「幕末恋華花柳剣士伝」について

<基本事項>
発売元:D3パブリッシャー
ジャンル:恋愛ADV
ハード:PS2


も〜、いくつねると〜、発売日〜〜〜♪・・・・と、細々と歌いながら一人、楽しみに楽しみに待っていたこのゲーム。
例によって例のごとく予約をしていない東条は当日気が付けば、朝10時開店前のアニメイトの入り口に立っておりました(^^;)
だってさ〜〜、10時になってから家を出ればアニメイトの開店待ちとかしなくていいしね〜、と思ってたけどウズウズウズウズしすぎてもう、家を飛び出してたんだもん(<開き直り)
ともかくそんな感じでGETして、その日のうちに3人攻略しました(笑)

今回の花柳剣士伝ですが、『幕末恋華』シリーズとしては100%のできだと思います。
この(↑)意味ありげな言い方、おそらく前作をやったことのある方はわかるともいますが、乙女ゲームとしては80%って感じなんですよ。
その差し引き20%は何かというと、政治的な意図とか、歴史上の人物を踏まえたキャラ作りとか、EDとかそういう要素ですね。
ただやっぱりここがないと『幕末恋華』シリーズとしてはもの足りないというか、ただの80%で終わってしまうので、ある意味、期待通りでした。

<システム>
会話選択制のノベルズ形式。
攻略対象は10人ですが、スキップ機能があるのでボイスを全部聞いて4時間。
ぶっ飛ばしていけば、3時間ってとこですかね。
人によってシナリオの後半、鳥羽伏見あたりから違いが出てきますが長さ自体はあんまりかわらないみたいでした。

今回は前作と違って幕府側だけではく、志士側とか色々立場を選べるのでルート分岐が激しくわかりにくかったです(^^;)
いきなり攻略可能の人が1人になるとかざらでした。
でも前作の時も思ったんですが、1週目は丁寧にメインイベントの会話とかも全部聞いて進ので4時間ぐらいかかりますけど、2週目以降既読スキップを駆使していけばだいたい2〜3時間で攻略可能なので、諦めて標的は一人に絞ってプレイするのが上策かと。
しかも前半はわりと好感度の入れ替わりが激しいので、うっかり二股していると、狙ってない方のルートへコロッと入ってしまうことも。
それも運命と思えば良いんですけどね(笑)

ちなみに、前作のプレイデータがあれば鈴花ちゃんのCP指定が可能です。
CP指定をしてプレイをするとちょっとずつですが、シナリオと鈴花とのトークに違いが出てくるみたいです。
私がプレイした感じでは、
  庵ルート→土鈴  咲彦ルート→斎鈴  富山・三木ルート→平鈴
は変化がありそうでしたね(といってもちょっとエピソードが挿入されてるぐらいですが)

しかしシナリオ自体は相変わらずしっかり作ってありました。
主人公の倫ちゃんが立場不定なので選んだ人によって巻き込まれていく戦いが違っていくんですけど、それがそれぞれにちゃんと書いてあるのがすごい。
しかも前作と違って1つの事件にキャラが色んな立場から関わっているので、同じ事件のシナリオでも「え?裏でこんな事になってたわけ?」みたいな事が結構ありました。
も〜、ちょっと鈴花ちゃんが絡んでくれてもよかったけど、そこはそれ、妄想力で乗りきるのでノープロブレム!(^^;)
恋愛の甘さは人によってまちまちですが、シナリオが甘ければ甘いほど危な・・・げふんげふん、不安を招くような発言は以下のネタバレにて!!


攻略順は

    一週目:咲彦→二週目:辰巳→三週目:陸奥→四週目:鹿取→五週目:庵
              →六週目:富山→七週目:中村→八週目:相馬→九週目:大石→十週目:三木

となってます。
おまけで特典CDの感想が最後にあります。ワープする場合はここから!


































































はい、スクロールありとうございました♪
以下、ネタバレ上等の語りになりますので、未プレイの方は要注意。


<1週目>
正直、誰を攻略しようか本気で悩みました、1週目。
だってさ〜、みんな気になったんだよ〜。
ビジュアル的なお気に入りは陸奥、辰巳、鹿取が一歩リードだったんですけど、いきなりそこから手をつけるのもなあ、と。
で、結局折衷案が咲彦でした(ひどい)

