「英国探偵ミステリア」について


<基本事項>
発売元:花梨エンターテイメント
ジャンル:恋愛シュミレーション
ハード:PSP


今まで「かたり」コーナーに花梨エンターテイメントさんのゲームレビューは一度も載せてなかったんですが、実は東条は結構、花梨さん応援隊だったりします。
という、いきなりの告白から入った理由は・・・これからちょっと暴言吐くからで(^^;)
しかし、何よりまずいいですか?

おめでとうっっっ!!
そしてありがとうっっっ!!(><)


・・・意味がわからんって目が点になった方、これから説明しますからね〜(笑)
いや、あらかじめ言ったように、東条は『英国探偵ミステリア』を出した花梨エンターテイメントさんはかなり前から応援はしていたんですよ。それこそ、オトメゲーム1作目の『プリナイ』の頃から。
なんせキャラデザは可愛いし、設定も面白い。
前宣文句もかなり期待できそうなものも多かったですし。
というわけで、常に乙女ゲームが発売されると欠かさず買っていたんですが・・・いかんせん、シナリオが・・・ちょっとオススメ!と太鼓判を押すには・・・(- -;)
あ、ここまでの花梨さんの作品がすごく好きって方には申し訳ありませんm(_ _)m
が、私にはどうしても「あとちょっと話を詰めてくれれば!!」と歯がみするような事が多くて、今まではHPにもブログにもほとんど書いてなかったんですよねえ。
で・す・が!
今回の『ミステリア』はやってくれました!!
面白かったですよ、シナリオが!(><)
花梨さんの作られるキャラクターや世界観はもともと魅力的なので、今回はシナリオも揃ってばっちりです!!
待ってましたよ、このシナリオを!!!(><)
という、花梨さんを見守る会的な発言が↑の太字大文字につながってるわけです(笑)
というわけで、おおざっぱなストーリーのご紹介。


<ストーリー>
舞台は19世紀末のロンドン。
産業革命も進み、世界の大国として華やかな文化が花開く一方、労働者階級の貧困が深刻化しロンドンに犯罪の闇を生み出している時代。
主人公、エミリー・ホワイトリーは幼い頃に両親を殺され、若くしてホワイトリー家を継ぎ、社交界デビューのために両親の死の真相を探るという決意を胸に、数年ぶりにロンドンへと帰ってきた。
ところが、華々しい女王陛下のパーティーに参加するためにバッキンガム宮殿に訪れたエミリーは予期せぬ事件に巻き込まれ、それを持ち前の機転で解決する。
その活躍を認められ、エミリーは「女王陛下の指輪」を託され、その推薦を受けて、ハリントン学園の探偵クラスで学ぶことに。
そこには、名探偵の息子や姪、個性的なクラスメイト達がいて、エミリーは様々な事件に巻き込まれていくことになるのだが・・・・。


といった感じ。
推理物なので話の筋が混乱したら一発でアウトなんですけど、わりとすっきりまとめられてます。
もともと私は推理小説はクリスティーから綾辻行人まで幅広く読んでいる方なので、大好きなんで、ストーリー的にも私のツボでした。
だってマープルの孫がいるんだよ!?
つか、マープルは「ミス」なはずなんだけど(笑)
いや、いいんだ。別に「あの」ミス・マープルの孫って言ってるわけじゃないし。
セント・ミード村の話出てきたけど(笑)
↑の3行でネタがわかって、かつ、まだミステリアをプレイしてないって人はぜひやるべきだと思います!
絶対楽しめるから!
まあ、マープルだけじゃなく探偵学園でキャラクターがわいわいやっているのも結構楽しいです。
何度もいうけど、花梨さんのキャラクターは絶妙に魅力的なのでvvv


<システム>
行動選択制のノベルシミュレーションです。
行動選択時にはタイムゲージがあるのでやや焦りますが、もし慌てて間違った選択肢を選んだとしても「一つ前の選択肢に戻る」という超便利なワープ機能があるので、あんまり問題はないですよ。
好感度も「きらきら〜」となって教えてくれるシステムもあるから、個別の好感度はわかりやすく調整できますし。
メインキャラクター5人にそれぞれ個別ルートがあり、一人ED2個(GOODとSAD)。
プラスサブキャラ(マープルと小林)EDが2つあります。
難を言えば共通ルートがやや長いかなって感じですが、そこは2週目からは選択肢ごとのワープが可能なので、かなり縮めることができました。
あと主人公が推理をするところの選択肢が想像していたより難しかったかな。
いや、まじめにテキスト読んでればちゃんと解けるんですけど、↑で書いたとおり今回『ミステリア』は選択肢を選ぶのが時限制なので「あ”!?」とか思ってぼやぼやしてるとTIME OVERになります(^^;)
あと共通ルート→個別ルートの流れがきちっとしててそれがわかりやすかったかな。
共通ルートの根底にある事件については、個別ルートに入ると出てこなくなるんですが、それがうまく不自然じゃない形にできてると思います。
そして多分、全員クリアすると、共通ルートの根底にある事件の真相がわかります。
・・・やめられないパターンです(^^;)


