| ジャンル | 新感覚ＲＰＧ | 私的評価 |
| 価格 | 5,800円 | ストーリー：６／１０ 難 易 度：４／１０ おすすめ度：７／１０ （ライトユーザー向け） |
| メーカー名 | 株式会社ガスト | |
| CD-ROM | １枚組 | |
| 必要ブロック数 | １ブロック内３データ |
| ＜物語＞ |
| ジグザール王国の片田舎。グランビル村から錬金術師になるために、王都ザールブルグにやってきた少女。その名前はマルローネ。だが、マルローネ・通称マリーのジグザール王立魔術学校での成績は創立以来過去最低の成績を記録した。あまりのできの悪さにアカデミーでは救済処置として特別な卒業試験を用意した。そして今日、その卒業試験が始まる・・。 |
| ＜解説＞ |
| ジャンルは新感覚RPGとなっているが、少し育成シュミレーションが入っているRPGといった方がわかりやすいかもしれない。留年の危機を脱するため、アカデミーが出した特別卒業試験を受けることになった錬金術師の卵で落ちこぼれのマルローネ（通称マリー）。一つの店と五年の歳月を与えられ、期間内にイングリド先生に満足してもらえるアイテムを作り上げることができるだろうか!?という物語。本当にこんなRPGもあったのか!?というくらい新鮮さを味わえる一品。 要するに、５年間の期間内ではアイテム作りが主な作業で、王都の外にある色々な場所で色々な材料を採取し、アイテムを作っていくのがこのゲームの目的。しかし、ただ延々と工房にこもってアイテムを作るだけではないのだ。アカデミーに行って参考書を購入して知識を吸収したり、酒場でいつくかの依頼をうけて資金稼ぎや名声をあげたりしてマリーを育てつつ、酒場で仕入れた噂話しをもとに、王都の外へでかけてアイテム作りに必要な材料を採取しに出かけたりしながら、アイテムを作っていくのだ。この作業が、材料集めてアイテム調合がとても新鮮で楽しくてハマってしまう恐れあり。しかし、どんなアイテムを作ればイングリド先生が納得してくれるのかは不明であるため、最初の内は手探りの状態で資金稼ぎのアイテム作りになってしまいがち。だが、物語が進むにつれ、作りたいアイテムや進むべき道は自ずと見えてくるようになっている。５年後の最後の審判は、マリーのアイテム作成状態やある条件によってちがうエンディングが見られるようになっている。つまりマルチエンディングだ。しかし目的が解らずじまいでも、イベントをこなしてきっちりアイテムさえ作っていたらノーマルエンディングは必ず見れるようになっていますのでご安心を。 では、なぜRPGなのかというと、材料集めの際に王都の外に出て行く時、目的の場所に行くまでにモンスターに襲われる可能性があるのだ。しかし、マリーだけではモンスターに勝てないため、材料採取の時には冒険者を雇って行かなければいけないのだ。まあ、そこらへんがRPGたるゆえんだろう。（他にもあるのだが、これを言ってはネタバレになるため控えさせていただく） それに、フルボイス付で絵も綺麗とくればプレイしなきゃ損ってものですよ。 |
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