しかし、今回は花柳館という島原にある道場が舞台ですから、色んなサブキャラが出てくる事に驚きました。
だって新選組隊士メンバーや、石川とか別府君はともかく、西郷さんとか大久保さんとかともトークできるんですよ!?すごくない!?
あの会話選択の画面で顔の両端が入ってない西郷さんを見た時は驚きのあまり叫びましたよ。
ちなみに、サブキャラの超お気に入りは別府君と野村君。
野村に至っては「りっちゃんv」とか勝手に名付けて、お目当ての人以外が出てきた時にはひたすら彼を選んでました(笑)
前作の時、石鈴とか服鈴とかにはまったひとたちの気持ちがちょっとわかった。
野村と別府君に関しては創作書いちゃいそうな勢いでお気に入りですvv

あ、脱線。肝心の咲彦とメインストーリーの語りをせねば。
つーか、今回の主人公の倫ちゃんはまた鈴花ちゃんとは随分違うタイプになりましたね。
いや、本質的には似てるのかも知れませんが私の印象では鈴花ちゃんはコロコロ表情が変わって威勢が良くて、でも頑固で自分の意志を貫き通すタイプ、倫ちゃんは感情は顔に出るけれどそれほど大きくはなくどこかひっそりとしていて、でもいざ誰かを好きになったら全力でその人に尽くすタイプ、かなと。
トータルすると倫ちゃんのほうが「女らしい」かもしれません。
鈴花ちゃんと違って倫ちゃんは確固たる信念がずっとないだけに、好きな人がイコール自分の信念になるんじゃないかなと。
実はこの辺の印象が固まるのって咲彦ルートでは全然ないんですけどね(^^;)

だって咲彦ルートはねえ(^^;)
なんつーか、うーん・・・・咲彦暴走ルート?(笑)
どっちかというと倫ちゃんは咲彦が無茶しないか心配で心配で新選組にまでついて行っちゃうかんじですもんね。
こう、みんなに咲彦が未熟者扱いされるのも納得だ(^^;)
けど、初回からあの絶叫告白はびっくりしたかも。
薄々、咲彦は倫ちゃんのことが好きなんだろうなとは思っていたんですけどねえ。
まあ、斎藤さんを尊敬してるから(笑)
ちなみに、このとき訳も分からず始めたので鈴花ちゃんの引き継ぎを平鈴にしておいたんですけど、あとになって斎鈴にしときゃよかったとかなり後悔しました。
あの鈴ちゃんのカップリング決めはストーリーの見極めがむずかしい(^^;)

しかし発展の3かな?のイベントがかなり度肝を抜かれました。
だって
「咲彦君、今夜は一緒に寝よう」って!
咲彦は超喜んでるけど、プレイヤーはびっくりだよ!
あのネタは要深読みなのか、額面通り受け取るべきなのかいまだに悩んでます(^^;)
EDもまあ、納得かな。
ちゃんと強さとは何かを理解した咲彦は倫ちゃんを全力で幸せにしてくれそうですし、庵さんも納得のいくEDなのではないかと。


<2週目>
うっかり二股で気が付いたらお目当てに逃げられたのがこの回です。
誰を狙ってたって、大本命の陸奥だったんですけど、気が付いたら辰巳ルートにすり替わってました。

だってさーーーー!!
なんとなく会話画面で辰巳がでているな、と思って陸奥もいないから選んでみるか〜、と思っているうちに、岡田とか武市とか出てきちゃって。
まずいかな、と思っていたんですけど陸奥が攻略可能対象のトップにいたので油断していたんですよ。
そしたら
倫ちゃんが鞘宣言してしまってーーーーーーーー!(><)
まだ2週目だったので、テーマイベント3がでちゃうとその人のルートで固定になっちゃうって事に気が付いてなかったんですよね。
で、イベントが終わった所でうっかりセーブしちゃって元の木阿弥(泣)
もう、辰巳でいいよ。辰巳で突っ走ってやるよーーーー!と涙をキラキラさせながら最後までやりきりました。