さて、以下は書くキャラルート語りです。
以下のリンクから飛んでください。上からスクロールすれば順番に見られます。

エミリー・ホワイトリー  エルロック・ホームズ  ウィリアム・H・ワトソン  ジャン・ルパン

ジャック・ミラーズ  明智健一郎  真相  サブキャラクター


















































<エミリーホワイトリー>
毎回の主人公びいきで恐縮なのですが、エミリー、超可愛いvvv
まあ、エミリーはかなり久しぶりのボイス付きヒロインなので、ダメな人はダメかなあ、と思うんですが、私はすごく可愛く思えて、今はすっかり虜ですv
なんかねえ、素直に可愛いんですよね、エミリー。
芯が通ったお嬢様っていう設定を地でいってるなあ、っていうのもあるんですが、なんていうか育ちがいいっていうのか。
ある意味で、ジャックなんかと対照的な育ち方をしているわけなんですが、貧民街の人に対しても哀れみでもなく、当たり前のように「手を差し出さなくっちゃ」って思うタイプというか。
その反面、エミリー自身は結構恵まれているけど、同時に孤独な子でもあるんですよね。
両親は8つの時に殺されちゃってるし、ずっと田舎で隠されるように育っていたから、ワトソンルートや真相でちらっと言われているみたいに、ずっと友達らしい友達もいなかったっぽいですし。
その割に真っ直ぐなのは、使用人達が一生懸命、小さなお嬢様を育てたんだろうなあ、と想像してみたりしました。
とりあえずペンデルトンは『女の子の健やかな育て方』とか『レディーに相応しい教育』とかのタイトルの本を熟読していたら笑える(笑)
まあ、こんな可愛らしいお嬢様なら愛でたくもなりますよね。
外見云々っていうより、素直さや意外に機転が利くところとか、ちょっと意地っ張りなとことか、とりあえず全部可愛いっす(<表現を放棄してるな・汗)






























<エルロック・ホームズ>
前宣、共通ルートから「こいつ公式ヒーローっぽいなあ」という偏見からとりあえずチョイス(笑)
しかし・・・私の中でCV.鈴木千尋さん=ノエルのイメージは強すぎるせいか、たびたびノエルがオーバーラップしたのには参りました(^^;)
や、ホームズも結構べらべらしゃべるせいかもしれないんですが。
まあ、ホームズはノエルよりかなり素直じゃなくて、かなり意地っ張りですけどね〜〜。
個別ルートに入ってからは何度「おまえっっっ!」とワトソンばりに叫んだことか。
あ、ホームズルートにおけるワトソンは男前発言が多すぎると思います(そこ!?)
共通ルートを進めている時には、エミリーとワトソンの組み合わせはぶっちゃけちょっと不安・・・と思っていたんですが、ホームズルートでのワトソンを見ていて「こいつなら体はってエミリーを助けてくれるわ」って思った。
いかんいかん、ホームズルートについて書いているのに、ワトソンばかりほめてどうする(^^;)

