皆様からの感想第25話「ガットラー暗殺計画」
KEY様より |
さて、「ガットラー暗殺計画」です。色々と思いが募ってしまいました。 1 アフロディアは何を考えていた? ガットラーに抱き寄せられた後自室へ向かうエレベーターの 中での独白「私は何を考えている?」。何を考えていたんでしょう? (1) ガットラーとはそれまでに関係が出来上がっており、いわゆる 「いつものこと」に対して抵抗感を感じる。→マリンへの思いが生じている。 (2) ガットラーとはそれまで関係は無く完全なプラトニックであったが、 抱き寄せたりするなどの接近は養父・養女の関係から割りと有った。 (【例】参照) しかし、今回の接近に対し関係が発展してしまうような気がした。 【例】 #1アフロディアを司令長官に任命した時、ガットラーは アフロディアのあごに手をやり上を向かせ、二人はそのままの 姿勢で(当たり前といった様子で)しばし会話を続けます。 と、大きく二つの状況が考えられます。ここで、(2)の場合、関係が 発展してしまうことを、良しとするのかどうかという分岐が更に考えられます。 このように、二人の関係やアフロディアの心情がどのようにでも取れる状況と いうのが、なんともたまらないバルディオスの魅力なのではないかと…。 私としては、本当はどっぷりと出来上がった関係でいて欲しい二人なので ありますが、この話に関しては、それまで意識しなかった『男性』をガットラーの 中に見てしまってドキドキしてしまうアフロディアって感じがいいなあ。 2 ちゃっかりもの 「君にはいつも花を贈った手紙を添えてね。」 「手紙は読んでいない。あの頃私は軍人になることしか考えていなかった。」 って、ことは花は受け取っていたわけねチャッカリと…。 3 歩けるのか?走れるのか? バックルとブーツのそこに仕込んだパーツを使って割と破壊力のある銃を 組み立てています。 バックル〜あの厚みのものが入るバックルって…。厚さ1センチでも 明らかに変!カイザーたち気がつかないわけ? ブーツ〜パーツの向きがおかしい。足と同じ立て向きに棒状のものが…。 あの状態では、指先が曲がらなくなるわけです。更にパーツが 入る厚みを考えると、あのブーツは厚底靴のようになってると 思うんですけど。 4 防弾軍服?脅威の生命力? カイザー側の兵士に背中を銃で2発程度撃たれています。 多少怪我はしていますが致命傷ではなく、3日寝たら全快です。 軍服にそれなりの加工がしてあったのかもしれませんが、脅威の 生命力です。 まあ、未放映部分の「アフロディアに花束を」や映画版でもなかなか 引っ張ってくれる彼女ですから、あれぐらいのダメージではびくとも しないのでしょう。 5 ガットラーの真実 アフロディアの両親に手を下したのかどうか。直接か?間接か? はたまた(他の者による)暗殺計画を知っていたのを黙認したのか? いずれにせよ、自分が司令長官の席に座る以上アフロディアの父が 暗殺とも取れる事故死であったことから、そのような嫌疑がかけられる ことは避けられないでしょう。 それゆえ、「真実がどうであれアフロディアが自分をどう思うか」と いうことが最重要であり、彼はアフロディアの目が自分に向くように 彼女を育ててきた。そして、もし彼女が自分に向けた銃の引き金を 引くのであったなら、それが自分の命運であると。 ガットラーのアルデバロン軍に対する見方も似ているものかも しれません。 彼なりの最善の策はとってきているわけで、それでもどうしようも なければ自分にその器が無かったのだと確信しているのでしょう。 (ああ、ガッちゃんの魅力ってこんなとこなんですよ〜) と、まあこんな調子です。 では。 2001.10.28.mon |
なるほど、カイザーからの花束はちゃっかり受け取っているかもしれませんね。この頃のアフロディアは実は花を愛する女性だったりして。
ガットラーがアフロディアを最高司令官に任命したのも、ひとつは脅威の生命力にあったりして。だから、「甦った悪魔」では、わざわざ危険な場所へ行くことも許可したのかも。普通、自分の大切な人を危険な場所へ行かせないと思いますから。