辰巳ルートですが・・・・つーか、辰巳って田中新兵衛だったのね!!
いや、前作で史実上死ぬはずの人が生き残ったっていうのがあったので今回も史実をもじるのはあるだろうなとは思ってましたし、キャラデザの時点で辰巳はなにかありそうだとは思っていましたが、まさかすでにゲームスタート時点で死んでいるはずの人物だとは思いませんでした(^^;)
いや、ある意味衝撃。
しかもこの人、かなり一生懸命主に使えちゃうタイプなのでちょっと倫ちゃんが心配でしたが、EDを見る限りは大丈夫、か?(<不安)
あ、でも発展イベントの3だったか「迷惑な二人」はかなり好きだったかも。
確かに迷惑だよ(笑)
あからさまに咲彦にたいして辰巳が言う台詞が「いちゃいちゃしたいから、お前はどっかいってろ」って言ってるしね。
しかしこの後の陸奥を攻略した時も思ったんですけど、辰倫の場合は陸奥に、陸奥倫の場合は辰巳に倫ちゃんがやきもちやかないといけない感じですね(^^;)
友情と愛情は天秤にかけられないだけにやっかいだ(笑)

この後、全員攻略した後で辰巳の発展2だったと思うんですけど出し損なっていたイベントを出すべく再度プレイしたんです。
で、ついでなので斉鈴前提の咲彦ルートも見たいから一緒に落としてみよー、とか思っていて途中までひじょ〜に順調に進んでいたのに、やっぱり気が付いたら倫ちゃんに「鞘宣言」されてしまいました(^^;)
あれって、もしかして辰巳の優先順位が結構高いってことなんでしょうか。
だって好感度だと咲彦の方が上だったのに(><)


<3週目>
前回辰巳に横からかっさらわれたので、今回はとにかく辰巳には寄らず触らずで陸奥一本狙いでした。
さきにちょっとサブキャラネタで脱線しとくと、この回をやっているときに花柳館へきた別府君に「このごろ良く来ますね」みたいな事を言ったら「え、迷惑?」って言われました。
その瞬間、この子は絶対倫目当てで花柳館にきた!って事に私の中で決定されました(笑)

さてさてさて、陸奥ルートですよ!
も〜〜〜〜〜〜、どうしようってぐらい陸奥が可愛かったんですけどっっっっっ!!(><)
しかも陸奥のイベントは笑えるのがめちゃめちゃ多いんですよね。
だって発展イベントの1からして「下の下」ですよ?(ちなみに、あのイベントは誰を攻略している時でも必ず出てます・笑)
才谷と陸奥の会話もおかしいけど、才谷が倫ちゃんに陸奥とデートして欲しいって言った時、私だって選びたいみたいな事を言った時の会話が!
「ホワットっ!?俺のどこが不満なんだよ!?」
「全部です」
・・・・もう、たまりません(笑)
きっと倫ちゃんは間髪入れずに冷たい顔でずばっと言い切ったんだろうなあ、と。
陸奥って史実上でも江戸で勉強中に女遊びが過ぎて師に窘められているような男なのに。
私の感覚では、この頃は本当にまだ倫の事を女の子とか見ていなかったんじゃないかなと思います。
だから後で思い出して自分でも「あー・・・・」とか思ってそう。

しかし陸奥ルートは辰巳が酷いですよ。
せっかく倫ちゃんがここぞってところで良いこと言おうとしてるのに、横からかっさらっていった(><)
メインイベント「黒頭巾」で「その一人に俺がなってやろうじゃねえか!」って辰巳が登場した時はさすがに「ばかーーーーー!」と叫びました(笑)
まあ、あの二人の友情あってこその陸奥×倫だとは思いますけどね。
その後、「私は入る隙間はなさそう」という倫ちゃんにあわあわ言いつのる陸奥がこれまた可愛くてっvv
あの後に続く「俺と・・・・いや、これはまだ早いか」の「・・・・」の台詞は間違いなくプロポーズですよね!
これ以降のイベントが一気に全編政治色が強くなって思い出したようにEDなので、どこらへんでこの「・・・・」が実際に倫ちゃんに告げられたのかが気になります。

ああ、陸奥&辰巳ルートは鳥羽伏見の後のシナリオが結構長いですよね。
まあ、陸奥は明治の外交のスーパースターですから(<うちにある幕末の人物時点で陸奥ってこう紹介されてるんですよ、マジで)本領発揮は明治になってからなんでしょうけどね。
しかしやっぱり思った通り、陸奥×倫には落ちました〜〜〜〜〜。


