「クリムゾン・エンパイア」について
<基本事項> 発売元:クイン・ロゼ ジャンル:恋愛ADV ハード:PC(Win) やり始めた時には「とうとう始めてしまった・・・」と思いました。 ・・・・って、いうと大げさなんですけど、実は昨年末の発売直後に買ってはいたんですけどずっとインストールも面倒で放置されていたんですよ。 だってクインロゼさんのゲームならボリュームが相当あることは分かっている事だったし。 故に、遙か4に爆進していた時は「と、とりあえずまた後で・・・」と脇に避けていたんですが、冬コミもすぎて遙か4熱も一段落〜っと思って手をつけたんです。 いや・・・やっぱりつけてしまった、って感じ? だってねえ、やっぱはまるんですよ〜、クイン・ロゼさんのゲームは。 アラロスもアリスもすごかったけど、今回もすごいです。 まずとにかくオープニングからしてどうしたらいいのか正直、いろいろ驚かされまくりました(^^;) <システム> 会話選択制のノベルズ形式+行動選択性戦闘。 アラビアンズ・ロストのシステムに似ていますが、あれにアリスシリーズをちょっと混ぜた感じでしょうか。 レベルアップがきついのと、どこでレベルアップしたのかが比較的わかりにくいのが難点ですが、ゲームバランスとしては悪くない感じじゃないかなあ、と。 トータルターン数は240。 だいたいクロアリのターン数と一緒なんですが、戦闘は一回一ターンじゃないので、戦闘をばしばしやってると意外と時間がかかります。 ちなみに、初回プレイの時はたぶんオープニングを全部見たのを含めて7時間ぐらいかかってます。 ・・・・PS2でもこんな長いゲーム珍しいよなあ(^^;) 2回目以降は要領が良くなったのと、オープニングを飛ばしているので最短4時間ぐらい。 イベント数はメイン攻略キャラクター6人は22個。 オランヌとロナウスとマイセンはイベント数がぐっと少ないです(10個ちょっとぐらい?) ストーリーの目的としては「主(エドワルド)を国王にするべく、民衆と貴族の支持率を稼ぐ」。 支持率はクエストという名の裏工作(あれは裏工作だよねえ・笑)を地道にこなして上げるか、賄賂(民衆に対しては教会への献金)であがります。 あと御前試合というのが催されてある程度のレベルであればそれで優勝するとがーっと支持率があがります。 この支持率が民衆・貴族ともに450以下だともれなく泣きたくなるようなEDが待っていますので頑張って稼ぐべし(・・・・ほんとに泣くかと思ったよ・・・・) 最初はこの支持率稼ぎがすごい難しくて大変でしたけどコツを覚えると結構150ターンぐらいまでにはノルマ達成できちゃって残りが異様にヒマになります(笑) ちなみに私が得たコツはこちら(↓) |
・まず1ターン目でエドワルド・ジャスティン&マーシャル・ブライアン&ランビュール・その他の社交を済ませておく (やっておかないと後で強制イベントが別に起こるらしいです。まあ、起きてもターンは減らないんだけど) ・2〜4ターンで村を中心に経験値を稼いでポケットを3つに増やしておく (村はボスが出現しやすいのと、わりとボスが倒しやすいのでお勧め) ※ここでセーブしておけば他のキャラを攻略する時に楽 ・5〜10ターンで攻略キャラを決めてとりあえず3回以上社交をして10ターンぐらいには1回目のイベントを出す ・その後の攻略は10ターンを目安に。 攻略キャラとは社交で2〜3回顔を合わせるか、贈り物を贈ると定期的にイベントが起きる。 ・クエストは貴族クエストを中心に受ける 特に宝石・鉱石・金を採集するクエストはお金が稼げるのでお勧め。200万Gぐらい稼いでおけば怖い物なし! ・御前試合の2回目と3回目ぐらいでマーシャルに勝っておけばかなり楽 ・後半お金が手に入ったらひたすら献金と賄賂で支持率を稼ぐ! ・前半は「休憩する」は使わない(道具屋で回復アイテムを買ってしのぐ) ・浮気はしない(笑) ・・・いや、するヒマないけどね |
