようです。 まあ、ティーセットのレベルは洛井姉君のほうがずっと良い物が出てましたけどね。 少々脱線しますが、このスワロウテイル特典制では何度も来店すると名前を呼んでもらえるようになるそうです。 何回通ったらかは忘れたんですけど、洛井姉君は二十数回でばっちり呼ばれてました。 ちなみにPNで。 ちょこっと、私も「瞠お嬢様」とか呼ばれてみたいvv・・・・と思って、シュミレーションして数秒で挫折しました。 半徹夜で原稿書いて、1000枚コピーして、流血しながら製本するお嬢様がいるか!!(- -;) 閑話休題。 アフタヌーンティーセットは美味しかったです・・・・と、思います。 なぜこんな不安な書き方かというと、店(失礼、お屋敷)を出た後、味が思い出せなかった(汗) え〜っと、初めてスコーンにクロテッドクリームをつけて食べたんですけど、それがすごく美味しかったです・・・・たぶん(<本気で夢の中のように曖昧な記憶なんですって・汗) あ、でも相方の食べていたランチのビーフシチューがすごく美味しかったのは覚えてます。 たまに酸味が強いビーフシチューとかがあるんですけど、スワロウテイルのはとってもまろやかで、肉も軟らかいし、美味しかったです。 ちなみに、ティーセットの味は曖昧ですが、紅茶の味はばっちり覚えてますよ〜。 キシリトールの味!!! ・・・・覚えていないほうがよかったでしょうか・・・・(汗) ペパーミントなので鼻に抜ける清涼感があるんですよね。 味はもちろん紅茶の味なんですけど、紅茶の味って=香りみたいなところがありますので、イメージはキシリトールの味でした。 もちろん食べる間も庶民の緊張は続きますよ〜。 まず、アフタヌーンティーセットの皿は自分で降ろしちゃいけません。 一皿目は説明と一緒にフットマンさんが降ろしてくれたわけですが、二皿目は遂にあのベルをっ! ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ な、鳴らせない(- -;) 洛井に早く鳴らしてみなよ、と言われつつ固まっていたらよほど行き詰まったオーラが出ていたのでしょうか、担当フットマンの月嶋さんがさっと近寄ってきて「次のお皿をおとりしましょうか?」と聞いてくれました。 東条が無事にベルを鳴らせたのはアフタヌーンティーセット最後のお皿だけでした。 しかも内心汗ダラダラでちりんっと鳴らしたら、ビビリ過ぎたのか気づいてもらえませんでした(泣) ま〜、緊張のティータイムは続いているわけですが、アフタヌーンティーセットも最後のお皿を食べる頃になると少し余裕が出てきて、はたと気がつきます。 このままではただビビっていただけで、何のネタにもなっていない!! そろそろ何かやらかさねばならないのか!? レポを書かねばならないのか、という使命感とお嬢様はどんなボケをするのかというわけのわからないことで東条が悩み出した時。 相棒の洛井がベルをちりん♪ すぐさま痩身で声が置鮎さん系の素敵なフットマンさんが飛んできてくれます。 「ご用でしょうか、お嬢様。」 「ちょっとおトイレに。」 「はい、かしこまりました。」 おお〜、これがトイレにも案内してくれるってやつなのか。洛井の奴、慣れてるな〜と感心する東条の横でフットマンさんが椅子を引き、洛井が立ち上が ―― がしゃんっ!! 響き渡る机を下から蹴り上げたような音。 否、まさしく洛井が立ち上がろうかという所で太ももで机にぶつかった音でした。 もちろん、私と洛井姉君は大爆笑ですよ。 椅子を引いてくれたフットマンさんも驚いて謝っていましたし、他の少し中年ぐらいの燕尾服の似合うフットマンさんも駆けつけてくれたんですが、駆けつけてくれたフットマンさんも笑ってました(笑) 食事もあらかた終わっていて零れたり割れたりしたものがなかったので、逆にコント的に大うけ。 ちなみに、そのままトイレに先導されていった洛井は椅子を引いてくれたフットマンさんに「机蹴っちゃってすみません」と謝ったそうです。 それに対するフットマンさんは照れたように笑って「いえ、私の椅子の引き方が悪かったんです。」と言われたそうです。 フットマンといえど、やはり人間。 色々失敗はあるようでして、洛井と姉君が前回来た時のフットマンさんはティーカップの説明の所で固まってしまったんだとか(笑) 私達が店にいる間に、ベテランぽいフットマンさんが床で滑るという珍しいシーンを目撃しましたが、燕尾服でぱりっと決めた男性が照れ笑いをしているのって、なかなか魅力的ですよね。 スワロウテイルにご帰宅する時は、そんなレアな姿を探してみるのも一興かも。 楽しい時間、なんだか緊張の時間何だかわけわからないながらもそれなりに(これだけレポかいといてそれなりもなにもないもんですが)楽しんで、そろそろお時間。 どうなるのかな〜と思っていたら執事の藤堂さんがフットマンの月嶋さんを連れて私達のテーブルまで来て「お嬢様、お見送りにまいりました。」。 会計はこの時点ですでにテーブルですましているので席を立つわけですが・・・・また椅子を引いてくれるのを忘れそうになる東条(^^;) 最後まで庶民をさらけ出しつつ、玄関まで行くと藤堂さんは穏やかな笑みを浮かべて 「お嬢様、お屋敷の周りの雨はやんだようでございます。どうぞご散策などなさってくださいませ。」と送り出して下さいました。 「ありがとうございます〜。」と外に出て、一気に現実に戻ってきた気分。 ・・・・ところで、後で気がついたのですが散策ってア○メイトとかK−○OOKSとかの事だったのでしょうか(笑) まあ、メイド喫茶のほうが東条はもちろん気分的にはラクチンですが、スワロウテイル、面白かったです。 ちょっとした別世界を楽しめる感じです。 今度は誕生日に行ってみようと言い合いつつ、スワロウテイルを後にしました。 |