6/27(日) 【存在価値がないと!】
 今、一番はまっている番組と言えば、NHKの月曜日11時過ぎ放送の「英語でしゃべらナイト」。
 俳優の横浜出身の俳優の谷原章介氏が出演なさると知って見たのがきっかけなんだけど、もう、これが、初期の「プロジェクトX」並みに面白い。毎週、いろんな意味で目からぼろぼろウロコが落ちるッて感じです。
 
 先週は、早稲田大学での“ぱっくん英検”をとてもとても楽しみにしていたにもかかわらず、台風のためか放送中止になったらしいんだけど、思い起こせば、中井貴恵さんの翻訳の話とか、どこぞの教授の本当のイギリスの良さの話とか、超あこがれの猪口邦子さんの「日本語でできないことが英語でできるわけがない。」という話とか、とにかく、英語以前というか、英語以上の“心地よい衝撃”が毎回あって、とてもとても面白いのだ。
 
 で。とっても面白かったどこぞのイギリス通の教授の話。と言うより、本当におもしかったのは、イギリスとアメリカの違いかも。
 「アメリカというのは、イギリスでは生きてはいけない人達の集団だから、イギリス人の夢と、アメリカ人の夢は根本的に違う。」というのだ。イギリス人の夢はたいがい、老後に田舎に小さな家を建て、毎日、本を読み、花の世話をし、イヌの散歩を楽しむような、そんなささやかな幸せ・・。ところが、アメリカンドリームというのは、もっともっとでっかいモノ。ある意味でイチかバチかの大勝負。とてつもない実力とものすごい努力が要求される。とにかくアメリカ人は、悲しいかな嬉しいかな、頑張ってないと存在価値がない!!と言うのだ。

 はあぁぁ。どっちがいいのかなぁ。今は、イギリスとアメリカ、どっちが魅力的?と訊くと、ハリーポッターの影響もあって、かなりの人が「イギリス」と答えるそうな・・・。
 確かに。もともと富や実力に恵まれている人は、イギリスみたいな国の方がいいんだろうな・・・とも思う。

 で。結局、私は、ナニを言いたいのかと言うと、ニシキがとてもイギリス的だなぁぁと思ったのだ。前より一層イギリス的になった感じがする。
 と言うのは、本日放送のあった堂本姉弟。まず、3人そろってのTV出演は何年ぶり?と言いたくなるような懐かしさがありました。で、思ったよりニシキがふけてなく、とてもとても安心しました。
 それでもね。ニシキがなんだかいやに落ち着いているんですわ。どこから見ても40過ぎの「とっさん」って感じ。「世が世ならば、としちゃん、マッチ、ニシキのグループのはずだった。」と、ヒガシが思わず漏らしてましたけど、「ああ、この方はどこのグループに入っても、どこか浮くんだろうな・・・。」って感じが漂っている。その妙なズレ感がたまらなく大物チックで、とてもイギリス的だったのでした。ああ、好きだぁぁ、ニシキぃぃ!!

 ヒガシは、逆にとてもアメリカ的だなと思いました。。「存在価値がナイと!」と3人分両肩にグッと力を入れ、この上なく張り切って頑張っている感じがしました。嵐クン達ともこの夏、肩を並べて頑張るようだし・・・。3人3様(カッチャンはいつみてもマイペースでいいなぁぁ。)でいいなと思いました。

 そうそう。20年以上も一緒に活動しているだけあって、互いのコケ落とし方も最高でした。