8/19(土)【希望の人】
 久しぶりに、宝塚を見てまいりました。
 月組公演の「エリザベート」。
 
 大分前から、それはそれは地味に応援し続けている霧矢大夢さんが出演なされているということもあり、とてもとても楽しみにしてまいりました。
 今回、霧矢さんは、フランツ・ヨーゼフを演じていらっしゃいました。もう、まさに適役!ぴったり!!でございました。

 フランツがフランツたれば、この舞台は成功するのだなと改めて感じ入りました。
 フランツは、WWSのトニーみたいな眩しさにあふれた人でなければなりません。それでいて繊細さと傲慢なまでの強さが求められるのです。とても難しい役だなと思いました。芸の力だけでなく、演じる人の素に王様オーラがないとなかなかできる役ではありません。

 さすがだなぁぁと思っていたら。
 なんと、なんと、なんと。
 12月に瀬奈じゅんさんが退団され、月組のトップに就任なさることが発表されたではありませんか。
 
 トップお披露目は来年の2月の中日劇場ですと。
 きちんとお芝居し、きちんと踊られる方なので、宝塚らしいよい作品に恵まれることを心からお祈りしています。
 そして、ぜひ、「エリザベート」がもう一度再演され、今度こそ、「トート」を演じられる日が必ず来ると信じています。
 
 そして、そして、そして。
 いつか、大野くんのトートで、「エリザベート」自身をも演じ、「ルキーニ」「フランツ」「トート」「エリザベート」の完全制覇を実現なさっていただきたいです。