10/31(日)【ピカンチW】
 かなり遅れてやっと、本当にやっと、我が家にピカンチWのDVDが到着しました。

 いやいやいや。
 前作同様、特典映像がとてもとても楽しかったです。
 グローブ座での舞台挨拶の模様を収録した「前夜祭」では、一人一人がそれぞれコメントを言うときに、チラッチラッとバックに大野クンが映るんだけれど、そのバックの大野クンの表情がかなりの七変化。かなり楽しめました。

 裏ピカンチももちろん超楽しい。とにかく、大野クンのお顔が相変わらずとても凛々しい。
 今更ながら気がついんたんだけど、櫻井、ニノ、相葉の3人が小さい声でしゃべっている様子、あれはまさに素ですわな。いつも、嵐5人集まると、あの3人が小さな声で半分笑いながらぺらぺらしゃべっていて、大野クンとマツジュンはその会話を無視しているわけでもなく、耳をそばだてて聞いているわけでもなく、まるで風鈴の音をたのしむように聞いているんではなかろうか。

 そして。
 超うけたのは、助監督さんの恋物語。
 なんだか、嬉しいじゃありませんか。大野クンに恋しちゃうその空気感が本当に伝わってくるわけですよ。
 それにしても、ハル君は本当に可愛い。見れば見るほど本当に可愛い。

 で。全然話は変わるんだけれど、ピカンチを改めて見て発見したこと。
 八塩にからんで流れてくるテーマ曲。いろいろあるんだけど、モチーフは「ペルシャの市場にて」ではなかろうか。
 こりゃあ、またはまりそうです。

10/17(日)【10周年】
 大野クン、入所10周年、本当におめでとうございます。
 「嵐の技あり」の松井直美さんの回だったか、「もう10年になります。」と大野クンがしみじみ言ったのをとても鮮明に記憶しているんですが、大野クンにとっても「10年」という言葉は本当に重みのある感慨深いものではないか・・・と思います。

 私も仕事を始めて10年目を迎えたとき、先輩の女性に、「10年経ったらベテランよ。10年も20年も同じ。言うなればもう完全無欠の『一人前』としてスタートを切ったということよ。」と喝!をいただいたことをよく覚えているんですね。
 芸能界という厳しい世界では、それこそ、10年継続すると言うのは、もうものすごいことなのだと思います。
 
 先週の「嵐の技あり」のダンディさんの言葉にもありましたが、きっと毎日がオーディション。大野クンのことだから、きっと10周年を迎え、「初心に返って」と自分を律していることでしょう。
 私も、大野クンを見習い、自分に厳しく、人に優しく、精進していこうと改めて思いました。

10/11(月)【伝えると言うこと】
 遅ればせながら、少年隊WSSのパンフレットを手元に取り寄せました。実は、今夏のマイ・プレゾン、大阪には、ぎりぎりに着いたので、開幕前にパンフレットを買う間がなく、休憩時間に買おうと思ったら、すでに売り切れ状態だったのです。

 もう。驚くなかれ。字がいっぱい。
 少年隊だけでなく、赤坂氏や佐藤アツヒロ氏、当真氏までのコメントがしっかり掲載されておりました。確かに、ここでも、「WSSはプレゾンではない。」のでした。

 ニシキのコメントを読んでちょっとびっくりしたことがありました。
 ニシキも、リフにはいろいろ思いを描いてて、自分なりに野望を持って稽古に入ったら、信じられないほど細かいところまで指示が入ってきたのだそうです。自分なりのアレンジなんて全く許されないことの凄さに改めて驚いたとか。そして、「これはとにかくWSSを『伝える』ことに徹しなくてはならない。」と思ったのだそうです。

 私は、この「伝える」という言葉には、ものすごい重みがあると思いました。
 伝えるということは、ホンモノを見せるということなワケです。まがい物ではなく、ホンモノ。
 
 作品って、作り手の思いがどんなに強いとしても、いったん完成したら、一人歩きするものだと思っていたんです。「僕は、こう解釈する。」「私は、こう感じた。」って、作品が読み手にとって、どんどん形を変えていけるように、作り手は、ああじゃこうじゃ口を挟む隙はないと思っていたんです。でも、考えてみれば、作品自体は作り手から離れても、全く作品そのものの形は変えていないんですよね。

