〜プロローグ〜 |
私は、街をプレイし終えてから、あの壮大な物語が紡ぎ出された”渋谷”に行ってみたいと思うようになった。
ほぼ毎日のように、渋谷に、街の主人公たちに、思いを馳せる。しかし、現在の私の状況(特に金銭面)からして、渋谷へ行くのは夢のまた夢のように思っていた。
それから、約半年。夢は実現することとなった。
それは、友人の一言から始まった。
”冬にディズニーランドと渋谷に行こう!”
そう、私は今までディズニーランドには行ったことがなかったのだ。
別に私は渋谷だけでも良かったんだが、友人があまりにもすすめるのと、ディズニーでのパック旅行の方が安く、金銭面でもなんとか都合がつきそうだったからなのだ。
およその計画が決定してから、るるぶ東京を購入し、渋谷の地図を開き、行ってみたい主な場所にマーキングを入れる。
私が行ってみたい主な場所は
〜渋谷駅前〜
■スクランブル交差点 ■渋谷ハチ公前TELBOX
〜百貨店〜
■東急百貨店東横店 ■東急百貨店本店
■西武百貨店A館&B館 ■東急ハンズ
■渋谷ロフト ■渋谷パルコパート
〜桂馬色〜
■渋谷中央署 ■渋谷センター街
■セガ・プライム ■ロンゴロンゴ
■ディズニーストア(ネズミーストア)
〜喫茶店〜
■カフェ・ラ・ミル ■ウエスト
■アン・カフェ ■ミスタードーナッツ
〜飲食店〜
■とんかつ勝一 ■プリメーラ道玄坂
〜バー〜
■サーディーズクラブ ■HUB
〜映画館〜
■パンテオン
〜名場面〜
■オカヤマビル ■マルハンパチンコタワー
■シアターD ■渋谷公会堂噴水前
■タワーレコード渋谷店 ■シブヤ109
■宮下公園 ■南平台地下道
■生活彩家(コンビ二) ■道玄坂2丁目駐車場
■美容室TRUE
の、以上が挙げられる。
これだけみても、かなりの数に登ってしまう。
3泊4日の内のたった2日間で、全部の場所がまわりきれるのだろうか?一抹の不安がよぎる。
しかし渋谷への思いは止められるはずもなく、想像は妄想に変わり、旅行申込の後に強行ともいえるスケジュールを立てたのだった。
<強行スケジュール:ディズニーランド&渋谷3泊4日計画>
12月16日(1日目)
23:00 梅田駅前 バスターミナル
東京ディズニーランド行き夜行バス 出発
12月17日(2日目)
8:11 夜行バス到着
終了まで ディズニーランド内
↓
品川プリンスホテル 宿泊
12月18日(3日目)
10:00 渋谷へ出発
●渋谷駅前 ・駅前TELBOXにて自宅へ電話
・ハチ公〜モヤイ像を参拝
・オーロラビジョン拝観
・スクランブル交差点で各主人公の立位置確認
●渋谷警察署前 ゲリラ撮影&トイレ作戦決行
●パンテオン拝観〜東急東横の東・西・南店の屋上確認
●センター街 ・カフェ・ラ・ミルで休憩
・周辺のゲーセンを巡回
・シアターD鑑賞?
・マルハンパチンコタワー観察
・東急百貨店の外見&屋上確認
●オルガン坂 ・東急ハンズ〜パルコ横断
・HUBの外見&場所確認
●公園通り ・渋谷公会堂前噴水の前にて記念撮影
・ミスタードーナッツにて休憩
●宮下公園沿い ・オカヤマビル屋上にてたたずむ
・タワーレコードにて買い物
・ディズニーストアの外見鑑賞
・宮下公園内で隆士に浸る
・西武百貨店の外見&屋上確認
・渋谷ロフトでマガジンラック購入
●道玄坂 ・シブヤ109外見鑑賞
・セガ・プライムのゲーセンを満喫
・とんかつ勝一にて昼食?
・道玄坂2丁目駐車場を確認(馬の物真似)
・サーディーズクラブの外見&場所確認
・ロンゴロンゴ渋谷内トロイフィールド
57番ステーションを確保
●南平台地下道 とりあえず友人を追いかけてみる
もしくはチーマーに絡まれてみる?
●生活彩家 雪印のコーヒー牛乳を購入
●プリメーラ道玄坂 休憩&夕食
●HUBorサーディーズクラブの気に入った方で祝杯!
終電間際に品川ホテルへ帰還
12月19日(4日目)
10:00 チェクアウト〜渋谷駅へ
●ウエスト〜アン・カフェ 大人の雰囲気に浸る
●書店巡り&3日目で行けなかった所へGO!
20:35 羽田空港
関西国際空港行き JAL119便 出発
21:50 関西国際空港に到着
”よし、できた!これならなんとか回りきれるかもしれない”
私はノートに書き出した、完璧なる計画書を友人に見せることにした。
ワクワクしながら友人の反応を見てみると、
”これ、絶対ムリ”
・・・・・即座に却下されてしまった。
まあ、確かによく考えると無理かもしんない。こんな強行スケジュールでは途中でぶっ倒れかねない。第一体力が持つ訳がない。やはり妄想は妄想でしかなかったようだ。
しかし、計画内容は友人も同意見だったため、時間を決めずにある程度の目安程度でまわって行こうという話に落ち着いた。友よ、ありがたう。
さて、あとは決行の日を待つばかりだ。今から楽しみでたまらない。
旅行の用意をしながらも、着々と日時は過ぎていったのだ。
そして、出発当時の朝を迎えたのだった。
〜プロローグ 終わり〜
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