4/28(月) 【先手必勝】
 先々週のUSOを見てから、何故か、無性にカールを食べたくなってしまった。あのフニャフニャ感とサクサク感の絶妙なミックス加減がたまらなく懐かしくなってしまったのだ。
 でも、なかなかカールにお会いできない。職場の帰り、駐車場への途中にあるいつも行くコンビニには、なぜか、あの黄緑色の袋に入ったチーズ味のカールがおいていなかったのだ。

 「今日こそは、スーパーに買いに行く!」なんて、一人密かに張り切ってたら、突然上司が、「今、オレこれにはまってんだ。」と袋菓子を出してきた。何やら焼きそばみたいなスナック菓子だった。「これとビールが合うんだよ。」と曰う。「へぇぇっ!」と感嘆した後、「私、カールを今熱望しているんですよ。」と思わず言ったら、「まさか、カールおじさん型のカールを探しているんじゃないんだろうね。」と上司。

 「はぁっっ?」
 もう。上司の口からあのUSOネタが飛び出してくるとは、夢にも思わなかったので、天井を突き抜けるくらいの甲高い声で聞き直してしまいました。この上司、絶対あのUSOを視聴しているはず。かなりのミーハーオジサンとお見受けいたしました。
 実は、本日。来る5月10日からの大阪遠征に向け、12日の休暇届けをこっそりその上司の机の上に置かせていただきました。そう。とにかく、世の中、早い者勝ち。判子をもらった方が勝ちなのであります。もう、12日にどんな仕事が待ち受けようとも、私の気持ちは変わりません。この4月、誰のためにこんなに一生懸命仕事に励んだのか。疑う余地もなくそれは、風助さんに会うためなのでした。
 
 さて、さて、さて。話は全く違う方向に進みますが、朝、職場でこの3日間の新聞チェックをしていたら、ともさかりえさんが結婚届けを提出したとのニュースが掲載されていました。なんとお相手は、あの素敵な河原雅彦氏でありました。河原さんについては、あの「青木さん・・・」での迷演技・名演出を拝見してから、果たしてどんなお嬢さんと結婚なさるんだろうと密かに楽しみにしていたわけですが、そのお相手が「ロッカーの花子さん」でもキュートな女性を好演なさった極めつけのキュート&クレーバーな女優さんと知り、花火をドドド・ド・ドカンと華々しく空いっぱいに打ち上げたくなってしまいました。遅ればせながらご結婚おめでとうございます。どうぞ末永くお幸せに。
 
 新聞と言えば、読売ZIPZAP。メインは鈴木京香さんでした。私は、この方が演じるナニワの女刑事シリーズ(?)が大好きなのです。コンビの永沢俊哉さんとのやりとりもとても軽快で、いつか、このシリーズ物で、大野クンが新米刑事として登場してくれないかなって期待しているのです。
 マツジュンのドラマ「きみはペット」は、小雪さんとの共演なんだそうですが、大野クンも近いウチに鈴木京香さんとか、松雪泰子さんとか、度肝を抜かれるくらいのいい女との共演が実現したらいいなぁと切に思います。
 それも、一方的に相手の女性に思われる役。大野クンがその女性に憧れるのではなく、相手の女性が大野クンにメロメロなのです。

 例えば、登場人物が新聞記者だとしたら・・・。
 取材した先に黙々と仕事と格闘する青年がいた。仕事を超えて、その青年に興味を持つんだけど、その青年は自分の仕事や将来を考えるのに精一杯で、女性に興味をもつ余裕なんて全然ない。恋のライバルは、可愛い女の子ではなく、青年が格闘する仕事であり、上司だったのだ。
 大野クンは、仕事や人生に夢中で、なぜか、女性に一方的に思われる・・・という役どころがとてもお似合いなのだ。そう言えば、ハルもそれに近い役どころだったような・・・。