<4週目>
この回は三木狙いだったんですけど、最初の何回か会話選択に三木は出てこないんですよ。
お陰で気が付いたら鹿取の好感度が上がっていて、そっちへ転がってしまいました。
・・・・まあ、後で思い返せばこれがよかったとも言えるかも。

鹿取・・・・・まさかとは思っていたけれど、取説に「時々変な言葉遣いになる」と書いてあったから・・・・・そして、その変な言葉遣い一発でわかりましたよ。
山崎さんだったわけですねっっ!!
で、気が付いてみればジャケットの声優紹介の所にわざわざ山崎だけ乗ってないんですよ。
つーか、これは前作をやっている人間は気が付けと言うこと?(^^;)
しかしこれ、なにも気が付かずに山崎×鈴花カップリングを指定していたらどうするんだろうか。
やっぱり落ちないんでしょうかね?
ちなみにこの時も東条は平鈴でやっちゃってるのでわからないんですけど。

しかし鹿取ルートは何が面白いって発展の1ですよ。
石川との写真対決!!!
もう、出た瞬間に「ばかだーーー!!」と突っ込みましたもん。
そんなことでムキになる鹿取も鹿取だけど、わざわざ写真館まで来て鹿取に絡んでる石川も石川だっちゅーの(笑)
でも、石川こと中岡慎太郎の笑顔の写真ってマジであるんですよ?
私もこの間某クイズ番組で偉人の写真で誰だか当てるっていうのをやっていて、それで初めて見ましたが、本当に笑顔なんです。
中岡といえば堅い感じの写真のイメージが先行していたので、一瞬誰だかわかりませんでした。
こういうネタをちゃんと折り込んでくるアタリ、幕末恋華スタッフはすごい。

あと、鹿取は=山崎だっていうのが倫ちゃんにバレバレなのが受けました。
わざわざ知らないフリをしてあげる倫ちゃんも良い子や(笑)
あのルートをやると、倫ちゃんは結構きれる子なんだなっていうのがわかりますね。
そして土方さんに「報酬に鹿取菊千代さんを下さい!」っていう倫ちゃんがまた格好いいんだ。
なんかこう、鹿取もあそこまで想われれば本望だよねって感じです。
山崎だっていうのが分かった時点で、これは死にはしないなっていうのがわかっていたのでのほほんっとできましたが、最後、外国に行っちゃったのはビックリでした。
いっそ才鈴にしといて、ED後、海外でばったり再会・・・・なんていうのも面白いかも。
そして、山崎が最後は鹿取になってくれたことに心の底からホッとしました(^^;)


<5週目>
そろそろ倫ちゃんの秘密も知りたくなってきたし・・・・つーか、ぶっちゃけそろそろやらないと庵さんが残っちゃいそうだしという事で、5週目は秘密の中核人物にアタックしてみました。
もー・・・・なんか、色々大変でした・・・・私が(^^;)

だって、だって、
魔王様が出るんですよ!?・・・・って、わからないか。
魔王=高杉晋作さんでございます(何故かというと司馬先生の『世に棲む日日』で司馬先生がそう高杉を紹介しているので私と友人の間ではこの呼び名で定着してました)
その魔王様がっ!!
魔王様がゲームにっっっっっ(><)
・・・・と、こんな感じで大変でした(笑)
惜しむらくは魔王様が長州なまりではなく、標準語だった事ですが、そこまで無理はいいますまい。
出ただけですごいよ(^^;)

・・・・って、肝心の庵について全然しゃべってない(^^;)
いやいや、庵ルート色々スッキリしましたよ〜。
とにかく倫ちゃんの出生が明らかになるのがこのルートだけですからねえ。
ちなみに、あれは倫ちゃんは長州のお姫様ってことでいいんですよね?
まあ、立場的には愛妾の子みたいな感じなのかも知れませんが。
そしてやってみて新たな疑問・・・・・庵さんっていくつよ(^^;)
これってもしかして突っ込んじゃいけないのかもしれませんが結構気になりました。
だって松下村塾(!)にいた時で若く見積もっても16〜18でしょ?
それで江戸に留学して、帰ってきた時に倫が3〜5才。
軽く、一回り以上倫と離れている計算ですよね・・・・。
下手すると他の人のルートでは庵さんを育ての父親扱いしてますもんね、倫ちゃん(^^;)

