夏の恒例イベント、プレゾンに行ってまいりました。
今年は、大野クンが出演していないのは、とっても残念だけど、でも、その分、ニシキを思いっきり、ほんと、思いっきり見つめてまいりました。
今年の出し物は、まるでアクション映画そのもので、ニシキたち3人が、ハリソンフォードがよく出るような映画の主人公をそれぞれパロディーで演じているみたいでした。
ニシキは、美術館から盗まれた宝石と、その宝石を盗んだ、ヒガシ演じる大泥棒を追いかける警察の指揮官の役でした。声が渋くて、制服がとっても似合ってて、まるでゲーム「ストリートファイター2」のベガのような貫禄がありました。
ちょっと話はそれますが、もう10年くらい前のことになりますか、コンピューターゲームにすっかりはまってしまった時期がありました。
一番楽しかったのは、「ドラクエX」などのRPGだったんだけど、「ファイナルファイト・ガイ」などのアクションものも結構面白かったんです。特に、「ストリートファイター」は、世界中の格闘家が登場して、お国柄あふれる技を披露するので、メチャメチャ面白く、時間が経つのも忘れて長時間遊び、目がくしゃくしゃになっちゃったのを記憶しています。
中でもベガは確か、ミャンマーの総統で、桁違いに強かったような。権威と実力を兼ね備えるとこういうオーラを放つものなのだと、ゲームながら、感心してしまったのを覚えています。
今回のニシキの役は、そんな貫禄十分の役なんだけど、ニシキご本人の風格がさらにそこに加わるので、とてつもなく迫力を感じました。お見事。
今回のプレゾンはアクションものをミュージカルにどう融合させるかというとっても果敢なチャレンジだったと思いますが、難を言えば、やっぱり銃の音や爆弾の音は限りなく破壊的で、メロディアスな音楽とはなかなかマッチしないこと。せりふも怒鳴る感じのものが多いので、ミュージカルならではのきらきらきらめく宝石のような輝きが感じられないこと。
ミュージカルというのは、ホントに難しいものなのだなぁと感じてしまいました。
ニシキのダンスは少ないと聞いていたのですが、ショータイムでのニシキのダンスがとても軽やかで、お上手で、あのニシキオリダンスが満載。ため息ものでした。
そうそう。前述の「ストリートファイター」にダルシムという格闘家が登場するんです。
ダルシムは、ヨガの達人で、まるで浮遊しているかのようにカラダが軽やかで、信じられないような手足の動きをするのです。
ニシキの踊りは武道の香りも漂っていて、いろんな顔を持っているんだけど、あのダルシムの人間離れした手足の動きにもちょっと共通するものがあるなぁぁって、またまた、感心してしまいました。
ああ。やっぱり、私はニシキファン♪