〜笑っていいとも編・ダンカン氏のトーク〜

※ダンカン氏=、タモリ=

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:スゴイな、おい、最近。
:え?
:脚本書くわ、俳優やるわで。
:ねー、あのー・・・。
:単なるコメディアンじゃないじゃない。
:いや、そんなこと無いですけどねぇ。たまたま・・・。
:おい。前から言おうと思ってたけど、(ダンカン氏の顔を指さして)奈良時代にこういう仏像あるよなぁ(笑)
:色んなこと言われる。あの、モンゴル人じゃないとかね(笑)
:(笑)

:(届いている電報を出してきて)で、松村からです。”会長!”・・・会長かい?!
:中野猛虎会ですね。
:”いいとも出演・・”え?何の同好会?
:中野猛虎会っていうね、阪神タイガースの・・・。
:あーそうだ!松村から来てるから・・・がんばって下さい。
:はい・・。
:(思い出したように)ほな、阪神決まったじゃないですか!
:(電報の表紙を見ながら指さして)ほら見て下さい、松村の趣味の悪いこと!こんなの無いでしょ?!
:これ来てるんだよ(笑)。これ取って使えるんだよ。
:これ、写真立てになるらしいですね?
:いや、これ違う。これ、和菓子とか乗せるお皿になるんだよ。
:はー。(小声で)持って帰ろうかな・・・。
:写真立ても・・・(電報を渡して)ああ、持ってかえって。
:はい。
:あと、大杉漣さんからのメッセージで”雑誌でダンカンさんと僕は似ているとありました。今度、兄弟同士として映画に出たいですね。”
:一度ねぇ、Vシネマでねぇ、親子をやらしてもらったことあるんですよ。
:おー。似てないこともないよね。
:ええ。

:まあ、それはそうと野村監督!阪神!
:(満面の笑みを浮かべて)よかったですねぇーっ!
:阪神ファンとしては・・・あの、正直どうなの?野村監督が阪神の監督になるって決まったってのは。
:正直ねぇ、本当はもっとねぇ、なんかこう派手に打ったりだとか、そういうメジャーみたいな野球も見たい気もしますけど。でもこれだけね、低迷してしてたらやっぱり勝しか無いでしょ!そら、はやり強くしてくれる人が来たって言うんで、そりゃやっぱり嬉しいですね。
:嬉しい?!
:嬉しいです!
:阪神ファンとしては。
:ハイ。

:長年なぁ・・・。
:ねー・・・。
:ま、1〜2年じゃなかなか難しいだけども・・・。
:で、うちの子供ねぇ。あの、阪神ファンがこうじて、僕”甲子園(こうしえん)”って名前をつけたんですよ。まったくあの通りの名前なんですよ。
:い!?
飯塚 甲子園(いいづか こうしえん)って言うんですよ。

 <観客:えーーーーーーっ!?&ざわつき>

:本当か!?
:(観客に向かって)いいじゃない自分の、人の子供なんだから!!
:い、いくつになったんだ?
:8つになったんですけどね。
:(あきれ返って)お前、親父の趣味は付けるなよ!
:いいじゃないですか!
:子供・・・
:大きな大球場の名前ですよ!飯塚甲子園!んで、甲子園が・・・。
:甲子園って書いて、こうしえんと読むのか!?
:はい。んで、小学校でね、あまりにも阪神が弱いもんだから”甲子園”って呼ばれないんですよ。
:なんて呼ぶの?
最下位って呼ばれるんですよ。
 <観客:笑い>
:(笑)ま、甲子園ってつけたの・・・。
:ええ(笑)。でも特典があって、あのね、テストなんか”いいづかこうしえん”って本名から名前まで書かなくちゃいけないじゃないですか?甲子園なんて名前いないじゃないですか?
:ないないない。
:だから平仮名で、全部テスト”こうしえん”って書くだけでいいんですよ。名字はぶいていいんですよ。
:ああ、いないから”こうしえん”って?
:ええ、いないから。ええ。
:誰か反対しなかったのか?甲子園って・・・そうすると。
:反対したんですよ!向こうの親が。大反対ですよ!
:そりゃそうだろ。
:んで、最後の2週間かなんかで出さなくちゃいけないんです、役所に。ね。その時に、あの、「甲子園以外の名前だったら何でもいい」ってお義母さんが言ってくれて・・・。
:うん。
:「わかりました、こっちも折れましょう」って。僕、野球以外に、阪神以外にもう一つ好きなスポーツがあって、それがマラソン・・・なんです。ね。
:うん・・・うん。
:そのマラソンから、「じゃあ”イカンガー”とつけます」って言ったら、「甲子園でいい!甲子園にしよう!!」って。
 <観客:爆笑>
:(笑)い・・・飯塚イカンガー・・・。
:”イカンガー”っていうのも、ちょっとおいしかったんですけどねぇ・・・(笑)
:どういう字なんだよ、お前・・・。イカンガーっていう字あるの?(笑)
:もー、イカに敦賀の賀ですか?(笑)

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