そんな鬼門に突っ込んでる場合じゃなく。
庵ルートはとにかく庵がじれったくてじれったくてイライラしました(^^;)
だってどーみても、倫が好きなのに、「妹として」とか念を押してみたりとか、倫ちゃんが一生懸命アタックしてるのに突っぱねてみたりとか。
お前ーーーー!!と何度思ったことか。
しかも開眼するのが土方さんの一言っていうのがなんというか。
ちなみに、この回は土鈴でやっているので、五稜郭で庵さんと倫ちゃんが二人を討ちに行っちゃいました。
うーん、切ないけどある意味納得できるかも。

あ〜、でも庵ルートで宮古湾海戦が出たのはマジで嬉しかったです。
幕末の戦闘の中で1、2を争うほど興味のある戦闘だったので。
庵が甲鉄鑑を持ち出してきた時に、「あー!宮古湾!!!」と思って・・・・そこで初めて思い出しました。
野村利三郎と相馬、どっかで聞いた名前だなあとは思っていたんですが(新選組隊士だっていうのは覚えてたんですけど)、宮古湾で唯一戦死する新選組古参隊士が野村利三郎ですよね。
で、直前に思い出して「ぎゃーーーーー!」と思ったんですが、見事生き残ってくれてよかったvv
「やめてくださいよ・・・・俺、死ぬ気まんまんなんですから」の台詞にまたも心が動いたことは内緒です(<誰に!?)


<6週目>
このぐらいの頃、私はもっとも油断していました。
なにせここまで6人、誰もそうならなかったから「ん〜、ちょっと甘さが足りないかなあ」なんて思っていたんです。
・・・・そして、この回で幕末恋華が幕末恋華たる所以を思い出しました。
この回、富山弥兵衛を攻略しに行ったんですが・・・・

・・・・・・・・・・・・まさか、死ぬとは(T T)
いや、まあ、史実上彼が死ぬことは知っていたんです。
というか、事前にちょこっと調べてみた時に「首を落とされて死亡」とか妙に詳しい情報があったので「む〜?」と思っていたんですけど、何分ここまで6人が大丈夫だったので完全に油断していました。
たぶん前作からの感覚で鳥羽伏見を過ぎれば大丈夫みたいな変な感覚もあったんでしょうね。
でも、ホントに凹みましたよ。

だって弥兵衛ルート、これまでになく筋が通ってて適度に甘くて可愛かったから。
あのテーマの2とか梅さんが二人に洋装のウエディングドレスを着せるやつとか、本当に可愛くてすっごく和んでいたんです。
段々、弥兵衛が自分の心を見つめていく様と、面倒見ているうちに彼を好きになる倫ちゃんの心の動きとかがすごく自然に伝わってきて。
だから油小路あたりで弥兵衛がボロボロになっちゃうところは切なかったですね。
彼のせいではないけれど、どうやって彼を助けて良いかわからない倫ちゃんも切なくて。
一生懸命、待って待って。
それでとうとう彼が捕まったと聞いて弥兵衛の元へ行ってしまう。
それだけだって切ないのに、二人だけで廃寺で愛を誓い合うわけですよ。
いつか心が芽ばえ始めた時に着ていたドレスで。

・・・・正直、この段階でも私は弥兵衛と倫ちゃんがこの状況を上手く切り抜けて幸せになってくれるものだとばかり思っていました。
それなのに、あのエピローグがっっ。
もう、花柳剣士伝6週目にしてボロボロ泣きましたよ(T T)
夜中の1時に「あんまりだよ〜〜〜」とかいって泣いていた気がする(^^;)
でもこれが幕末恋華なんですよね。
前作でもすっごい泣いた記憶を思い出しました。
この不条理さというか、「こんなのあんまりじゃないか!!」と叫び出したくなるような事があった、それが幕末という動乱の時代の象徴なのではないかなあ、と。
さすがに、やった直後と翌日ぐらいまで凹みっぱなしでしたけど、ある意味こういうEDがないと幕末恋華じゃないんだなあ、と後でしみじみ思いました。
前作で「沖田生存EDとか土方生存EDがあってもよかったんじゃ」と言われながらも、今回こういうEDを用意した幕末恋華スタッフはすごい。