3週目で上のコツをマスターして大分楽になりましたけど、やってる事を考えると結構えぐいですよね(^^;) まあ、そこいらへんはさすがロゼさんというべきか。 あ、でも主人公のシエラはクイン・ロゼ作品の主人公の中で「幸せにしてあげたい主人公」bPだと思います。 アリスも結構だったけど、シエラは色々酷すぎて・・・(T T) とにかく誰かこの子を幸せにしてあげて!!と騒ぎながら攻略してました。 個別のキャラクター語りは以下で。 攻略順は 1週目:処刑ED→2週目:ランビュール・ダヌンツィオ→3週目:達成ED→4週目:マーシャル=エイド →5週目:エドワルド=ウィンフリー→6週目:ジャスティン=ロベラッティ |
はい、スクロールありとうございました♪ 以下、ネタバレ上等の語りになりますので、未プレイの方は要注意。 <1週目:処刑ED> ・・・つか、ED名がすでに物騒ですよね(^^;) いや、落ち着いて最初から。 まあ、とりあえず例によって例のごとく、「じゃやってみましょー」とインストール後、右も左も分からずにスタートしたわけなんですけど、最初っからすごかったです。 何がってまずオープニングが長っ! 主人公の生い立ちとか、マイセンなしでしゃべってるミハエルとか、ものすごい狂人ぶり全開のカーティスとか、見所はたくさんなんですが(見所???)とにかく長かった。 おかげでロゼさんの作品にしては珍しくオープニングの動画を覚えてません(^^;) 色々衝撃も多かったしね〜。 つか、これに関しては初回プレイ中ずーっと思っていたんですが、カーティスがアイリーンに恋したのって本当に天地がひっくり返るぐらいのミラクルだったんだなあ、と。 いや、アラロスプレイ中も「こいつ、そうとうやばい奴だな」とは思ってましたよ? でもまさか攻略対象視点じゃないと、あれほどとは思わなんだ。 あのオープニングを含め全編で出てくるカーティスの鬼師匠ぶりを見ているに、あやつはアイリーンの前では猫被ってたんですねえ(しみじみ) たぶん途中のイベントだったと思うんですけど、カーティスがシエラに「普通ということが分からない。あなたならわかるかと思ったのに」みたいな事を言っているシーンがありましたけど、あれが後にアイリーンと出会っちゃったんでしょう。 ・・・・ところで、これは突っ込んで良いところなのかかなり微妙なのですが何故カーティスはシエラがギルドに連れてこられた時からアラロスの時まで姿形が全く変わらないんでしょう(- -;) 確かアラロスのカーティスEDでチェイカが「いい年して」みたいな事を言っていたような気がするんですが、チェイカはどう見てもアイリーンより年上で、シエラとチェイカがほぼ同い年な感じなのを考慮すると・・・・あれ、カーティス×アイリーンってもしや、ライル×アイリーンに匹敵するほど年の差カップルだったんでしょうか(^^;) 今頃気がつくこの衝撃(笑) ・・・・しまった、アラロスの話になってます。 軌道修正。 そんなわけで別方向に思考が吹っ飛びつつも、クリムゾンを始めたわけですが、まあ、まずは会ってみないと、というわけで片っ端から社交をして回り・・・・開始僅か20分程度でジャスティンの可愛さに悶絶(笑) え〜、だって可愛いですよね、ジャスティン。 なんかエドワルド派に「いい人ですよね」としみじみ語られているところとか。 つかアレを見ていると、「ぶっちゃけエドワルドの敵と思ってないよね?」と問いただしたくなる。 そして相変わらずマイセンのうさんくささ全開に笑いました。 彼にゲーム上で出会うのはこれで3度目なのに、なんでこんなに毎回「うさんくさ〜」と思うんだろう(笑) ちなみに第一印象ではぶっちぎりジャスティンだったんですが、ミハエルが自然とシエラを特別扱いしているのにはちょっと心を動かされました。 つか、ミハが!ミハがシエラがいると機嫌が良いって!! あのアイリーンには徹底してそっけなかったのに(><) さすがに魂もらい受け計画を持ちかけるだけのことはあります。 