 小説だったら、一言一句変わってはいないわけです。
 映画だって、ノーカット版、吹き替えなしに原作としての価値があるわけだし。

 そう言う意味で、ミュージカルも、せりふ、歌、ダンス、間合い、すべて形を変えないのが、ホンモノなんだなと思いました。

 大野リフは、ジョーイ氏もマッツァオ!の完璧リフになること間違いなし。もう、わくわくしてしまいます。

 ちょっと話は変わりますが、私は、日本人は、世界中のどこの民族よりも魅力的なダンスを踊ることができると思っているのです。
 特にバレエ系。
 もともと、日本人が型を重んじる民族だからかもしれません。体の動きに、他の国の人たちには、真似できない品というか、繊細さを感じるのです。端正というか、機敏というか、可憐というか。
 だから、大野クンには、とにかく、自信を持ってリフに挑戦していただきたい。いろんな指示や規制が入るのだろうけれど、型に思いっきりはまりつつも、日本人ならではの、大野ダンスならではの、端正さ、可憐さ、上品さを、思う存分発揮していただきたい。
 エネルギッシュで、破壊的で、それでいて、上品で、端正で。
 歴史に残るリフになること間違いなし。
 楽しみにしています。

10/10(日)【飲んべぇ大野】
 6日は、大野クン単独出演の笑ってこらえて!が放送されました。いや〜、実におもしろい番組でありました。
 こうやって、大野クンのおかげで、楽しい番組と出逢うのがとてもとても嬉しい。特に気に入ったのは、光触媒のあのとっても明るい教授。長い間、それこそ、何十年間も一つのことを夢中になって、研究していることがとにかく素晴らしいと思いました。
 ぜひ、近い将来、ノーベル賞受賞が実現するといいなと思いました。大野クンと一緒に陰ながら応援させていただきたいものです。

 さて。嵐の技あり。
 前半は、翔ちゃんとダンディー坂野さん。翔チャンがいつの間にかスーツ姿に昇格なさっておりました。そうそう。最初に画面にどーんと映った蚕糸の森公園のあの素敵な門がまえ。これは感動でありまする。実は、あの門は、4年前のドラマ「やまとなでしこ」で、主人公の松嶋菜々子さんと堤真一さんの二人が印象的なデートをするそれはそれは感動の門なのでありました。
 
 太陽の光がまぶしい午前中に、翔ちゃんとダンディさんが前に立つと、門は、ドラマとはちょっとちがって、不思議とアカデミックな雰囲気を放っていたように思いました。そう、翔ちゃんとダンディさんは、実に健康的な魅力でピチピチいっぱい!って感じでした。これもご本人達のキャラに加え、光の威力かも。

 さて。後半は待望のきたろうさんと大野クンの千円散歩。
 いよっっ!ゴールデンコンビっ!!!

 蒟蒻(こんにゃく)、キムチ、メンチを堪能した後、大野クンのお財布には40円しか残っていなく。それでも、最後、焼き鳥やさんのテーブル席に座って、しっかり焼き鳥を所望していた大野クン。「『どうしよう。俺、あと40円しか残っていないんだけど・・。』くらい言いなさいよ。」なんて、思わずテレビにつっこみ入れさせていただきました。
 そして、ビールもしっかりご賞味。
 あらあらあら、大野クン、本当にのんべぇなのね。
 と言うか、浴衣姿の大野クンは、こういう庶民的なお店がとってもお似合い。
 最後。「覇気がないなぁ。」と言いながらも、「大野はそれだからいいのよ。」「大野が好きで好きでたまらないよ。」とでも言うたそうなきたろうさんの満面の笑顔が印象的でした。
 