<7週目>
6週目を終えて急に緊張感を思い出した東条は、残したメンバーを見て愕然としました。
だってほとんど死にそうな人ばっかりじゃん、と。
なにせ、この時点で未攻略は三木、中村、相馬、大石ですよ。
ま〜、大石は生存はなかろうと思ったんですけど、中村と相馬は危ない、と。
慌てて次に攻略するはずだった三木を最後に回すことにして、より死亡率が高そうな中村半次郎に手をつけてみました。

しかし、やっぱり予定通り死んでしまいましたね、中村半次郎。
まあ、彼が西南戦争から生きて帰ってくるというEDは作りにくかろうとは思っていましたが、やっぱりストーリーが甘くて可愛かっただけに無念です(T T )
清廉潔白、質実剛健なキャラでなかなか格好良かったんですけどね〜。
倫ちゃんの事も大事にしてくれそうだったし。
なんせ庵さん自ら預けるんですよ?
他の人なんか倫ちゃんが飛び出していったのに。
まあ、テーマと発展の3ぐらいでさすがに生存EDは諦めましたけどね。
あんなにほのぼのと生活を営んでる時点で、もう先がない(- -;)

とはいうものの、富山さんの場合と違って倫ちゃんの元には忘れ形見が残されましたし、なんだか背後霊化して中村さんも守ってくれているみたいだから、きっと母子二人で頑張って生きていってくれると思います。
・・・・なんか、前作の沖田を思い出しましたけど(^^;)


<8週目>
この辺で、6、7と死に別れが続いてガッツリ落ち込んできます。
ということで、確実性は低いけど大石よりは生き残ってくれそうという理由で8週目は相馬をチョイス。
ちなみに、プレイノートの一行目に「万が一に賭ける!」って書いてありました(^^;)
この回はね〜・・・・野村にやられました(笑)

だって、野村!野村が可愛いんですよ(><)
そして格好良いんですよ!!
特に宮古湾の所、巫山戯ながらもなんとか二人をにがそうとするその心意気が!
先に庵ルートをやっていなければうっかりぼろ泣きだったでしょうね〜。
個人的にはこのルートでも野村は庵に助けられていて、相馬と倫ちゃんの祝言に何食わぬ顔で「おめでとー」とかいって現れて欲しいです。

そしてまた、相馬ルートがよかったですよ。
あまり最初は惹かれてなかったんですけど、攻略してみたら陸奥に続く第2の地位まで上がってきた感じです。
だってねえ、ストーリーが妙にできてるんですよ。
あの土方に読み切られて新選組に入る所とか、なかなか運命的だし。
そしてメインイベントの「黒頭巾」!
そうくるかってかんじでしたけど、あれはかなりきましたよ〜。
最初相馬が斬りかかってきた時には「マジかよ!?」と思いましたけど(結構辰巳なみに怒ってた・笑)、実は嫉妬にかられてとは。
咲彦が突っ込んだのにはビックリしました。
「どうして君が俺の側ではなく、辰巳さん達の側にいるのか」っていう感情に振り回されてっていうのがもう。
確かにあのイベントの入りで咲彦にいきなり「倫さんは・・・・」とか聞いているあたりで、もう無自覚でも何でもこれは倫ちゃんに惚れてるなとは思ってましたけど。

この次のイベントで相馬がその辺の葛藤を倫に告白するじゃないですか。
その舞台が竹林だったので、ぎょっとしました(^^;)
なにせ、竹林は前作のプレイヤーには思い出深すぎるからね〜(笑)
けど相馬さんの方はめでたく倫ちゃんに「愛してます」とか言ってもらっちゃってるし。
ああ、告白に関しては今のところこの相馬のが一番好きですね〜。
あの笑顔で「私はずっと相馬さんについていくって決めました」っていう追っかける宣言をする倫ちゃんが格好良くて素敵v
しかもそれを完全に実戦してるしね〜。

最後の最後のエピローグのスチルもこれまでで一番お気に入りですね。
つーか、甘いよ、甘い(><)
膝に倫ちゃんを乗せてキスしてるなんて美味しいスチルが出るとは思ってませんでした。
もう、是非この後は幸せロード突っ走ってほしいですね。
倫ちゃんのために!!


