Phalaris  (ファラリス)  牡   青鹿毛 sire line family
Polymelus Cyllene Bona Vista Bend Or Doncaster
Rouge Rose
Vista Macaroni
Verdure
Arcadia Isonomy Sterling
Isola Bella
Distant Shore Hermit
Lands End
Maid Marian Hampton Lord Clifden Newminster
The Slave
Lady Langden Kettledrum
Haricot
Quiver Toxophilite Longbow
Legerdemain
Young Melbourne
Mare
Young Melborune
Brown Bess
Bromus Sainfoin Springfield St. Albans Stockwell
Bribery
Viridis Marsyas
Maid Of Palmyra
Sanda Wenlock Lord Clifden
Mineral
Sandal Stockwell
Lady Evelyn
Cheery St. Simon Galopin Vedette
Flying Duchess
St. Angela King Tom
Adeline
Sunrise Springfield St. Albans
Viridis
Sunray King Of The Forest
Sunshine
         
  Born - Died 1913.05.16 - 1931.02.28      
  Breeder 17th Earl of Derby GB  
  Trainer George Lambton GB  
  Owner 17th Earl of Derby GB  

 

月日 開催国 競馬場 馬場 勝ち時計 距離 頭数 騎手 斤量
 競走名 格付 着順  1着馬 / 2着馬 着差
1915
  GB Newmarket            
 First Spring Two-Year-Old Stakes   着外  Foxglove  
  GB Newmarket     T5F     123
 Stud Produce Stakes   1  / Condottiere head
  GB       T5F     126
 Redmere Nursery Plate Handicap   1   2
1916
04 GB Newmarket     T8F      
 Craven Stakes   3  Sir Dighton
 Roi D'Ecosse
 
05 GB Newmarket     T8F 17   126
 2000 Guineas Stakes   着外  Clarissimus  
  GB             99
 Stewards Handicap   着外    
  GB       T7F 4   119
 Beaufort Stakes   1    
  GB       T6F     113
 St. George's Handicap   1   6
  GB       T10F 3   124
 Royal Stakes   1    
  GB       T10F 8   120
 Limekiln Stakes   2    
1917
  GB              
 Crawfurd Handicap   2  Verdun  
  GB       T6F      
 Bretby Handicap   1    
  GB       T5F      
 Chesterfield Course Stakes   1    
  GB Newmarket     T5F     131
 St. Ives Handicap   1    
  GB       T8F      
 Bury St. Edmunds Plate   1    
  GB Newmarket     T5F      
 Snailwell Stakes   1    
10 GB Newmarket     T6F      
 Challenge Stakes   1    
  GB       T16F118Y 1   140
 Whip Stakes   1  / - -
  GB       T9F      
 Cambridgeshire Handicap   10  Brown Prince  
1918
  GB       T5F     147
 Abingdon Plate   1 /Syndrian 1/2
06 GB       T8F     134
 June Stakes   1 /Brown Prince  
  GB       T5F     146
 Beaufort Stakes   着外    
  GB       T7F 8   141
 Lanwades Plate   1    
10 GB Newmarket     T6F 1    
 Challenge Stakes   1  / - -

 

馬齢   出走 1着 2着 3着 以下
1915 2   3 2 0 0 1
1916 3   7 3 1 1 2
1917 4   9 7 1 0 1
1918 5   5 4 0 0 1
合計 24 16 2 1 5
24 16 2 1 5

  チャレンジS (英、芝6F)
  チャレンジS (英、芝6F)
   首位種牡馬 (英愛) (1925,28) (2)
   首位種牡馬(母父) (英愛) (1937,41,42) (3)

 