つか、ホームズルートは周りのファインプレーが多すぎるんですよねえ。
ワトソンはもう書きましたが、あとはルパン。
ロンドン塔からエミリーをさらってくれた時には「ルパン、ファインプレー!」と思わず呟きましたから。
いやもう、あのホームズが良い感じで追い詰められていて、かつエミリーに対しての気持ちも中途半端な状態っていうあのシーンで、目の前で宿敵に大事な女の子をさらわれるって美味しすぎるでしょ!
そしてロンドン塔の屋上でチェス・・・
何故にチェスっっ!(笑)
この英国紳士達めー!とツッコミながらも、あの無駄な優雅さがいかにもですごくお気に入りです(笑)
そしてホームズルートはエミリーとホームズのつかず離れずの距離がめっちゃイライラしましたわ〜。
でも、多分ホームズルートで一番イライラしたのは、プレイヤーでも彼らの友人達でもなく、
モラン大佐だと思います(笑)
だってね?
なんか事件も大詰めで、足下に地獄の釜が口を開けて待ってる状態で「これはどう考えても犯人が自殺パターンだよな?」と思うような場面で・・・・なんか告白大会になってるけど!?( ̄□ ̄;)Σ!!
いや、良いシーンなんですよ!?
ホームズもエミリーも一生懸命で可愛いし。
けどね?
それ目の前のモラン大佐の立場は!?
・・・・絶対プレイヤーの大半が突っ込んだと思います(笑)
そして突っ込みたくなるようなシーンを経て、EDかと思いきや、まさかのまだお互いはっきりしない展開(^^;)
一週目のプレイだけあって、あれには「このままストーリーがしまらなかったらどうしよう」と危惧しましたが、その後の屋上告白がすごく良かったので良かったと思います。
つか、全員で白々しい芝居をした上にさらにでばがめっていうのが楽しすぎた!
ああいうEDを迎えても、なんかみんなでわいわいしてるのは大好きなので、嬉しかったです。
しかしほんと、ワトソンの言じゃないですけど、ED後はまさにVSペンデルトンですよねえ。
がんばってエミリーを幸せにして欲しい所です。





























<ウィリアム・H・ワトソン>
ここまでホームズ→ジャックと攻略してきて、薄々は思っていたんですけど、
ワトソンは男前でしたっ(><)
本人はルート中なんども「俺は平凡な男だから」とか「弱いけど」とか言うけど、いや、全然そんなことないから!!
そもそもホームズのフォロー役としてなかなか人間できてるところを見せつけていたワトソンですが、他キャラのルートの時もちょいちょいエミリーが好きっぽい言動をしてるじゃないですか。
ホームズの時もエミリーと距離を置こうとしてるのをすっごい怒ってくれたりとか、ジャックの時もエミリーを守りたいって覚悟を見せたら認めてくれたりとか。
で、ずっと「ワトソンってそんなにエミリーが好きなのかなあ」と思っていたら、ワトソンの個別ルートに入って初めて知る事実。
初恋の彼女だったわけね!!
・・・がってん(笑)
そりゃ特別ですよねえ。
しかもバッキンガム宮殿での出会いから、ワトソンの方はすぐに彼女だってわかったみたいですし。
そしてハドソンの名言「ワトソンはみんなには親切なの。あなたにはとびきり優しいのよ。」!
あれはまさしく言い当ててると思いますよ〜。
そして今回シナリオがうまいなあ、と思わせるのはそれを素直に納得できる作りになってることですね。
ワトソンは誰にでも優しいキャラではあるんですが、確かにエミリーには何かが違うんですよ。
だから変な不誠実感とか、うさんくさい感じがない。
素直にまっすぐにエミリーを思っているっていうのがワトソンルートの中心にあって、それが良かったです。
だからこそいろいろ迷うところもありますけどねえ。
あ、でもワトソンルートでジャックが敵として出て来たのはいろいろ「あ”ーーーーー!!」って思いました(^^;)
モラン大佐に殺されるかと思ったところでかばってくれたのは良かったけどね〜。
最終的には生き延びてるっぽいので、幸運を祈ります・・・そしてワトソンルート終わった後は、ジャックルートリプレイ(^^;)

閑話休題。
で、ワトソンルートですよ。
いやもう、ワトソンの個別ルートはワトソンの男前さを遺憾なく発揮したルートだったと思いますねえ。
エミリーのためにっていうのはジャックと被るところもあるんですが、ワトソンの場合は、とにかくエミリーに幸せでいてほしい、安全でいて欲しいっていうもう一歩上の欲求なんですよね。
だからエミリーも守られてばっかり、と葛藤するんですが。
でもワトソンの場合はその守りたいっていうのが押しつけがましくなるギリギリ一歩手前だったのがうまかったと思います。
だから「こいつ頼りになるじゃないか!」って思わせてくれるというか。
明智と刀VS素手で稽古してたのには驚きましたが(笑)
つか、モラン大佐との対決を見るに、ワトソンは結構狙撃もいけそうなのに、ガチで拳勝負ですよね(^^;)
いや、らしいからいいけど。
そしてモラン大佐か守った後のキススチルはかなりのキュンでした〜〜。
いやあもう、あれだけでも結構満足だったのに、その後、さらにお屋敷での告白。
あれも「さすがは男前!」と太鼓判を押してあげたくなるほど誠実さ全開でしたけど・・・
あの跡の微妙な暗転は?(笑)
あれはちょっと突っ込みましたね。「え!?ここで暗転( ̄□ ̄;)Σ!?」
まあ、時間的にはたいしたことないっぽいですから安心ですが(笑)
でもね!
ワトソンはお泊まり旅行誘っちゃうからね!(笑)
そして思い出の場所で指輪交換・・・どんだけっっっ(><)
またエミリーが語る夢がめちゃめちゃ可愛いんですよ!
あの場面は完全にワトソンの心情にシンクロしましたね。あれは抱きしめなかったら男じゃない!(笑)
なんかもう、ワトソンルートは、ワトソンに任せておけばエミリーを必ず幸せにしてくれるだろうって確信できて良かったです。
改めて、ワトソン男前だったわ〜〜〜(笑)