で、顔合わせが終わったのでさ〜、やるぞ〜!とシステムとかみて・・・・正直言って何をしていいのかパニクりました。 ハルキアとリリーが親切に色々説明してくれるんだけど、(比較的)真面目に聞いたんだけど! とりあえずわけがわからないまま、クエストを受けまくってみたんですが、レベルも低いのでものすごい苦戦するし、この時点でクエストでは経験値が溜まらないっていうのを知らなかったので「あれ〜、なんでレベル上がらないの〜??」と首を捻るばかり。 ターン計算が最初はさっぱりわからなくて何をしたら1ターンなのかがわからず、セーブしては「は!?これで1ターンなの!?」といちいち驚いていました。 しかも50ターンぐらいから急に思いついて(何故か)ランビュールを落としにかかったので、これまた中途半端で。 おかげさまで最終的に支持率300ちょっとぐらいが限界で、シエラがエドワルドの後を追って逝ってしまいました(T T) なまじランビュールとのイベントが19ぐらいまででていたもんだから余計に「ええーーー!?( ̄□ ̄;)Σ!!」とEDで絶叫したのは言うまでもないでしょう。 久々にEDロールでうちひしがれました。 シエラ・・・・幸せにしてあげたかったのに・・・・(泣) <2週目:ランビュール・ダヌンツィオ> というわけで、2週目はとにかくシエラを幸せに!をスローガンに1週目で攻略しきれなかったランビュールに取りかかりました。 この時点で諦めて攻略サイトからある程度の情報を頂いているので、対策もたてて、いざスタート! で、無事に攻略できたんですけど、この時はかなりギリギリで攻略しました。 なにがって支持率(^^;) ギリギリ450をちょっと超えたぐらいでEDまで行った時には「よっしゃ−!」と歓声でしたね。 で、ランビュールですよ。 いやあ、谷山さんはまりでしたね〜。 ああいう、穏やかそうに見えて実は・・・・系のキャラにもばっちりでした。 でも全体的にはすごく穏やかでしたよね。 というか、シエラがランビュールの元でかなり気を抜いている様にプレイヤーが癒されました。 背中合わせに座って話してみたりとか、一緒に出かけてみたりとか。 後半のイベントで出てくる「外で会う華やかな貴方に憧れて、この部屋で会う弱い貴方を愛しています」という台詞は一言でランビュールルートを表してると思いますよ。 まさに、そんな感じ。 それに対してシエラが少しずつ緩んでしまうランビュールへの気持ちに段々と順応していくというか。 ランビュールが殺されてしまうかもしれないと考えて、ランビュールの所へ走っていって彼を抱きしめるイベントには参りました。 ハトアリのボリス×アリスの逆版ってかんじでしょうか。 シエラが「私、自分を大事にするわ」と言い出すのにはかなり泣けましたよ。 が、それでいい話で終わらせてくれないのがさすがは、クインロゼさんというか(^^;) EDを見る限り、あれってアレですよね? ランビュールがいわゆる裏の顔というか、なんというか・・・・。 でも最終的にはシエラにとっては大切な人であるのは動かしようがないですし、その事を踏まえてもなんだかんだランビュールと一緒ならシエラも幸せにやっていきそうだな、と思います。 いずれは二人で裏街道爆走なんだろうけどね〜(^^;) <3週目:達成ED> ランビュールルートで20個目のイベントの前でとっておいたセーブから初めて達成EDも見ました。 うん。 なんというか、うん。 まあ、そうなるよなって感じでしょうか(<適当・笑) 基本的にエドワルド&シエラ主従の関係の奇異さというか、特殊さが出ていたんじゃないかな、と。 というか、エドワルドが国王になってもエドワルドもシエラも幸せにはなれないような感じでしたね。 むしろ処刑EDの方が周りのみんなも言ってるけど、本人達が満足そう。 