川崎大師献茶式とお茶会

(平成15年4月13日)










毎年、第二日曜日に開催されます(お釈迦様の誕生日がらみらしい・・・)、
川崎大師の献茶式とお茶会。
先輩達と、総勢6人で前日の12日に出発しました。
私達の次の駅から乗るはずの3人が遅れたりと、は、早くも暗雲が・・・。










お茶会前日の夜、OL時代によく行った(すでに8年前・・・。もちろんママは忘れてましたさ)、東神奈川のイタリアンレストラン「ヴェルデ」へ。皆さんを無理やり連行。
ビール、ワインで酔っ払いの図・・・。しかもほとんどが嫁入り前(左真ん中のかおるさんを除く)・・・。なぜか申し訳ない・・・(特に身内に・・・)。
食べて飲んでしゃべって、すっかり写真を撮るのを忘れてすみません。デザートです・・・。
久しぶりに食べたヴェルデのお料理は、もちろんおいしかった。お口のたっぷり肥えた独身OLたちにも大好評でホッ。
宿泊は、ネットで探した、お大師様に遠くなく、なるべくなるべく(清潔で)料金お手ごろなホテルに。もちろん全員一室で〜す。

ヴェルデ
 神奈川県横浜市神奈川区
    tel (045)322-7703
朝食後、あらかじめホテルに送っていた着物に着替えチェックアウト。タクシー2台で川崎大師へ。
ガヤガヤと〜、8時半からの受付風景です。こちらでお茶券の「受付」を渡し、荷物等を預けます。
受付後、大宗匠の献茶式を見ようと、大本堂へダッシュ!(もちろん着物姿〜)
ダッシュの甲斐あり、お供茶式は前から1〜3番目で見ることができました。ちょっと感激。その後、茶筅塚にて全員揃っての一枚。
席入り前、ちょっと時間があったので、敷地内に出ていた露店を覗く。写真はみどりネエ。なぜかここで、お土産と灰形に使うべく、竹細工購入。
川崎青年会議所の濃茶席。
青年会議所の会員の皆さんが、毎年担当なさいます。連日連夜の特訓だとか(その後は飲み会と聞いた・・・)。
お正客には歴代の先輩方がいらして、「お父さんは変わりないかい?」なんて会話がご亭主と交わされ、アットホームで微笑ましく、とてもいい雰囲気のお席でした。
写真は、これがホントの「会記」。使用されたお道具などが記されています。ちなみにお軸は、
円能斉筆 「花開萬国春」 鵬雲斉大宗匠箱 でした。
混まないうちに、ちょっと早めの点心席。「なだ万」のお弁当(箸袋を見てわかった)。
大広間に、ダーーーッと横長机が設けられ、各自自分でお茶を入れていただきます。日帰り組の先輩3人と、点心席で偶然合流。さ、さらに賑やか・・・。
淡交会川崎支部の薄茶席。
ホッとする、とも違うけれど、やはりお互い慣れた雰囲気が漂います。

釜 阿弥陀堂 古浄味造   棚 輪島 三友 丈史造
水指 祥瑞写 真葛造    薄器 荒磯大棗 表正造
茶碗 円能斉手造 黒    菓子器 赤絵 善五郎造
平間寺茶道教室の薄茶席。
平間寺で修行中のお坊さん達がお手前をなさいます。
一昨年の淡交会関東地区大会の会場も川崎大師で、その時もこちらのお席に入り思ったのですが、皆さん、歩き方からおじぎ、すべての動作に無駄がなく、きりっとして美しいッ!さすが、常日頃精神鍛錬している方々は違うのだわ〜。ホント、ほれぼれしちゃいます。

床  鵬雲斉大宗匠筆 「明々歴々露堂々」 
花  穂咲万作 大虹椿
花入 一重切 銘寿山
4月13日。いわきではソメイヨシノが見頃なのですが、川崎では八重桜。やはり南なのですなぁ。
席をまわり終え、東京駅でおみやげなどを買って、上野発午後5時の特急で帰宅。
さすがに車中は皆様静かでした〜、というか、ほぼ全員寝てた・・・。








 出発時点からいろいろあり、賑やかなお茶会道中でした。
 お泊り茶会はそうそうないけれど、それなりに出向く価値はありだと思います。お茶会自体を見て楽しみ、勉強になるのはもちろんのこと、先輩方と行動を共にして、動きのとりかた、「働き」など、学ぶことは多いです。
 ただ「楽しかった一泊旅行」とは、やはり違います。そうは見えないとは思いますが・・・。ま、本人の中では、のお話。です。かな?

 
写真は「お供茶記念授与 お守り」です。小さいので(右端は比較用ライター)、実は通常バックに忍ばせています。




















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