 ちょっと話がずれてしまいました。
 そのZIPZAPで、鈴木京香さんが言ってるんです。
 「それを大切だと感じた人の気持ちが、作品を残していく。残そうと思って作っても、残るものではないと思います。」
 これには、滅茶苦茶共感を覚えました。
 「センゴクプー」 ぜひぜひいつか再演していただきたいです。東京公演は、残念ながら、2回しか見られませんでしたが、見れば見るほど考えさせられることの多い、とても中身の濃い作品だったように思います。
 再演は、もしかすると、大野クン主演でない場合もあるかもしれない。でも、それでも、作品を再演に導く一番の大きな力は紛れもなく大野クンなのだと断言していいと思います。
 「ジャニーズって、ただ者じゃないぜ」 「ジャニーズって、やっぱ凄いよ。半端じゃねぇ。」
 大野クンと共演した業界の方は、きっとみんな思うはず。大野クンには、フロンティアという使命がいつもついてまわるのかもしれません。 
 頑張れ!フロンティア!!大野!!!

 話があちこちに飛んでしまいましたが、本日やっとカール(チーズ味)をめでたくGETしました。
 ああ。やっぱり、美味しい。ビールにもワインにも合うんだな!これが!!
 そ、それに。牛乳カルシウムも入っているそうな。
 あぁぁらぁ。今日も、買いに行っちゃうかも。
 
4/26(土) 【自分の色】
 一昨日は、待ちに待った風助さんとの再会の日でした。
 
 会場には、ニノと相葉ちゃん、赤坂君、そして、何やら業界らしき人たちがワンサカ来ていたのですが、大野クンは、前に見たときと変わらぬテンションで、それが私には、とてもとても嬉しかった。これは、当たり前のようで、とても凄いことだと思う。
 もともと、きださんの脚本と言うのは、あのニシキでさえアドリブを入れる隙がなかなか見つけられないほどの計算され尽くしたものだと思う。それでも、メンバーや、関係者が来ると、自ずとテンションが上がってしまうものだと思うのだ。
 でも、大野クンはいつ見ても舞台への情熱は同じような気がする。それが、大野クンの脚本、作品、共演者、そして、見に来てくれた観客への敬意の証だと思う。その心根がとてもとても嬉しいのだ。
 
 それにしても。大野クンの殺陣はいつ見てもいい。
 今月創刊の「Top Stage」によるとよけるのも殺陣なんだそうな。大野クンのダンスが、どの瞬間をとってもきちんと絵になるのも凄いけど、大野クンの殺陣がどの瞬間瞬間とらえてもそれはそれはかっこいいのが凄い。もう、これはかなりの高度な仕上がりだと思う。
 とにかく動きに力みがない。「風のように」「飄々と」と言葉では簡単そうに言えるけど、こういう軽やかな動きって、実は、重々しい迫力のある動きよりも数倍難しいと思う。
 とにかく。大野クンは凄い。誰がナンと言おうと、ジャニーズ一、日本一、いえいえ世界一凄い。
 
 さて。話は変わりますが、本日のなまあらし。
 あの給食GETクイズ。「今日も大野クンは全滅かいな(失礼!)。。それもまたよし。。。」なんて思っていたら、第1問目は、不等号、等号のクイズでした。「0>2 0=0 2=2 ?<2」なる問題。
 センゴクプーで、「庄屋、鉄砲、狐(前回はキツネだったけど、一昨日は確かにケツネと言ってた)」というジャンケン遊びが出てくるので、「ああ!これはジャンケンかも!!」と思ったら、すぐひらめきました。大野クンもひらめいたらしく、見事正解。キャーッ!!めでたく大きなおかず初GETと相成りました。

 第2問目も等号の問題。18=248なる数式がマッチ棒でできていて、このうち2本を取れば等号が成立するとのこと。
 いや〜。これは難しかった。前回の「5+5+5=550」では、「=」を「≠」にすればいいジャン!なんて問題を侮ってた私は、今回は、ちょっと必死に考えた。
 これがなかなかわからん。そしたらね。絶好調の大野クンが、一番乗りで手を挙げて、見事大正解!!