<9週目>
相馬でなんとか落ち着いたので、今度こそ大石をやろうと、この回はとうとう覚悟を決めて大石にチャレンジしました。
う〜ん、感想を言えば、「良く作った!」の一言に尽きるますね。

正直、鈴花ちゃんでも大石と恋愛するのは無理だろうと思ったんですよね。
それが最初に攻略対象になると聞いた時は驚きましたよ。
「あの人とどうやって恋愛して、んでもってどうやってEDになるわけ?」と。
ぶっちゃけ、EDは8割方死ぬであろうとは予想していたんですが、間が全然想像できなかったんですよ。
あんだけ色んな泥を被った狂人キャラですからねえ。
だから良く作ったと思いました、ほんと。
ある意味、あの狂った感じを壊さないままEDまで持って行きましたもんね。

結局全編物の見事に血なまぐさかったですけど(^^;)
あの会津藩邸での惨殺事件の時に、「この女には手を出すな」的なことを言った奴にはちょっとドキッとさせられましたけど、ま〜、あのイベントもおかしかったし。
完成された快楽に、愛する女に幕引きを求める。
なんとも歪んだ感じが見事でした。
しかし、今回の花柳剣士伝のCEROって大石一人で上げているような気がするんですけど(^^;)
汚そうと思ったけど汚せなかったって、大石が言うとストレートにエロいし。
大体「俺を切り刻むか、俺に汚されるか」っていう選択肢自体、15歳以下には見せられない感じ。
う〜ん、台詞だけでCEROを上げる男でしたね。

でもED後の倫ちゃんがものすごい心配になりましたよ。
だってねえ、結局大石は倫ちゃんの心を思いっきり踏みにじって思いっきり汚して満足して逝ったってかんじじゃないですか。
しかも倫ちゃん自身が「もう忘れられない」と思っている以上は忘れられないでしょうし。
富山だったら面影を抱えて生きていくとか考えられるんですけど、大石は全然無理(^^;)
あの人の思い出って倫ちゃん的にもたぶん優しいものじゃないと思いますしね。
庵さんとか、咲彦くんとかが今後彼女を支えていってくれるんでしょうけど、なんだか倫自身もやたら早死にしてしまいそうな気がしました。
悲恋というか、悲劇なEDでしたね。


<10週目>
やっと最後ですよ。ということで、残しに残した三木三郎に手を付けた10週目。
三木は明治まで生き残るっていうのは知っていたんで、大分気分的には楽でした。
でも三木ルートはちょっと意外だったかも。

何故かというとですね〜、三木、かなり格好良かったんですよ!
もう、かなり。想像×10倍ぐらいに(<酷)
キャラデザを見た時のイメージから、「この人は絶対優しい系しかも癒し方面に違いない」とは思っていましたが、あんなに男だと思わなかった。
新選組の時の平助とちょっと感じとしては似てました。
可愛いし、優しいんだけど、その芯はすごく強くて頼れる感じの男!それが三木!!(笑)

まあ、最初は完全にヘタレ方面なんですけどね(^^;)
だっておこうさんに惚れるのはいいけど、あの返り討ちぶりは酷い。
しかも道場の掃除やら食事作りやらやたら使い回されてる様がなかなかな不憫でした。
倫ちゃんを仲間にしようとして頑張るあたりも空まわりっぷりが結構可哀想でした(^^;)
・・・・余談だけど、あのイベントの絹緒さんはすごいとおもう。
つーか、格好いいなあ、この人と思いましたよ。
けど、実はあのイベントで三木が倫の首掴んでるスチルは結構お気に入りです。
どこがって突っ込まれるとう〜ん、どこがなんだろうと思うんですが(^^;)
他のスチルがあまりにも密着度が低いせいかもしれません(悲しい)

もしかして格好良いんじゃないか、こいつ・・・・と思い始めたのは油小路の後あたりからですかね。
色んな物を失って三木自身かなり傷ついているのに、仲間の事を心配する三木。
そしてそんな三木を心配する倫ちゃん。
あのあたりはプレイヤー的にもちょっと切なくなりました。
だって倫ちゃんはもう自分が片想いだと思いこんでるしね。
具体的に三木がどの辺から倫ちゃんに傾いたのか、二次創作書き的にはちょっと気になる所ですが(やっぱりあの仲間にしたい云々でもめるあたりかな〜、と個人的には思ってるんですけど)
おこうさんを間にたてて真っ向から告白する三木もなかなか格好良かったです。
つーか、もっともまっとうな告白をした彼に◎(笑)

