6/24(火) 【もしかして?】
一昨夜。
大河ドラマ「武蔵」を家族と見ようと、居間にハイったら、「それどころじゃないのよ。」ともの凄い形相で、父親と母親が必死にプロ野球を見ていた。気がつくと、台所のTVも野球になっている。完全無欠の多重放送ッてやつ?
実は、父親は、生粋の巨人ファン。母親は関西出身のせいか、気がついたらかなりの阪神ファン(もとは阪急ファンだったらしい)ってヤツ。ちなみに、私は、つい最近まで、「南海ホークス」とか「大洋フォエールズ」がチームとして存続しているものだと信じて疑わなかった、根っからの野球オンチというか、野球無関心派。(弟もそうであります。)
「武蔵」は譲れるけれど、「笑顔の法則」はリアルタイムで見たいよね・・・と言ったのは、確か、8時59分でした。私と弟は、日曜日の夜、TBSの日曜劇場を母と一緒に見るのが、日課ならぬ週課なのです。別に会話らしい会話なんてないんですけれどね。
チャンネルを変えて、台所の小さなTVに映る陣内節にほろほろと来ていると、「はあぁ。勝ったわぁ〜。」と隣の部屋から気の抜けたような母の声がきこえてきた。
思わず、弟と私は、「よかったねぇぇぇ。」と相づちを打ってしまう。
今頃気がついたんだけど、私は、究極の選択を迫られれば、どうも阪神を応援してしまっているらしい。なんだかね。あの道頓堀に阪神ファンがボチャンボチャンと飛び込む様がみたいではありませぬか。そして、どうやって岸の上に上がってくるのか、じっくりこの目で確かめたいのであります。
そうそう。話はちょっとそれてしまいますが。
日曜劇場の「笑顔の法則」。決して派手なドラマではなかったけど、久々の秀作だなぁと思いました。人間として決して忘れてはいけないものは何か。一番大切にしなければならないものは何か。ふんわりと笑顔に包まれるような優しさのなかで、自分がいられることのシアワセを毎週噛みしめることができました。
またまた。話はそれてしまいますが。
今朝。
朝のTV放送で、黄色と黒の組み合わせは、不思議なパワーがあるとのニュースを聞いた。なんと、カラスを寄せ付けないのだそうだ。甲子園の近くのゴミ置き場も、不思議と、カラスに荒らされることが少ないという。でも、それ以上に、なんだか、とっても素直に頷けてしまうのが不思議でございます。
全国の熱狂的な阪神ファンにとって、2003年が最高にいい年でありますように。