  父ポリメラスは、英チャンピオンSの勝ち馬で名種牡馬。 母ブローマスは、イギリスで走り10戦して2歳
 時に1勝。 引退後は繁殖牝馬となり、1910年に馬主のジョーゼフ・ホールズワース氏が亡くなったため
 セリに出され、第17代ダービー伯爵に購買されました。
  1913年にダービー・スタッドで生まれたファラリスは、ジョージ・ラムトン調教師のもとへ送られました。
  2歳時は、初戦こそ着外に敗れたものの、続くスタッドプロデュースS、レッドミアナーサリープレイトを連勝。
 この年のフリーハンディキャップでは117ポンド(約53.1kg)の同5位に格付けされました。 ちなみに1位
 はチェヴァリーパークSの勝ち馬で、翌年英ダービー英オークスを勝つことになるフィフィネラの126ポンド
 (約57.2kg)でした。
  3歳時は、クレイヴンS3着から英2000ギニーへ出走するも、クラリッシマスの着外と敗れました。 続く
 スチュワーズHでも99ポンド(約44.9kg)の斤量ながらいい所なく着外に敗れましたが、ボーフォートSで
 古馬を相手に楽勝すると、キングジョージHでも6馬身差で圧勝。 そしてファラリスが、軽量で戦えるのは
 この競走が最後となりました。 この後は距離を伸ばし、ロイヤルSを勝ち、ライムキルンSが2着でシーズン
 を終えました。
  4歳時は、初戦のクローファードHで22ポンド(約10kg)の斤量差があったヴェアダンから僅差の2着に
 敗れましたが、その後は7連勝を飾ることになります。 ベリーセントエドマンドプレイトではフィフィネラを破り
 ました。 2マイル118ヤード(約3327m)のホイップSは単走となり、140ポンド(約63.5kg)の斤量で
 優勝しました。 シーズン最終戦のケンブリッジシャーHでは3歳馬ブラウンプリンスの10着に終わりました。
  5歳になっても現役を続けたファラリスは、初戦のアビントンプレイトで147ポンド(約66.7kg)の斤量なが
 ら勝利を挙げると、続くジューンSで前年敗れたブラウンプリンスなどに雪辱を果たして優勝。 ボーフォートS
 では146ポンド(約66.2kg)の斤量で着外に敗れたものの、ランウェイズプレイトでは141ポンド(約64kg)
 の斤量で優勝、他の出走馬とは33ポンド(約15kg)以上の斤量差がありました。 現役最後の一戦となっ
 たチャレンジSは単走となりました。
  ファラリスはクラシックなど大きな競走の勝利はありませんでしたが、素晴らしいスピードと頑健さを持った
 馬でした。 140ポンド以上の斤量で3回出走し、2勝を挙げましたが、ジュライCに出走する際には154ポ
 ンド(約69.9kg)の斤量を提示され、さすがにこの時は陣営も出走を諦めました。 同じ時期、ラムトン厩舎
 には、英1000ギニージュライC2連覇などを果たした名牝ダイアデムがいましたが、どちらにも負けて欲し
 くないという理由で1度も同じ競走に出走することはありませんでした。 ただし調教では1度だけ6ハロンで
 競走し、ハナ差でダイアデムが勝った言われていますが、これにはラムトン氏のお気に入りだったダイアデム
 に対するひいきも入っているかもしれません。
  ダービー卿ラムトン氏は種牡馬としてのファラリスをあまり高く評価していなかったためか、5000ポンド
 で他の牧場へ売却しようとしました。 しかし、第1次世界大戦中ということもあり、買い手がつかず、そのま
 まダービー卿のもとに残り、初年度は200ギニーの種付け料でチェヴァリー・パーク・スタッドで種牡馬入り
 しました。 そしてこれはダービー卿にとっても、サラブレッドの歴史にとっても幸運となります。 なぜなら、
 ファラリスはダービー卿の所有していたチョーサー産駒の繁殖牝馬との間に優れた産駒を残したからでした。
  翌年からはダービー卿の所有するサイド・ヒル・スタッドに移り、種付け料も300ギニーに上がりました。
 初年度産駒が2歳となった1922年からは種付け料は400ギニーに上がり、これはファラリスが1931年の
 種付けシーズンに18歳で世を去るまで生涯変わりませんでした。
  父としては、英チャンピオンSの勝ち馬ファロス英2冠の勝ち馬マンナ、英2000ギニーの勝ち馬コロラド、
 英セントレジャーの勝ち馬フェアウェイ英1000ギニーの勝ち馬フェアアイル英オークスの勝ち馬シャトレ
 インなどを送り出し、1925年と1928年には首位種牡馬に輝きました。 さらにファロスからネアルコ、シッ
 クルからネイティヴダンサーと、現代の主流血脈すべての源となっています。
 
  
 
  繋養地
   Cheveley Park Stud (GB) (1919)
   Side Hill Stud (GB) (1920-1931)

 

  兄弟姉妹   生年 勝ち鞍
  Hainault 1914 Swynford Stallion
  Eulalia 1921 Stedfast Broodmare