11/25(日) 【加藤虎ノ介】
 前クールドラマでは、「ホタルノヒカリ」にぞっこん填ってしまいましたが、今季ドラマについては、仕事が忙しいせいか、ほとんど見られずじまいでおります。
 そんな中、唯一、夢中になって見ているのが、NHKの連続ドラマ「ちりとてちん」。
 毎日録画しておき、家に帰ってくるやいなや15分とりあえずドラマを見ると、体の芯からお仕事モードからお家モードに切り替わっていくのがホントに心地よいのです。

 それに、このドラマ、第1週目がとにかくよかったのです。
 子役が実に可愛かったし、お祖父さん役の米倉斉加年氏の味のある演技がとてもよかった。
 和久井映美のお母さん役も、とっても素敵。
 それに、何を隠そう、あのミツオで大野クンとご一緒した板長さんが、お父さん役で出演なさっているのだ。
 「お前、何言うてるねん。」と和久井映美につっこみ入れるタイミングなんざあ、板長さんそのまんま。
 いいなあ。ほんと素敵!板長さん!!

 でも、でも、でも。
 なんと言っても、極めつけは、「四草」役の加藤虎ノ介氏の妙な色っぽさ。

 とにかく、不思議なお方なんだ。
 主人公の恋する落語家さんは別におるし、主人公に猛烈アタックする落語家さんは別におるし、とどのつまり、主人公との絡みはとても少なく、いつも画面の端っこにいるような人なんだけど、もの凄い吸引力でどぉ〜〜〜〜ん!と、私の目線を奪ってしまうのですから、その存在感たるや普通じゃありません

 演技がものすごく巧いんだな。 
 
 スタッフさん、よくぞ抜擢してくださいました!
 NHKの底力を、またまた垣間見たような気がします。

 いつか、四草さんの落語をじっくり聞いてみたいものです。