茶室 ほゝ

〜お稽古風景〜



  本日のお軸。
     「翡翠踏翻荷葉雨」
   (ひすいとうほんすかようのあめ)
           如々山人洞然(芳賀幸四郎)筆

カワセミ(翡翠)が沼の魚を捕まえようとサッと飛翔する、その羽風で蓮の葉の上のたまり水がころころと落ちる・・・。
状況が目に浮かぶ、まさに今の季節にぴったりですね。



刈萱、唐糸草、穂咲ななかまど、半夏生、隅田の花火。もちろん、庭に咲く花たちです。
野に咲くように生けられ、楚々とした雰囲気。

花入れ 繭かご 東竹園斎造

    
 

7月に入り、簾戸にかわりました。見た目に涼しげなのはもちろんですが、やさしい光が漏れ通り、とてもいい(妖しげ?)雰囲気なのです。「大奥みたい・・・」という声もありますが・・・。


これから「唐物」のお稽古。


お稽古のお楽しみ。本日のお菓子は、
   「あじゃり餅」
 満月製 
京都から取り寄せました。似たお菓子はありますが、やはり本家本元。一味ちがう〜、と思うのです。

 菓子器 工藤真人造



「平花月」のお稽古風景です。
和気あいあい(たまにワイワイ)と、お稽古は進みます。









お問い合わせ先 
  〒971-8185 福島県いわき市泉町5-20-2
 tel (0246)56-7888
     吉田宗恵


戻る





「きもの屋さんへの道」へ

ライン