三浦枕状溶岩 横須賀市衣笠万葉公園内
約4000年前の溶岩。深海性地殻上の火山が崩壊ブロック化し、
プレートにのって移動し、1600万から1500万年前葉山層に付加したと解釈されている。
蛇紋岩 横須賀市JR衣笠駅裏から南へ50m
蛇紋岩は地下深部のマントル物質が深海底を上昇し、水を含んで風化してできた堆積岩類。1500万年〜1200万年前に付加したと考えられている。

観音崎の海蝕洞  横須賀市観音崎公園
波の浸食によってできた洞窟。この地域では三浦層群の逗子泥岩層と池子火砕岩層が北西方向30°傾斜して分布している。この海蝕洞の周りは池子火砕岩層。
荒崎の傾斜した地層  横須賀市荒崎
三浦層群の三浦層。白い部分がシルト岩。黒い部分がスコリア。
 
スランプ構造(三浦層)  三浦市海外町  
 未固結の堆積物が一時的に海底などの斜面をすべり下って生じた特異な堆積構造。 
コンボリュート・ラミナ 三浦市城ヶ島亀ノ小島
 巻いたキャベツの葉を半分にしたような地層の縞目。コンボリュート・ラミナと呼ばれ、地層が逆転したことが分かる重要な証拠。
鷹取山の池子層  横須賀市湘南鷹取
三浦層群上部の池子層(約400万年前)に属する地層。軽石や岩片を含んだ火山礫凝灰岩や凝灰岩質砂岩。ロッククライミングのメッカ。
三浦半島の地層 
 三浦半島を作る地層は、深海で形成されたものです。数千年万〜数百万年という長い年月を経過した後、約50万前に陸地になった若い大地です。
 現在でも年間数mmの隆起が認められる地殻格変動の活発な地域です。
 三浦半島では様々な特徴のある地層が観察できます。その数箇所を写真に収めました。 
 
   
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