パンドラ
の意味

パンドラの箱開いた!


パンドラ-人類最初の女性といわれる。 ギリシャ神話で,ゼウスがすべての悪と災いを封じこめて,人間界に行くパンドラに箱を持たせた。 パンドラが好奇心から開けたため,人類は不幸にみまわれるようになり,希望だけが箱の底に残ったという。


人生の一区切り、ホット肩の荷を下ろして自分を見つめなおした時、 「これでいいのか、このままで」・・・誰にでも訪れる転機ですね。
そんな時突然「パンドラの箱」が開いたのです。
それはギリシャ神話の、「開けてはいけないと言われていた箱を開けてしまって
たくさんの災いが飛び出してきた。」という物語のこと。
それと同じような衝撃で、まさに昔の記憶が飛び出してきて、 何十年も前にあきらめて封印していた「創作意欲」が
蘇ってしまいました。
「パンドラの箱」から出てきたは多くの災い(悲しみや苦しみ)でしたが、
箱の底に最後に残っていたのは「希望」でした。
「希望」があれば、どんな災いも乗り越えていける。
「作り続けること」は、苦しんだり、もがいたり、悩んだりすること、でも、その後には「大きな喜びがある」。
私にとっての希望は「創作意欲」です。 これがある限り作り続けます。


五重塔

瑠璃光寺五重塔


こんなところで作っています。


日本列島の西の端、山口県、その中央部に位置する山口市。
明治維新の原動力となった長州藩。詩人 中原中也の故郷。大内塗り、萩焼き、・・・・・・・・・ 少しは有名でしょうか?

アトリエから徒歩で数分の所に「雪舟庭」があります。 画聖雪舟が描いた水墨画のイメージそのままの石の庭園には、遠くから多くの方が訪れてくださいます。 雪舟は40歳の頃ここ山口に来て、七尾山の麓に「雲谷庵」というアトリエをかまえて、 87歳で没するまで創作活動を行っていたといわれています。 山口の自然は雪舟にとって、いつまでも飽きない美しい、創作意欲を掻き立てるものだったのでしょう。

四方山に囲まれた盆地で、若い頃は「刺激が少ない。」「静か過ぎる。」と、都会の喧騒に憧れたりもしましたが、 今はこの静かな自然、緑に囲まれた美しい街がとても気に入ってます。アトリエの近くには、野鳥の保護区があり、 セキレイ、ジョウビタキ、などよく飛んできます。散歩の途中、緑と赤の強烈な色彩のキジと出会うこともあります。 想像力を膨らませて、創作活動を行うには最適の場所だと、内心満足しています。

◆ペット自慢(白文鳥)
余談ですが、大の鳥好きです。特に白文鳥にハマッています。
かわいらしさと賢さに夢中!四代目の白文鳥です。
◆瑠璃光寺五重塔
国宝に指定。1399年応仁の乱で戦死した大内義弘の菩提を弔う為、弟の盛見 もりはるが建立しました。一本の釘も使わず木を組み合わせて作られているので、 揺れを吸収して地震にも強いそうです。
◆香山公園
五重塔がある瑠璃光寺に隣接する公園。墓所があり参道の石畳の上を歩くと「きゅっきゅっ」 と不思議な音が鳴ります。 「うぐいす張りの石畳」と呼ばれています。
◆萩焼き
萩市に多く窯元がありますが、ここ山口市にも有名な窯元がたくさんあります。 実はこの写真、市内にある窯元で作った自作の萩焼です。
◆常栄寺「雪舟庭」
アトリエから徒歩で数分。時々行ってます。石の配置が絶妙。不思議と心が落ち着きます。 石との会話が楽しめるので、人間関係に疲れた方にはおすすめ。
◆一の坂川(後河原)
初夏にゲンジボタルが飛び交います。桜並木も美しい。この川を京都の加茂川に見立てて、 京都の街並みを真似て、街づくりが行われました。 室町時代の頃、京文化を積極的に取り入れ、「西の京」といわれて繁栄しました。
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