<ジャン・ルパン>
共通ルートのルパンの章で1週目、素直に目を閉じたままにしてて、度肝を抜かれました(笑)
だって、まだ共通ルートなのに!
この後、ホームズルートに入るつもりなのに!
エミリーのファーストキスが奪われた( ̄□ ̄;)Σ!!
驚きませんでした!?
10カウントはルパンルートのキーワードでしたけど、最初から飛ばしてくるな、こいつと(笑)
つか、あの共通ルートの暴挙は誰かとの幸せなEDにたどり着いた後、大問題になると思うんですが。
とりあえず、ホームズ、明智は意地でもルパンをロンドン塔へぶち込もうとするだとうねえ。
あ、ジャックとワトソンは殺りにいきそうです(笑)
そんなネタでドタバタ劇を書いてみたいvv

あ、共通ルートの衝撃の展開ばかり話してしまいましたが、個別ルートのお話。
個別ルートはわりと早々にルーピンが正体を現した気がしますね。
まあ・・・・正体を現すタイミングが、カッコイイのか間抜けなのかは判断しがたいところではありますが(いや、だってそこで正体表すぐらいなら、違う場所通ろうよ!って思いませんでした?笑)
でもそこからの展開はちょっと予想外だったかなあ。
スペルハウンドと絡んでいるだろうなっていうのはなんとなく予想してたんですが、あんな風にエミリーとルパンが交錯していくことになるとは思ってなかったです。
もっと「捕まえられるなら捕まえてごらんよ」「いいわ、私が絶対捕まえるんだから!!」みたいなノリになるのかと思ってました(どんな!?)
あ、でも個別ルートでも谷に落ちて、洞窟で一夜を過ごしたところで、やっぱり度肝抜かれましたけどね。
だって、
エミリー裸っっっっ( ̄□ ̄;)Σ!!
意外と可愛いスチルとシーンに誤魔化されてますけど、まさかエミリーの生足が拝めようとは・・・。
つか胸大きいな・・・・ごほんげほんっっっ!!
と、思わず親父発言をかましてしまいそうになるほど衝撃スチルでした(^^;)
でもあのシーン結構好きですよ〜。ルパンの本音がだだ漏れなところが(笑)
だって抱きしめて「暖かいな・・・・」と「ずっと側に・・・・」って。
あの台詞あたりで、「あ〜、この辺でもうエミリーに恋してるんだなあ」と思った気がします。
だけどね、キャラソンで「ロマンチストで嘘つきな」って歌っちゃうぐらいだからね。
そう簡単には捕まってくれないのが、ルパンですよ。
つか、あの後のルパンの行動はいちいちルパンの気持ちを深読みしまくりました。
だって10カウントでキスまでして消えておきながら、ルーピンとして学園に現れてみたり、最後の方なんか「これでさよならだ」みたいな事を言ったくせに、教室へ現れてみたり。
個人的には、一回一回は本当に別れを告げる気なんだけど、もう会わないんだって決めるたびに、どうしても「そんなの無理だ!」ってなって会いに行っちゃって、って展開を妄想しました。

