友人から、強いお誘いを受け、9月に入り、職場の近くの映画館で、「妖怪大戦争」「宇宙戦争」「チャーリーとチョコレート工場」の3本を見て参りました。
いやいやいや。久々に3本とも大満足という快感を味わいました。
妖怪大戦争。
超シュール。宮部みゆき氏の生出演(教師役)には驚きました。妖怪を演じている役者さんがみな大物チックで、水木しげる世代としては、ウヒャウヒャしちゃう仕上がりでした。
悪役のトヨエツ氏も、存在感ばっちりだったし。岡村氏の小豆はかり、そして、阿部サダヲさんの河童なんて最高だった。
でも、主役の男の子はちょっとじゃまだったかな。
宇宙戦争。
あまり期待しないで行ったんだけど、「さすがトムクルーズ!」「さすがスピルバーグ!」と感嘆せずにはいられない仕上がりでした。とにかく映像が凄いのよ。CGがCGらしくなく、超リアルなその映像には、ここまできたか!と思いました。
トムクルーズは、ひたすら逃げるだけなんだけど、パニックに瀕し、絶望のさなかで、少しずつ自分の人格を取り戻していく様子を見事に演じていて、その変化はじんわり気持ちよく、不思議と勇気をもらえる映画でした。
チャーリー。
ああ、ジョニー・デップは怪物なり!。映画はこうあらねばならぬ!。またまた確信してしまいました。
ジョニーデップなんて、もう、死ぬほどカッコイイのに、ものすごいギャグチック。映画を見終わったときは、思わずその妖艶な仕草を真似したくなっちゃうような、とてつもないインパクトがありました。
それに、チャーリーをのぞく4人の子役ちゃんたち。とにかくご立派。あの4人がいたからこそ、チャーリーの健気さが引き立つのよ。
そして、チャーリーの家族、特に、じいちゃんが素敵。
そして、そして、そして。あのウンパルンパの奇妙な歌とダンス。かなり笑えました。
やっぱり映画っていいな!って、素直に楽しめた3作品でした。