そこのところの複雑な感情はエドワルドを攻略すると出てくるのだろうか・・・・と、思いつつ、なんとなくエドワルドを愛しちゃうとシエラが幸せに慣れないような先入観があり、今のところ悩み中です。 <4週目:マーシャル=エイド> この回は↑で書いてあるコツを全て実践した回だったのでものすごい楽ちんでした。 というか、150ターン目にして支持率450をオーバーし、あと90ターン何をすれば良いんだろうと真剣に考えた(^^;) 200ターン目ぐらいとかすごかったもんなあ。 マーシャルの顔を見に行って、休憩して、マーシャルの顔見に行って、献金して、マーシャルの(以下略)、賄賂送って、マーシャ(以下略)・・・・な感じ。 おかげさまでマーシャルは通常トークもかなりのパターン見られました。 で、一つ言いたい。奴の照れてる顔は悩殺ものだと思います(笑) 顔が完全に隠れている絵もかなり可愛いけど、ちょっと照れてるとかヴァージョンが色々あって驚きました。 成田さんの声も良かったですvv 低すぎず、わりと不器用っぽい侍従長にぴったりでした。 というか、マーシャルルートはやっていて思ったんですけど、かなり最初の方から(というか昔から?)マーシャルがシエラにベタ惚れですよね? いや、ランビュールも結構なもんだったけど、マーシャルも負けてないなあ、と。 わりと前半のイベントでロナウスにからかわれてグラス落としそうになってたりとかしてるし。 最後の方のイベントで「仕事なら貴方と会えるから」みたいな事を言い出すところをみると自覚済みだったと思われますし。 対してシエラの方は無自覚って感じです。 んでもってハルキアに相談しているのはもう、もう、もう、鼻血でるぐらい可愛かった〜vvv(<怪) だって「二人で会えないと寂しい」ですよ!? もう、どうするよ、マーシャル!! ちょっ、どうしてこの場にいない!!マーシャルーーー!!・・・と、意味の分からない取り乱し方をしたほどに(わからなさすぎ) そして忘れもしない、私がイベント20と間違えたほどにデロ甘なイベント14(<間違えんなよ・汗) あの衝撃(?)の台詞をスルーされて突っ伏したマーシャルをこづいてるシエラの絵がたまりません。 ところで、この二人ってルート中いろんなところで「仲が良い」「出来てる」的な台詞が出てきたように・・・・もしかして見る人が見ればバレバレの両思いだったんじゃないかと思うんですが(^^;) 少なくともロイヤーとハルキアとロナウスとエドワルドとジャスティン(<微妙?)にはばれてたわけだし。 そう思うと・・・・やっぱ悶絶ものに可愛いです(><) EDでやたら浮気の相手だとか、つなぎだとか信じ込んでたマーシャルもえらい可愛かったし。 つか、お前シエラの事好きすぎだろ〜!と突っ込んだのは私だけか(笑) まあ、イベント15からひたすら追っかけ回してやっと落とした!って感じですもんね、マーシャル。 なかなか自信が持てないのは仕方がないのかも。 でも全体的に敵対勢力の侍従長(メイド長)を、と連呼しているわりには最後のEDはその辺まる無視でしたよね(^^;) だって双方部下にも上司にもばれてるし。 もうあの状態で陰口なんか叩いたところでただただ馬に蹴られるだけな感じがしますしね。 なんかジャスティンとかに「お前、あの女のどこが良いんだ?」とか聞かれてマーシャルがナチュラルに惚気てればいいと思います(笑) んで、それがシエラの耳に入って超怒られるの。はあ、和むvv <5週目;エドワルド=ウィンフリー> 正直言ってここで手をつけなければ絶対やらないと思って覚悟を決めてエドワルドを攻略した5週目。 だって・・・・だって、絶対この人まともな恋愛にはならないと思ったんですもの(><) すでにここまでの4週で。 そして・・・・やっぱり予想通り歪んでました(- -;) え?歪んでるよね?(^^;) しかしなによりもまず突っ込みたいのは、エドワルド様、ブラコンだったんですね。 いや、つか、最後までイベントを見てもやっぱりあれはブラコンとしか言いようがないような・・・・。 