| ジャンル | 推理アドベンチャー | 私的評価 |
| 価格 | 2,800円（best版） | ストーリー：７／１０ 難 易 度：８／１０ おすすめ度：６／１０ |
| メーカー名 | 講談社 | |
| CD-ROM | １枚組 | |
| 必要ブロック数 | １ブロック内３データ |
| ＜物語＞ |
| 悲報島・・・・九州・日向灘に浮かぶ財宝の島。そしてそこは、血塗られた忌まわしい「悲報島殺人事件」があった島でもあった。あの事件のあと、悲報島は葉月光定という人物の手に渡り、近い将来リゾート開発されることになっていたのだ。その計画の一環として、あの事件があった時と同じような宝探しツアーが計画された。前回宝の一部を捜し当てた金田一達は、未だに島に眠る財宝探しの手助けを開発会社に頼まれて、またもやその島に足を踏み入れる事になってしまったのだった。 そんな因縁ある金田一達の目の前で、またもや新たなる惨劇が「山童の使者」なる人物の手によって繰り広げられるのだった・・・。果たして犯人の正体は！？事件の結末は！？そして、島に隠された謎と財宝は・・・・！？その謎は、金田一になりかわり「ジッチャンの名にかけて」、プレイヤーの貴方が解き明かす！キミはこの謎をすべて解けるか！？ |
| ＜解説＞ |
| 金田一少年の気分を味わいたいならこのゲーム。 このゲームは悲報島を舞台に自分が金田一少年になって、不気味な雰囲気が漂うフルポリゴンの洋館や悲報島内を自由自在に探索して、謎を解いていくものだが、こまめに自分の足で証拠を捜し、聞き込み、ちょっとしたことにはメモを取っていかないと、謎は解けない代物になっている。そして推理パートでは、謎について金田一が自問した時に選択肢が出現し、正しい答えを選びとって謎を整理していく方式になっているため、自分の推理力が試されるようにできているのだ。おまけに、その時の選択肢を慎重に選ばないとすぐにクリスにお株を奪われてゲームオーバーになってしまうというシビアさもある。難易度もストーリーが進むにつれて上がってくるため、かなり手応えあるものになっていて、クリアー後の達成感もひとおしであること間違いなし。そして、シナリオクリアー後またはゲームオーバー後に、自分の捜査状態について評価してれる「探偵ポイント」なるものも表示されるのだ。益々もって、達成感や向上心をかきたてるシステムとなっている。 ただ、長時間プレイによるポリゴン酔いと、移動時の視点切り替え操作性の悪さや見づらさ、セリフショートカットの無さ、BGMの寂しさ等、が難点か。だが、この世界に入り込んでしまえば、どってことない程度の難点なので、次第になれてくるであろう。寂しいBGMという点は、それらしいBGMを自分でかけておけば問題なし！ 事件の全貌が明らかになると”謎はすべて解けた！”という金田一の名文句を言ってくれるので、めげずに謎を解いてみよう。オープニングと事件ごとにアニメーションムービーが見れるので、金田一少年のコミックが好きなら一見の価値あり！ |
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