まあ、ラストは本当にそんな事言ってますしね。
「世界中の宝を盗んでから、君を盗みに行くつもりだったのに、一週間で限界だった」って台詞には笑いましたが。
だって一週間悶々としていたわけでしょ?
「僕はもう彼女に会わない方がいいんだ・・・・」とか思っているものの、ホワイトリー邸にうっかり様子見に行っちゃって、落ち込んでるエミリーの姿を見て「・・・・くそっ・・・・!」とかなってるといいと思いますよ。
で、落ち込んでるエミリーをホームズやワトソンが慰めて、誠実な彼らとエミリーが恋に落ちるかも、とか思ってやきもきしたりとか。
いいね、萌える!!(笑)
ラストのプロポーズまがいの気障な行動もルパンらしくて良かったです。
一瞬姿を消した意味とかも、実のところはよくわからないけど、あの後ろからエミリーを抱きしめたスチルから妄想を広げたい感じですね。
あの後ろからエミリーを抱きしめてるルパンの、なんとも照れくさそうな、嬉しそうな顔が結構好きですv
あとエミリーからキスしてもらって驚いてるのも壁紙にしたいぐらい可愛いv
そしてルパンルート一番のツボは、勢い込んでエミリーにキスするところでした。
あの、ディープキスにくらくらして、大丈夫って問いかけに首を横にふるエミリーに、やけに戸惑ったような感じで「ああ・・・・うん、そうだろうな」っていうのにちょっとやられました。
「すまない、ちょっとだけ火がついた」って、危うく窒息死させそうになるキスがちょっとだけですか!(笑)
エミリー、がんば(笑)

そして、ルパンは意外とSADルートもありかなって思います。
あのバラの花から始まる恋もありかな、と。
結構あのSADでの二人のやりとりも好きなんですよね。
探偵と怪盗の禁断の恋って感じでv


































<ジャック・ミラーズ>
1週目でものすごく気になったので迷わず2週目の攻略対象に選んだんですが、この人、
1週目では攻略できないんですね(^^;)
ガルスタで知って「危なかった〜(^^;)」と苦笑しました。
や、ね?1週目にして、「異端児ジャック」の章ですでに「な、なにこの二人の関係(><)」と心を持って行かれたぐらい、ジャックとエミリーは組み合わせが大好きですv
「異端児ジャック」の章でエミリーがジャックとコミュニケーションを取るために手紙を交換しようと言い出した時には
「文通( ̄□ ̄;)Σ!!」と思いましたけど、それがまた可愛いっっ。
ずっと「お手紙こないなあ・・・」ってジャックを追いかけてるエミリーと「いつ渡せって言うんだよ・・・くそ」と困り切ってるジャックを想像しただけで悶絶しましたからね。
それまでの生い立ちでジャック自身が自分を人だと思ってないようなところがあると思うので、ちゃんと「お友達になりましょう」という態度をとってくるエミリーがものすごく奇異なものに見えたんだろうなあ、と。
「ピクニック・パニック」の章(余談ですがこの章は絶対こんな可愛い内容じゃないと思うよ・笑)で、みんなをお昼に誘った後、最後にジャックを誘いに行く展開になっただけでも私は悶絶だったのに、エミリーの行動が「黙ってジャックの手を引く」ですよ!?!?
しかもジャックが振り払わないんですよ!?
くっそ可愛いっっっ!!OTL
・・・失礼しました、取り乱しました(笑)
けど、本当にこの共通ルートでのエミリーのジャックに対するかまいっぷりがあるから、個別ルートに入っても不自然さが少ないんでしょうねえ。