確かにジャスティンへの感情を考えると結構複雑なものがありそうですが、私の中では「要するにお兄ちゃんを汚さないために自分が全部泥も何もかも被ることにしたってことだな」と結論が出ました。 まあ、エドワルド様もかなり同情の余地がありそうな人では在りましたが。 つか、あの人の母は一体何をしたの(^^;) 恐ろしすぎて聞きたくないっすね。 だって「どんな場面でも、どんな状況でも変わらず微笑めるように」って一見するとたいしたことない一言ですけど、王座が絡んでると思うとものすごい怖いんですけど。 だってイベントの中でエドワルドがいっている口ぶりだと、目の前でどんなに残酷に人が殺されていようとも、みたいな前置きがつきそうで。 しかもそれを精神修行として行っちゃうんですよ? ・・・・そりゃ歪むって。 その上、別に無理して演じているとかじゃなくて、まさに身についちゃってるところがまた怖いですよね。 そんなエドワルドとの恋愛だからそんな普通な訳が無かろうと思いましたが、案の定でした。 あの前半の自室の床でごろごろしてるエドワルドをシエラが踏んだりしてるあたりはちょっと可愛かったんですけどね。 でもやっぱり全体的には殺伐、かなあ。 シエラは満足そうですけど、ある意味、彼女が彼女自身に許した生き方の域を出ていないというか。 「エドワルドに使い捨てられるまで働きたい」っていうのは他の人のルートでも言ってますが、エドワルドルートの時はまさにそれを全うしちゃいそうですよね。 で、エドワルドの方もシエラが自分を護って最終的に死んだとしても顔色一つ変えずに生きていく。 それが彼女の望んだことだから・・・・って、やっぱ殺伐(- -;) なんかある意味処刑EDの方がこの二人にとっては良いような気さえしました。 どちらも、どちらかを救うことはできない。 自分の価値観が崩れることは無くて、相手が崩すこともない、そんな安全で苦しい感じがなんとなくしました。 まあ、エドワルドもシエラも切ない人達なので、二人そろっていきなり未来に向かって爆進とか始めたらぶっちゃけシナリオが壊れますし、あれで、ある意味納得のEDなんですけどね。 ちょっぴり寂しさが残るEDでした。 <6週目:ジャスティン=ロベラッティ> エドワルドルートで絶対に荒むと思っていたので(実際にはそれほど酷くはなかったんですが)、エドワルドの次は絶対ジャスティンと決めていました。 何と言っても1週目で悶絶するほど可愛かったしね! ということでメチャメチャ期待してスタートして・・・・わずか2つめのイベントですでに再び悶絶しました。 だって可愛いんですよ、ジャスティン! 超可愛い!めっちゃ可愛い!犯罪級に可愛いっっっっ!!! ――・・・・は、はあはあはあ・・・・失礼しました、取り乱しました(- -;) いや、あの2つめの街でお忍び(?)してるジャスティンとシエラが出会うあのイベントですでにもうやばかったんですよね〜。 あのシエラに良いように手玉に取られたくせに、最後に「お人好しだ」とシエラを称して、彼女に「危険だわ。どうしよう、放っておけない」と思わせてるあたりとか。 つかもう、最初のやりとりから爆笑過ぎて参りました。 そんな感じでもう前半は笑うわ可愛いわでひたすらPCの前でジタバタしっぱなし。 だってそんな感じなんですもん。 シエラに服着せ替えられたりとか、庭で会ってる時に「こんな風に会うのはまずいんじゃないか」とか変な事気にしたり。 あ〜、10個目のイベントで「今から出かける」とかシエラに言いに来ちゃってるのも可愛かったです。 たぶんこの辺ではもう、シエラの事が気になっていたんでしょうね〜。 「あの女のことだ。どうせまたどこからともなく現れるんだろうが・・・・だが、ぼーっとしている奴だしな。そうだ、急に現れるのもうっとうしい。それぐらいなら最初から声をかければいい。そうだ。うっとうしいからだ。けしてそれ以外の他意などない!」