 18は、18ではなくて、1日と読むんだそうで、1日=24Hとなるそうな。
 大野クンは、最初から18を1日と読んだそうな。だから、正解も早かったワケだ。発想がいいんだな。中川家さんには「日頃のバカさ加減が功を奏した」なんて言われてたけど、いや〜、めでたいめでたい。
 
 第3問目は、残念ながら正解ならず、デザートGETに相成りませんでしたが、大野クンにとっては、初おかずGET。記念すべき日となりました。
 大野クン曰く「今まではそのままでしたから。『みかん』なら『みかん』。」
 で。このあとの、桜井さんの「よかったね〜。」が滅茶苦茶感情こもってて、私には、涙が出るほど嬉しかったのであります。

 ところで。今日のサマーズさんの思い出のおかずは、あんかけ焼きそば。これが、とても美味しそうでした。
 実は、この間から、「私の思い出の給食って、なんなんだろう?」って、思ってたんです。私は、牛乳が大嫌いで、小学校のときは、決して牛乳を飲まなかった困った生徒でありました。でも、先生に厳しく注意された思い出もないんだなぁ。話はそれましたが、私の好きなおかずをあげるとするならば、それは、「あんかけ揚げそば」。焼いてあるんじゃなくて、あげてあるから、ぱりぱりしててとても美味しいし、食べると軽快な音がして楽しいのです。

 話はまたまた変わりますが、今週の月曜日。久々に「SMAP×SMAP」を見ました。「世界に一つだけの花」を聴きたくて。そしたら、さんまさんとメンバーがビリヤードをやってました。
 SMAPって凄いなぁって思ったのは、はしゃぐわけでもなく、さんまさんをはやし立てるわけでもなく、とにかくひたすら真剣にビリヤードに専念してるんですよ。そして、自然に自分の色を放ち、さんまの色も引き出している。これが、SMAPの凄いたる所以なんだとあらためて思いました。

 なまあらしでは、メンバー、レギュラーとゲストとのバランスが「まだまだ」って感じがします。まあ、半年や1年そこいらで、10年近くかかって培ってきたSMAPの超鋭いバランス感覚を超えられるものだとは決して思いませんが。
 
 でも、大野クンの舞台におけるメンバーとの調和力はとてつもないものがあると思います。舞台の上の一人一人が、自分のことよりも、作品のことを思っているのがよく伝わってきて。それでいて全員自分の色をしっかり放ってて。信頼し合ってて。
 メンバーっていうより、クルーって感じがしました。
 
 そうそう。竜巻さん。ニコニコしたお顔は、どことなくニシキに似ていて、超私の好みです。

4/19(土) 【美しい手】
 先週から始まったUSOの新コーナー。実は結構気に入っている。先週のカールおじさん型のカールにはまる名誉村民の男の子もとっても可愛かったし、それ以上に半パンで美しいおみ足を惜しげもなく披露する大野クンがまたまたとてもキュートだった。 錦織君への愛は使命だと昨日のこのページで断言したばかりだが、大野クンへの愛は運命なのだとつくづく感じ入ってしまう。
 例えばだ。好きな男優さんに出会ったとする。素敵な男性を演じていて、胸がキューンとする。何回も何回もそのドラマをビデオで見る。でも、大野クンのビデオをひとたび見ると、熱い風がフッと吹き抜けるのを感じて、他の男優さんに興味を持つその気持ちとはちょっと違うことにそのうちに気がつくのだ。
 大野クンは不思議な人だなとつくづく思う。

 話をUSOに戻します。新コーナー。
 今日は、可愛い可愛い女の子3人組によるミルキーの包み紙がおまじないグッズになるという情報だった。四つ葉のクローバーと10個のペコちゃんが存在する「ダブル」と言われる包み紙を求めて、コンビニで買いあさったミルキーの包み紙を1枚1枚検証していくんだけど、そのときのミルキーをほおばる大野クンがとってもとっても可愛かった。
 その可愛いホッペよりもっと感激したのが、大野クンの相変わらずの美しい手。

 センゴクプーの大好きな場面の一つに、大野クンがそのご自慢の美しい手をヒラヒラさせるところがあるのですが、アレを見ると、手そのものが美しいだけでなく、手のしぐさがたまらなく美しいのだと思います。
 ああ。たまりません。