というわけで、個別ルートに突入してからは、予想はしていたけどがんがん切ない展開になっていきますよねえ。
割と早々にジャックの犯行現場をエミリーが目撃したのには驚いたけど。
でもあれでエミリーがちゃんと「怖い」って思ったのも良かったと思います。いくら大事な友人だと思っていてもそりゃ容赦なく人を殺した現場に立ち会ったら怖いって。
その恐怖をわかっていて、それでもジャックに会いたいって思い出したあたりから、エミリーの恋は本格始動って感じですよねえ。
あ、ジャックの方は本人も言ってますが、相当前からエミリーを好きだと思います(笑)
だってねえ、そりゃ惚れるよね?(^^;)
でもそれ故に、エミリーを殺せないって悩みが長々続くのかと思いきや、意外とその辺は早々に片付いて、むしろ何が何でもエミリーを守りたいっていう方にいったのは意外でした。
でもよかった。超良かったっっ!(><)
そしてジャックルートは
マジでヤードうぜえって思ったは(<酷っ)
ごめんよ、レストレード警部(^^;)でもうざかったですよね!?
もう、ジャックは必死なんだから!行かせてあげて!!と何度思ったことか。
あ、でもヤードはうざかったけど、ワトソンは超おいしかったと思います。
ジャックの事を信じてホワイトリー邸に入れてくれる所とか、最後の屋根の上の対決の時とか。
屋根の上の対決のところはホームズもなかなかかっこよかったですけどね。
しかしワトソンはかなりの男を見せてたと思いますよ。
あー・・・、でも、ジャックルートはバッドEDへの落とし穴満載で参りました。
何度かエミリーが殺されちゃったもんなあ(T T)
別にスチルもなければEDリストもない殺されバッドEDは、本当に敗北感だけが残ります・・・。
おっと話がずれた。
でもジャックの個別ルートはそんな感じでエミリーもジャックもお互いギリギリのラインを走っているせいか、刹那的な儚さみたいなのがずっとありますよねえ。
最後の一晩とか泣きましたからねえ。
だって悲恋フラグ立ちまくりだったじゃないですか。あのキスシーンスチルは涙で見えなかったね(そこまでか・汗)
色っぽい事は全然なくて、二人でずっと話をして、エミリーが眠っちゃってもジャックはずっとエミリーの寝顔を見ていたんだろうなあ、とか思うともうっ(><)
だからホント、最後の逆転劇には歓声を上げましたね。
ペンデルトンの正体もちらりと見えたし。
そしてペンデルトンはあんな事を言ってるけど、実のところ「・・・といっても、お嬢様の方が想う人がいるのに別の人に嫁げるほど器用にはなれないでしょうけどね」と影でため息をついていそうだと思います。
そしてジャックはホワイトリー邸の使用人のみんなとかにかわいがられればいいと思うよ。
そんでもって遊びに来たハリントン学園のみんながジャックを見てあごがはずれるほど驚くと良いと思うよ(笑)
ああ、もうジャックとエミリーが幸せならなんでもいいよ!!
・・・というぐらいはつぼったジャックルートでした(笑)

ちなみに、その後SADEDを見たんですが、あの終わりは酷いと思うよ(^^;)
せめて、瀕死の重傷を負ってエミリーの腕の中で息を引き取るとかにして欲しかった。
まさか即死なんてOTL
真相EDのためにSADEDが必要と知った時に、嫌な予感がしたので真っ先にジャックルートを見たんですが、EDのクレジットを見終わった後、速効ジャックルートの回想に入りましたからね。
やっぱり、ジャックとエミリーは互いに種類の違う孤独を持ってると思うので、幸せになって欲しいです。
つか、したい!私が!!(笑)






























<明智健一郎>
前宣の段階では、実は一番興味がなかったのが、明智でした(ごめんっ)
だって、私にはあんまり眼鏡萌え属性がないもんで(^^;)
が、しかし、蓋をあけたら結構良いキャラでしたよ、明智。
いや、
銀髪眼鏡で明治も初期の日本人ってどうなの?とは思ったけどね?(笑)
・・・・よっぽどホームズの方が日本人ぽいって思ってないですよ?(^^;)
でもその辺さっぴいても、明智ルートは良かったと思います。
ホームズとはちょっと違う意地っ張りな感じはしましたが。
まあ、ホームズはマイペースな意地っ張りなのに対して、明智は回りの状況如何での意地っ張りといいますか。
別に普段から気むずかしいとか、そういうわけではない感じでしたね。
むしろ普段はわりと面倒見が良さそうな感じ。
ああ、今回ミステリアで感じたんですが、コンビキャラの作り方が絶妙だったと思います。
ホームズ&ワトソンも良かったけど、明智&小林もかなりの名コンビでした。
つか、小林君がなかなか男らしい(笑)
ワトソンもそうですが、助手組はいざってところの肝が据わってますよね。
ホームズ&明智のインテリ組は、余計な事いろいろ考えちゃって、考えた割には上手く伝えられなくて、いきなり離れちゃう感じ。

