前略 子どもが生まれました
「いないいない・・・ばあ!」 「あ!笑いましたよ!梅さん!」 「そうじゃね。まっこと可愛いのう。特に笑うと鈴花さんにそっくりじゃ。」 「えー?そうですか?梅さんのような気がするんですけど。」 「いーや。鈴花さんじゃ。こがーに可愛らしい笑顔は、世界中さがしたち、二つしかありゃーせん!」 「力説することなんですか。でも二つって、この子と私ですよね?」 「もちろんじゃ!」 「ありがとうございます(///)」 「やっぱり可愛いやか。」 「(///)と、ところで梅さん。」 「なんなが?」 「この子の名前、考えました?」 「おお、考えたぜよ!」 「どんなのです?」 「こん子は長男じゃからの。」 「そうですね。」 「松之介じゃ!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・まさか、次男が生まれたら竹次郎、とか」 「なんと!お見通しやか?いやいや、愛の力ちゅーやつかもしれん。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「やけど、ちっくと惜しいな。わしが考えちょったんは竹次郎じゃのうて、竹之心じゃった。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梅さん。」 「ん?」 「却下です!」 「ええ!?」 「そんな顔したってダメです!松竹梅だなんて!」 「なんでなが〜?父親と子ども達でぼっちりいいがやないかね。」 「ダメったらダメです!だいたい・・・・」 「だいたい?」 「・・・・・子ども達と梅さんだけなんて、私が仲間はずれになっちゃうじゃないですか。」 「〜〜〜〜〜〜!鈴花さん!!」 「きゃあっ!う、梅さん!?」 「なんでほがーに可愛いんじゃ!また惚れ直してしもうたぜよ!」 「え?え?ちょっ!この子が潰れちゃいますって!」 「んぎゃあーーーーーー!!」 「・・・・ああ、ほら泣いちゃった。」 ―― そんなこんなで、才谷家は今日も賑やかです 〜 終 〜 |