4/18(金) 【真の姿】
 今日は、今年入った同僚の代理で、ちょっと遠くの街へ出張だった。昼食終了後12時までに集合せよと文書に書いてある。猫の手も借りたし!千手観音になりたし!!の境地の私としては、ギリギリまで職場で仕事と格闘して、とにかく現地に向かい、時間があったらファミレスに入り、時間に余裕がなかったら、コンビニに駆け込むという魂胆だった。
 本当は職場の車で出かけなければならないのだが、遠くに出張する場合は、自分の車で出かけることにしている。何しろ職場の車は喫煙車なので、長時間乗っているとタバコのにおいで気持ち悪くなるのだ。そして、何よりも、自分の車だと大野クンの歌を聴けるからだ。

 思いのほか道はすいていたんだけど、結局、コンビニによった。おにぎりを調達して駐車場に戻り、車のエンジンをかけようとしたその瞬間、コンビニの窓際に雑誌がズラッと並ぶのが目に入った。小説「青の炎 」で主人公が雑誌を並び替える場面があったなぁと思いつつ、ふっと「プレイステーション」が目に入った。錦織君に「プレステ2」の連載があることは知っていたのだけど、どんな雑誌だかよくわからず、全然目にしたことがなかったので、「もしやプレステ2もここにあるかも!」と店に戻り、「プレステ2」を探した。

 あった!あった!あった!!

 錦織君が新しいゲームソフトに挑戦して、その感想をインタビュー形式で述べるというコーナーでした。まずびっくりしたのは、錦織君の相変わらずのオッサン丸出しの風貌。でも、すきなんだなぁ、これが!! なんだか、ものすごい存在感を感じる。「アニキはとにかく凄いやつなんだ!!」っていう聞き手の感動がひしひしと感じてくる。
 このごろは、もう私の使命みたいに感じちゃってますね、錦織君への愛は。だから、錦織君への敬愛に満ちた一言一言が猛烈に嬉しかった。
 
 先日、プーを見て、一番最初に感じたのは、「錦織君がこの舞台を見たら、とっても羨ましがるだろうなぁぁ」ってことでした。「弁は剣よりも強し」なんて、本当は錦織君のためにある言葉なんじゃぁないかなんて思えてくる。
 でも、風助の場合、弁も立たぬような、剣も立たぬような雰囲気を醸しながらも、なんだか知らないうちにやり込められるような弁舌を放ち、絶対剣は抜かぬと言いながら本当はめちゃめちゃ腕が立つ・・・。どんどん相手を魅了し、仲間に引き入れてしまうのだ。そのキャラは、やっぱり数いるジャニーズメンバー全員見渡しても、大野クンしかいなかったのではと思う。
 赤いマフラーならぬ白いマフラーも超カッコよかったなぁぁ。

 風助を見て、プーと言うのは、自由ではあるけれど、とてつもない責任が課せられるのだと改めて思った。誰かに命令されて動くのではなく、自分の意志だけで動かなければならない。
 考えてみると、実は組織の中にあっても自己責任、自分の意志は強く求められる。それだけ、厳しい時代になったのではあるけれど、それだけ、自由になったのだと思う。風助のしなやかさ、強さを見習い、本当に自由に、仕事を、そして、人生を謳歌したいものだと思う。
 
 突然話は変わりますが、やっと、やっと、コカコーラのCM「みんなでエントリー編」をTVで見ることができました。
 大野クンの「と!」。とっても軽く明るい仕上がりになっていました。
 このCMを見て、大野クンの凄さをどれだけの人が感じるんだろうなぁと思った。

 つかこうへいさんが以前、ニシキの演技を見て、「4000cc級のクルマが並のクルマと同じように走っている感じ。」と評したそうですが、大野クンの場合も、4000cc級のクルマが、まるでその風貌と実力を隠しているような気がする。その真の姿を見いだせたとき、岡本健一さんの言葉を借りると、「なんとも言えぬ豊かな気分になれる」のだと思う。
 
4/14(月) 【はじめてのプー】
 昨夜、はじめて、センゴクプーを見てまいりました。
 あっという間の2時間でした。
 脚本、舞台セット、衣装、音楽等々、全てとてもよくできていて、きださん自ら主役を演じてらした発砲の代表作の素晴らしさをカラダいっぱいに受け止めさせていただきました!!って感じでした。

