もの屋さんになる、という決意を固めるきっかけは、現在結んでいる某コンビニエンスストアーとの契約が、平成13年の6月末に切れることから発しました。七年間、契約違反もなく(当たり前ですが)、全うしたのだから、それから後は、自分の好きなことをしたい!と、思ったわけです。
 さいときから、祖母と母の影響から、着物が大好きでした。その二人の昔の着物を縫い直したくて和裁を習い始め、着物を着る機会を得たいという、よこしまな気持ちからお茶を習い、運良く、ご自分で仕立もなさるという、着物に大変明るい先生につくことができ、そして、お茶がきっかけで、今度は組紐の先生と出会い、組紐と、着物の奥深さを教わりました。数々の女性たちの影響を強く受け、着物好きに拍車がかかってしまい、呉服屋さんにはない着物をみたくて、東京の古着屋さんを歩き回るようになりました。
 13年の7月からは、やりたいことをやる!と言ってはみたものの、着物・・・?
そうだ、古着!だって、地元いわきには、古着屋さんないんだもの。もしかしたら、私のように、古い着物を見たい人がいるかもしれない。でも、どうせなら、古い物だけに限らず、新作も扱いたい・・・。古いのも好き、新しいのも好き、着物が好き!自分が買う立場になって納得できる値段で、自分の好きな、いい物だけを扱い、古い着物の仕立て直しや染め直しのお手伝いもできる、「古着屋」でもなく、「呉服屋」でもない、新しい「きもの屋」!!
 でも、「古着」を認めない父との葛藤(詳しくは、「日記」を参照なさって下さい)など、問題は山積みなのです。それでも、思いつきからでも、決めたからにはやるしかない!
 、本人は希望にあふれているのですが、先行き心細いのも事実です。始まりはこれからですが、頑張りますので、皆さん、応援、または、アドバイスしてくださいね。


よろしくお願いします
                           
                                平成13年1月

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