明智の個別ルートも後半はそんな感じでしたよねえ。
前半は結構コメディーだったけど(笑)
つか、あの絡んでくる先輩悪達をたたきのめして、「兄貴と呼ばせてくれ!」とか言われたのには爆笑でした。
「兄貴かよ!」と。
師匠!とついて回るリックも可愛かったですが、彼を突き放そうとする明智を見ている小林君の精神的にすごく大人な態度にやられました。
彼はいずれいい男になるよ。
・・・・おっと、話がずれました。
明智ルートは後半に新しい敵役が出てきたりして驚きましたね。
ポーロック・・・・まさかの、明智ルートのみ登場の悪役(笑)
そう考えるとモラン大佐とかちょこまかよく出てたよね(笑)
なんか明智ルートではしょっちゅうエミリーが捕まっていた気がしました(^^;)
おかげで、全然明智とエミリーがいちゃいちゃしてくれないじゃないか!
とか思っているうちに、船に乗せられて運搬されちゃうわ、船上の決闘みたいになってるわ。
・・・・ルパンルートやワトソンルートとの糖度の差は明智が東洋人だからか?(^^;)
そんな感じでやきもきしてたら、一応手当でちょっと甘い雰囲気に・・・・・と思ったら乱入者(笑)
なんてお約束な展開を踏むのか、とちょっと笑いました。
けど、明智ルートはラストが良かったですね。
なんたって、
あのペンデルトンからエミリーを奪っていくんだからね!!
これは明智しか達成していない偉業ですよ〜(笑)
明智×エミリーは、基本的にはエミリーが積極的で、いちいち明智が振り回されているといいと思います。
で、「私だってやられっぱなしってわけじゃありませんよ。」とか言って、キスの一つもした・・・・くせに、直後に自分の方が照れたりとか。
そんな感じが良いなあ、と妄想しました。

あ、ちなみに明智もSADED後っていうのもありかなと思います。
結局のところ、帰ってくる宣言をしてるしね。
数年後、一人前のレディーとしてホワイトリー家の当主になって、気の乗らない縁談が降るようにやってくる中に、急に成長した明智が帰ってきたりして。
それで一騒動、とか楽しそうですよね。

 



























 <真相>
あえて真相EDを分けた理由はただ一つ!
意外と面白かったからだ!!!(笑)
・・・・いやね(^^;)、真相ルートと言うからには、どシリアス満載で、主に過去の話なのかな、と思ってたんですよ。
でも実際にやってみたら、なんか、みんなが協力してエミリーを助けてくれる様とか、いろいろ萌え所があって。
ぶっちゃけ、両親の事件の真相とかあやうくどうでもよくなりかかりましたもん(笑)
まあ、真相ルートのお話については、6キャラクターのGOODとSADを全部見ればだいたい予想はついてた事だったので、それほど驚きはしなかったですかね。
なんか、「え?これ、実は半分はホームズルートか?」と突っ込みたくはなったけど。
というわけで、ストーリー自体についてはざっくり割愛して、とりあえず、私が萌え転がったシーン別にちょっと語らせてください。

シーンその1:ジャックとルーピンが話すシーン
あれややられたね!!
ホームズ&ワトソンと違って、お互い脛に傷を持つ者同士じゃないですか。だから、お互いの警戒しっぷりがすごい。
その上での「あいつの前で猫をかぶりやがって」というジャックの台詞と、「お前みたいな汚れた奴が」的なルパンの台詞の火花の散りっぷり。
なんか同じような立場なだけに、火花を散らす二人に軽く萌え転がりましたよ(軽く?)
個人的には、真相ED後は思いっきりスペルハウンドにたてついたジャックのその後とかさっくり無視されているので、都合良く「モラン大佐もモリアーティ教授と姿を消しちゃって、どうするか、と悩んでたジャックをペンデルトンがスカウトした」という未来を描いてみたり。
その結果、ED後もジャックとルパンでエミリーを挟んで、お互いに相手が構われているのにイライラしていると良いと思います(笑)

シーンその2:ジャックとワトソンでエミリーの両脇を固めてるシーン
ホームズがおかしくなって、「エミリー、危ない!」ってシーンでワトソンが出てくるのは予想してたんですが、ジャックとコンビでエミリーの両脇を固めてるスチルが出たのには萌えました!
つか、ジャックとワトソンはエミリーを守りたいという基本的なところでがっちり共闘できそうですよね。
故に、二人がエミリーの両脇を固めてる様がたまらなかったです。
絵面的には完全に「姫君と近衛騎士」でしたよねvvv

シーンその3:ルパンの置き手紙をうっかりジャックが音読してしまうシーン
あれは萌えというか・・・・
相当、笑えました(笑)
いや、音読し始めた時点で「え!?いいの、読んじゃって?」と思ったんですが、まさかの読み終わってから、がっくり後悔するジャック(笑)
しかも「お前、ルパンの台詞似合わないな〜」というワトソンの無慈悲な突っ込み(笑)
電車の中でプレイしていたのですが、顔がゆるみっぱなしですごく困りました(<怪)

