まりもちゃんにこだわるわけ
我が家のちゃーは生後4ヶ月の時に突然ブルブル震えるという症状が出ました。
色々検査もしましたがこれと言った異常は無く消去法でいけば後は「心臓」か「てんかん」という診断でした。
しかし、体重も既に3sと順調に成長していましたのでまず「心臓」の病気はあまり考えられないだろう・・・
ということは、てんかん症状の一種ではないかということになりました。

ただ、順調に成長したおかげで発情もはやく4ヶ月の頃からその兆候がみられ生後6ヶ月では完全に発情
その発情のすさまじさといったら同じ兄弟でありながらしゅーとは比較にならない凄さ・・・
その、発情度が増すとともにブルブルも凄くなっていったんです。
名前を呼んでも意識朦朧といった感じでただ・ただ・身体を震わせるちゃーを見守ることしかできません。
時を同じくして、あちこちに強烈な臭いつきのおしっこをするようなにりました。しかも、大量に・・・
スプレーと言うなま易しいものではなく何か他の病気なんじゃないだろうか?と悩んだこともありました。

言葉が通じない・・・理解できないことがどれだけもどかしく感じたことか・・・発情が凄まじさを増しすぐにも
去勢手術をしたかったのですがやはり震える症状が気になったのと当時かかっていた動物病院が生後
10ヶ月まで去勢を受け付けないと言う病院だったので去勢手術が延び延びになっていました。
生後6ヶ月〜10ヶ月になるまで旦那君も私も熟睡した記憶がありません。
長くて2時間おきに凄まじい鳴き声・おしっこの臭い・・・それが毎晩なのですから・・・

生後10ヶ月目になり私達もかなり限界に達しやはり去勢手術をするしかないと判断・・・
ネットを通じ知り合った方々からアドバイスをいただき獣医さんと何度も症状のことや麻酔の事を話し合い
決断しました。幸い手術は無事終わり術後1ヶ月はまだブルブルがおさまらなかったのですが、3ヶ月を
経過した頃から震えもおさまり現在は、その症状もおさまり滅多にみられなくなりました。
今となっては、ちゃーの症状がてんかんによるものなのか?発情によるものなのか?さだかではありません
しかし、私個人としては何らかの因果関係があったのではと思っています。


色々悩みが大きくなるとともに成長を続けたちゃーのまりもちゃんが小さくなってしまうと思うと愛おしくて
可愛くて・・・みるたびに複雑な心境になっていました。
今は、思い切って去勢手術をして良かったんだ。と思える日々ですが当時は私なりに真剣に悩み苦悶して
いたんです。そんなこんなでまりもちゃんにはかなり思い入れがあり、いつか私と同じように去勢や避妊に
たいしてその必要性や不安を抱えた飼い主さんの交流の場がつくれたらいいなと思うようになったのです。
私の頭のどこかには去勢などせず自由にこの子達が生活できればそれにこしたことはないと思う気持ちが
強くあります。そんな世の中になってほしいと願う気持ちとともに・・・

今はまだ手始めというか、単に私の趣味におつきあいいただくページですが、皆さんのまりもちゃんへの
思い入れ話があれば是非お聞かせください。どんな些細なお話でもいいんです。
よろしくお願いいたします。

                                                     2001年3月