・・・・とか、延々考えていそう(笑) でもこの頃のシエラの心の声とか、後半のジャスティンに聞かせたらすごいことになりそうですよね。 だって「ぎゅっと抱きしめてあげたい」とか「可愛い人」とか。 ・・・・まあ、「可愛い人」はジャスティンルートのキーワードだけど(笑) そしてイベント13! あの告白は最初でた時度肝を抜かれました〜。 だって「どうやら俺はお前に惚れているらしい」ですよ!? まさかそんなに潔い告白をしてくるとは( ̄□ ̄;)Σ!! しかも面と向かってシエラに言うまでのジャスティンの思考過程を考えるとこれまた妄想が・・・・。 多分、絆された感じには違いないんですけどそこはジャスティンだってただのお人好しじゃないんですから、エドワルドの腹心に恋をしたって認めるまで色々あったんだろうなあ、とか。 そして色々考えた結果開き直ったんだろうなあ、と(笑) だってまさにあの告白と、その後は完全に開き直ってるじゃないですか、ジャスティン。 ある意味マーシャルもそうだったから似たもの主従だよねえ。 でももう告白イベントの時点ですごくシエラを大事にしてくれそうだったので、多少告白が偉そうだろうともOKです。 で、もう、そのあとの転がるような展開がすごかった〜。 つーか、甘くて。何と言うべきでしょう・・・・でろでろ?(^^;) 後半のイベントの甘さっぷりはマーシャルも凌ぎますよね、さすがご主人様(笑) でもきっとジャスティンはめっちゃもどかしかったと思いますよ。 どれだけ言葉を重ねてもシエラはまともに受け取ってくれないし。 あとで回想でイベントを再度見ていて気がついたんですが、イベント13からジャスティンがやたらめったらシエラに「可愛い」「好きだ」を連呼してるんですよね。 でもシエラの方は「そのうち飽きる」とか「私の色仕掛けなんてたいしたことない」とか暖簾に腕押し状態。 あれはねえ、むしろのめり込むでしょう。 なんかこう、ムキになって認めさせようとするがあまりにドンドン気持ちに拍車がかかっていく感じ。 そしてアレですよ。 イベント20のプロポーズ(もどき?) ジャスティン様・・・・いきなり子どもの話ですか( ̄□ ̄;)Σ!! あれは笑った!というかもう、ステキ過ぎて悶絶でしたね。 だってジャスティンは完全にシエラの事を嫁にもらう気満々だし(^^;) あれはシエラの反応の方が正しいと思いますよ。 シエラとしては刹那的というか、とにかく将来なんて考えずに生きてきたわけなんですからいきなりそんな素敵未来をばーんと提示されてもパニックになりますって。 しかも入りが子どもの話だしねえ。 けど、そのまま最後までジャスティンが一歩も引かなかった事にはなんというか、花丸◎を50個ぐらい上げたかったです。 だってここまでの3人はそこまで話いかなかったし。 なんとなく未来に何があってもおかしくない感じでしたしねえ。 まあ、マーシャルとランビュールは幸せな方向もありな感じでしたけど。 でもジャスティン様は違いますよ〜。 完全にシエラを幸せにする気満々ですから(笑) ここらあたりがエドワルドと逆というか、シエラにとってまるで考えていなかった未来を彼女に投げてくるんですよね。 だからシエラもすごく戸惑っているんだけど、それは自分の今までの人生ともこれからを想像していたのとも違うってだけで、彼女にとっては思い描いたことのない幸せの形なわけですよ。 EDの時点ではまだシエラがそのあたりを上手く受け入れ切れてないところもありますけど、ジャスティン様はこの先絶対シエラを護ってくれるってプレイヤーが確信できる感じでとにかく嬉しかったです。 頑張れ!ジャスティン様!! シエラの固定観念ぶっ飛ばして、笑っちゃうぐらい幸せにしてあげて!!!(><) ・・・・あ、でもEDでマーシャルと呑んでるのを見て、マーシャルの台詞にちょっと切なくなり、ED終了後マーシャルイベントとEDを回想で見たことは秘密です(誰に・笑) |