 とにかく大野クンの軽い身のこなしと、役者さんタチとのあうんの呼吸の立ち回りが見事でした。ひょいひょいひょいと相手をかわすところなんざぁ、忍者そのもので、あまりにも簡単にこなしてしまうので、一瞬その凄さを見逃してしまうような気さえします。
 大野クンのお芝居にはもの凄いメリハリがあると思いました。普段はコミカルに、そしてほとんど地声でせりふを言っているのですが、ここぞ!というところは、キーン!って音がなるかのように顔の表情も変わり、声もドーンと響く声になるのです。もちろんスポットライトは大野クンに当たっているわけですが、その照度を自らアップさせているように思いました。

 殺陣も凄い。あんなに無駄がなくて美しい殺陣を私ははじめて見たような気がしました。ダンスを極めた方はなんでも極められるんですねぇ。

 素晴らしい共演者にも恵まれましたね。私が特に素敵だなぁと思ったのは、ヌウベン役と竜巻役。大野クンが与えてくれた新しい出会いに心から感謝したい気分です。
 
4/12(土) 【プー開幕おめでとうございます】
 無事、大野クンの舞台がスタートしたようで、本当に嬉しい。
先日のワイドショーの様子を、偶然母が見たらしく、「大野クンが凄く頑張ってるって、TVで取り上げられてたよ。チャンバラなのねえ。すっごくかっこよかったよ!!」とやや興奮して報告してくれました。
 「ただただカッコイイ!!!!パンフも最高でした。殺陣も所作も素敵過ぎでした。歌、ダンスそして殺陣。又大野君のポイント追加です。」というメールもいただきました。
 実は、私の初日は明日。ああ。楽しみです〜。

 今日のなまあらし。相変わらず大野クンはクイズで苦戦してましたが、なんだか新しいパワーが備わった気がしました。舞台の初日を無事迎えた安堵感とこれから1ヶ月乗り切ってやるぞと言う緊張感が程良くミックスされていて、画面からパワーをいっぱいもらったような気がします。
 
 さて、話は全然変わりますが、今日のMフェアは、佐藤竹善さんとコブクロと柴田淳さんによるグループサウンズ特集。竹善さんが「曲がしっかりしているからどんなアレンジでもメロディーが聴き手に響いてくる。まさに日本の財産。」と言っていたのには思わずうなずいてしまいました。私は、今日のようなやわらかな声によるシンプルなアレンジがとても素敵だなと思います。
 竹善さんの歌う「花の首飾り」は、ご本家であるトッポが聴いても「素晴らしい」と太鼓判を押してくれるような気がします。潤いのある上品な色気に満ちていて、曲自体がもつよさをじんわり引き出しているように思いました。
 コブクロの歌う「エメラルドの伝説」には大感激でした。

 大野クンにもいつかグループサウンズ特集をやっていただきたいです。大野クンが躍って歌う「シーサイドバウンズ」なんてカッコイイだろうな。カーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」なんてどんな風に歌うんだろう。あの曲、「ブルーシャトウ」と並んで名曲中の名曲だと思うのですが、とても難しいと思うのですよ。
 カバーという枠を超えて、できれば原曲に近い直球勝負のアレンジで、大野智のナンバーとして、ぜひぜひ披露して欲しいです。

4/10(木) 【JAZZY】
 このごろずっとクルマの中では、「冬のニオイ」を聴いている。聴けば聴くほど大野クンのしっとりとした歌い方がいい。「とにかく何か麻薬的な成分含まれたクセになる歌声」と言い切った音楽解説者、榊ひろとさんに「よくぞ言ってくれました。」と喝采したい気分。
 でも、朝のNACK5の大野勢太郎さんの番組も好きなので、朝はラジオを聴きながら職場に向かうことが多い。なかなかいい曲も紹介してくれるし。
 大野さんのソフトで渋いお話のあと、ウワッ!!と思わず飛び上がるくらいに素敵な音楽が流れました。とってもJAZZYなのだ。どこの楽団が演奏しているのかぜひ知りたいなぁと思っていたら、実は中島美嘉さんの新曲でした。中島さんの吐息がかった歌声もなかなかセクシーで素敵でしたけれど、大野クンにこういうJAZZYな演奏で、ぜひぜひ歌って躍って欲しいなあと思いました。