そしてなんと言っても三木が格好いいのはテーマ4ですよ。
あの大久保さんと渡り合ってみせるところ!!
あれは相当格好良かったです(><)
赤報隊の悪い噂を流す仕事をしていた武士に「さぞ気の乗らないお仕事でしょう」と声をかける三木の落ち着いたかっこよさ!
そして最後に大久保に当てた手紙はすごかったですよね。
「よほど捨て駒に向いているとみえます」っていう喧嘩の売りっぷりがたまりません。

欲を言えばもうちょっと甘いシーンがあってもよかったかな、と思わないでもないですがEDが思いっきりその辺を補おうとしたいちゃいちゃスチルだったので、取りあえず許しました(笑)
だって抱きしめてる三木も抱きしめられてる倫ちゃんも幸せそうで可愛かったvvv







 


<特典CDの感想>
いや、とりあえずあの特典CDにはまず突っ込みたい。
どうしてジャケットが全員裸じゃないといけないんですか!!!
裸である意味がさっぱりわかりません・・・・・。
とりあえず、CDを表向けておいておけなくて日々びくびくしてます(^^;)
うちの家族は私がオタクであることも、ほとんど包み隠さず知ってますがそれでもあのCDジャケットは衝撃が大きすぎるのでかくしてありますよ。
カレンダーとか絶対無理です(笑)

まあ、ジャケットの問題はともかく、中身はものすごくよかったです。
何が良かったってドラマがばかうけ(笑)
陸奥好きとしては『伊達陰之助』はかなりのヒットでしたが、意外に受けたのが『宴の夜』。
何が笑えたって、酔っぱらい化した三木のいちゃもんが爆笑でした。
だって、「そこの襖!!誰に断って角張っているのだ!!!」ですよ!?
もうゲラゲラ笑いましたとも。
しかも原田がいちいち訂正してるのがまた。
オチとしては弱いですが、そこまでで大爆笑でした。
もちろん、『伊達陰之助』は面白かったですけどね!!
だって陸奥可愛いし!!!(結局それ・笑)
あの賭だったっていうのがわかってからの陸奥の「おい・・・・」「てめえら・・・・」っていう低い呟きが。
つーか、どういう経緯であのメンバーであんな賭になったのかも面白そうです。

オチが一番面白かったのは『ありがた迷惑』。
あれは山南劇場ですよね(笑)
つーか、山南さんが全開。
もちろん山南さんが出てきた時点で水車が無事にすむわけないのはわかっていたんですが、想像以上に改造された水車が面白かったです。
夜中に独りでに笑う水車・・・・さすが、発明家の発想は違う(笑)

そして『甘いボイス集』ですよ!!
全員攻略するまで聴かない〜、と思って残してあったんですが、最後にしといてよかったです。
だって止める暇もないほどガンガン囁いてくれるから(笑)
お気に入りは『嫉妬にかられた台詞』。
というか、メニューにこれがあったのにはびっくりしましたけどね。
特に咲彦と半次郎さんがお気に入りv
あとこの台詞だけ大石が甘い言葉を言ってる気がします(他のは甘い・・・・のか?)
陸奥の台詞でお気に入りは『照れたシチュエーションの台詞』!
だって「もう帰るのかよ・・・」って!!(><)
そんな風に言われたら帰れないってーーーーー!!(笑)
すさまじく可愛さ全開でヘッドフォンで聴いていたんですが暴れそうになりました。
本命キャラ以外で気に入ったのは半次郎さんの『元気づける台詞』。
あの「俺は君の涙を受け止められる男と自負している」っていうのがツボvv
そうだよね〜、半次郎さんはそうだよね〜〜〜〜〜(笑)
あと鹿取の『一途な台詞』も結構よかったです。
一途っていうか、あの台詞って結構『君に夢中な台詞』って感じでしたけど(笑)

・・・返す返すも野村くんがいないのだけが残念です(<当たり前です)






おそまつm(_ _)m