・・・・って、あれ?
ジャックがらみばっか( ̄□ ̄;)Σ!?
しょうがないよ、ジャクエミ、本命だからね・・・・(^^;)
あ、でも最後の全員集合スチルとか大好きです、かなりv
あのわいわい感がたまらなく好きなので、真相ED後、全員が学校にいる設定で、エミリー争奪戦とか書いてみたいものですv

 

















 









<サブキャラクター>

☆セーラマープル
個別EDもあるので、独立させようかな、とも思いましたが、思いの他全体が長くなったので、こちらへ。
でもマープルは想像していたより面白いキャラでした。
なんせエミリーをワンコ扱いですからね(笑)
その割には「東国からの留学生」の章ではホームズにワトソンをどうにかしろと文句言ったり。
結局エミリーをすごく可愛がっているふしがあるのが良かったです。
個別EDの時は、ホームズと連携してエミリーを危険に近づかせないようにしているっていうのもなかなか素敵でした。
ちなみに、マープルは「ほら、私が必要なのでしょ?」っていうキャラソンの歌詞が結構好きです。
ちょっと変化球のツンデレみたいなかんじかな、と(笑)

☆アビゲイル・ハドソン
レディーファーストで、ハドソンからv
つかね、
ハドソンは欲しい(笑)
いや、欲しくないですか?こんな妹とか娘とか後輩とか、なんでもいいけど!
こんな可愛い子に慕って欲しいですよね〜〜〜。
しかもあんなに可愛らしいのに、ハウスキーピング完璧ですよ!?
将来どんだけ魅力的なレディーになることか!!!
個人的には、ハドソンEDと称して、エミリーと二人で探偵事務所を開いて、EDで数年後のスチルとか出てきてくれたら最高だったんだけどな〜vv

☆小林誠司
ワトソン同様、
かなりの男前だと思いました!
ほんと、ミステリアは素直で真っ直ぐな男前が多かった気がします。
小林君はなにげに転びそうになったエミリーを抱き留めたり、苦戦するとはいえ明智から一本とったりできるあたり、かなりできる子のようですし。
個別EDで日本に帰ってしまう小林ですが、彼も数年後のフォローネタが欲しいところですね。
ある意味、明智よりすごいカッコイイ再会の仕方をしそうな気がします。
ああ、FDが欲しい(><)

☆ラルフ・ペンデルトン
この人はもう少し掘り下げても良かったかな、という気もします。
なんせ、他キャラのルートでの存在感が大きいからなあ。
エミリーへの心配が、彼女個人への愛情なのか、それともホワイトリー家の当主への忠誠心なのか、とかもっと掘り下げたら面白そうだったなって気もしました。
個人的には、兄のような感じでエミリーを可愛がっている反面、大事な主なので自分が関わっている秘密機関などには触れさせずになるべく危険な目にはあわせないように、と思ってるって感じかな、と。
というか、他キャラのルートであれだけ「こいつ、ただ者じゃない!」と思わせておいて、真相ルートでその正体が明らかになるのかと思いきや、ジャックルート以外では有能すぎる執事で通しきった事に、むしろ「やられた!」と思いました(^^;)
ジャックが「あなたは俺と同じにおいがする」と言っている以上、真っ白な人じゃないと思うんだけどな〜。
ペンデルトンの人物像のためにも、是非FDを!!
別にペンデルトンルートじゃなくていいので、過去の事件から、エミリーの田舎での暮らしをちょっとやってほしいなあ、と思いました。

☆パパ’s
といっても、ホームズとルパンだけですが。つか、なぜワトソン博士はでないのか(^^;)
親子仲のいいワトソン親子もそろえてみてみたかったのに〜。
でもパパ’sも良い味出してて面白かったです。
シャーロックは完全にシャーロック・ホームズのエピソードてんこ盛りにしてましたしね。
そして意外と息子とうまくいかない(笑)
つか、エルロックの母は誰なんだ?・・・と突っ込みかかって、それはまた別の話、と霧の中へ送り出しました。
母が誰、といえば、ジャン・ルパンもですよね。
ルパン親子はほんとに面白かったと思うのですが、母、お姫様だったって( ̄□ ̄;)Σ!!
私はアルセーヌ・ルパンの原作は読んでないのですが、そんなエピソードがあるんでしょうか。
今度調べてみなければ!(笑)


おそまつm(_ _)m