 話は変わりますが、今日の大野ラジオは中森明菜さんがカバーした曲「瑠璃色の地球」は誰が歌ったのか問う問題でした。実は、この松田聖子さんの「瑠璃色の地球」、もうメチャメチャ大好きなんです。「明けない夜はない」って歌っているんだけど、空がうっすら白っぽくなっていく様子が目に見えるようで、静かで、安らかで、ぜひ、大野クンにも歌っていただきたい歌です。

 大野クンは、その後、「僕がカバーしたい曲」として松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」をあげていました。
 そうそう。「センチメンタル・ジャーニー」で思い出したんですが、昨年の暮れの番組だったか、その「センチメンタル・ジャーニー」をある番組で見たんです。当時はあまり気がつかなかったのですが、バックのお二人に全然ライトが当たってなくて、もう驚いたのなんのって。でも、人間って、結構不思議な生き物で、目立たないように演出されればされるほど注目したくなるんですよね。
 それに、お料理に隠し味ってあるように、目立たないところで、ぐっとエネルギーを発揮していることってたくさんあるように思います。ジュニア時代の大野クンがまさにそれだったのではないでしょうか。
 SEVENTEEN誌でジュニア時代のことを語っていましたが、大事な下積み時代には、下積み時代にふさわしい体験をしてこそ人間の経験値として加算されるような気がします。前面に出てライトを浴びるようになったとき、その人の裏側にどれだけのものを感じ取れるか。それが大事なんだと思います。

 さて。とうとう明日から舞台センゴクプー。
 大野クンの人間としてのしなやかさを十分に発揮した素晴らしい舞台になることを心から願ってやみません。
 
4/6(日) 【言葉を紡ぐ】
 昨日久しぶりに友達と新宿に出ました。途中、山手線からグローブ座が見えました。あいにく、まだ、「夜叉が池」のポスターでした。確か、今日が「夜叉が池」の楽日だから、明日あたりからあの妖艶ポスターになるのでしょうか。ああ。ゾクゾクものです。

 そうそう。先日の大野ラジオは、大野クンの舞台のタイトルを問うものでした。三択問題で、用意された答えは、「高木ブー」と「クマのプー」。ああ。なんてほのぼのしているのでしょう。
 ちょっと話がずれますが、高校の英語の授業で、「クマのプーさん」を勉強したことがあるんです。児童文学だから簡単だろうと思いきや、独特の表現の理解がとても難しくて、日本語に翻訳されたものを友達と何度も何度も読み返したのを覚えています。それでも、意味不明。でも、ワケ分からないながらも、「なんかいいよね。」「素敵だよね。この空気。」と友達と夢中になって、英訳に励んだものでした。あの何ともいえない柔らかい空気と大野クンって、どことなく共通するところがあります。
 
 大野トークでは、「『弁は剣よりも強し』の言葉通り、剣を持たないで頑張ります。」「賢い大野が見られます。意外な大野をぜひ見に来てください。」ととっても張り切っていました。

 来週は、とうとう舞台が始まるのですよね。
 
 またまた、話か変わりますが、先日、ある朗読のセミナーに参加しました。現役のTVアナウンサーさんが講師なんですが、「言葉を紡ぐ」というお話がとても印象に残りました。[
 「言葉を言葉として今表現しなければならない。主人公が今そのとき思っているように表現しなければならない。」「声を張り上げては母音が伸びる。力を入れない方が美しく響く。」「文章の構造が分かるように語らなければならない。」「言葉を立たせなくてならない。言葉に命が宿るように紡ぐのだ。」
 さすが朗読ブームとあって、参加者も、講師も、みんなとても熱心で、あっという間に1日が過ぎてしまいました。でも、私には、その言葉を紡ぐということが結局分からずじまいに終わってしまったような気がします。これには、かなりのトレーニングが必要なんだそうです。例の蜷川さんも芝居のお稽古では、言葉をどう立たせて言うかを何度も何度も繰り返して説明し、それでも役者がなかなか分からないと灰皿が跳ぶそうです。言葉に対して真剣なんでしょうね。
 大野クンもきっと今はお稽古の真っ最中。一つ一つの言葉の意味を考え、全体の意味を考え、言葉と、声と、格闘しているのだろうなあと思いました。

 今、そのとき、プー助が話しているように言葉を紡ぐ様を、大事に大事に味わいたいと思います。