10/2(土)【赤い階段】
 WSSの会見で、ジョーイ氏が、大野クンをリフに起用した理由に「大野は強い。」と言ったのを聞き、ああ、なるほど!と唸ってしまいました。
 映画WSSのビデオを見て、少年隊WSSとの違いに一番驚いたのは、実はリフでした。映画WSSのリフもものすごいダンスなんですが、少年隊WSSでのニシキ扮するリフは、とにかく、強くて、色気があって。真っ正直な生き方には照れがあるのか、自分の生きるスタンスを模索しているのか、女性を愛することを含めて、どこか屈折していて。それでいて、とてつもなく落ち着いてて、不思議な品があって。
 私は、映画でも、舞台でも、作品の格を決定するのは、いわば、脇役、つまり、負け役でもある敵役がいかに魅力を備えているかにかかっていると思う。
 
 例えば。「踊る大走査線」。
 真矢みきさんが、「よくぞお引き受けくださいました。」って深々とお辞儀をせずにはいられない負け役に扮していて、「女は結局キャリアは無理なのよ。」とあの映画自身が叫んでいるようで、私は、結局、あの映画を心底楽しめなかったけれど、真矢さんは「あっぱれ〜っ!素敵ぃ〜っ!!」って叫びたくなるような超カッコイイ仕草をふんだんに披露し、映画の格をグンと上げていたように思います。

 リフは、ベルナルドの前に大きく立ちはだかる大敵であり、トニーの実の兄弟ともいえる無二の親友でもあるわけで、いわば、この舞台の締め役なんですね。WSSの舞台の冒頭で見せるダンスシーンは、とにかくリフが圧倒的な強さを披露しなくちゃいけない。ベルナルドに「こいつには絶対負けられない。」「こいつを負かすことが、アメリカを手にすることなのだ。」と思わせなくちゃいけない。もちろん、観客にも。
 ジョーイ氏は、大野クンの静かでまろやかな笑みの裏側に、芸能生活10年目を迎えるまでにぎっしり積もった大野クンの地道な経験、そこで培われた尋常ではないとてつもない自信と強さを感じたのだと思います。
 そして、大野クンの天性の華奢さ、妖艶さを感じ取り、ニシキとはまたちがった魅力を期待しての配役なのだと思います。
 ジャニーズ一のダンスセンスと心肺能力を持つ大野クンのその凄さを見抜いての大抜擢なのだと思います。

 そう言う意味でも、リフは、WSSの格を決めるキーパーソン。大野リフでWSSが決まるといっても過言では無いはず。
 絶対成功すること間違いなしであります。
 だって、我らがヒーロー、大野クンがそのリフを演ずるのですから。
 
 さて。嵐の技あり。
 そのベルナルドとリフが仲良くそろっての大人の味満喫ツアーでした。
 そして、今回のゲストは、キャ〜〜〜ッ。あの、あの、あの真矢みきさんなのでありました。
 赤い絨毯の階段を3人で上がる様はまさに壮観でありました。
 実は、私も至って普通のファンでありながら、あの階段をまるでお姫様のような気分であがるのが大好きで。なんだかね、階段の上には、王子様がタイタニックのジョーのような笑顔で待っていてくれるような気がするのよね。だから、ほとんどの人がエスカレーターを利用するのに、私は、いつもゆっくりとあの階段を上って劇場へと向かうのです。今度は、途中で、下を振り向いてみようかしらん。

 話がそれてしまいました。
 いやいやいや。真矢さんは相変わらず超美しい。宝塚の男役さんから女優に転身するのは元女役さんに比べると結構難しいと思うのですが、真矢さんは恐ろしいほどに女優におなりです。24時間TVのときも、真矢みきさん、とてもとても輝いていましたもの。
 真矢さんは大野クンがとてもお気に召したご様子。イキの合ったグー!!も最高だったし、「リーダー!」って何回も連呼していましたから。
 最後の焼鳥屋の乾杯も素敵でしたね。「二件目いっちゃいましょうっ!」って、「あなた、私も連れてって!」って感じ。

 惜しむらくは、できれば、キャバレーの話もしてほしかったな。真矢さんと大野クンが語るニシキ話、とても興味あります。
 そして、どうしても聞きたかったのは、真矢さんの大野クン評。「ぜひ、今度一緒に舞台やりましょう!!」「いいですね〜。」なんて会話してたら、素敵だな。ほんと、夢です。