1996年6月×日 ★うんち事件!?

僕が、この家に来てから、1週間近くが経とうとしていた。

だけど、僕のお部屋は、お姉ちゃんが大きな段ボールの箱を2個組み合わせて作ったお部屋。 僕のお部屋は、お姉ちゃん達のお部屋の前の廊下に僕のお部屋は置いてあったの。

その日、僕は初めてのお留守番をすることになった。 僕がこの家に来てから独りになるのは初めてのことだ!

お姉ちゃんは、お昼ご飯の買い物に行くとかで、僕を初めてお留守番させた。 玄関のドアが閉まる音がして、お家の中は静かに静まりかえった。

「つまらないなぁ〜」近くにある、バナナの形をしたおもちゃを噛んで遊んでみた。
「やっぱりつまらないなぁ〜」
「よ〜し!段ボールの塀を噛じって、脱出だ〜♪♪♪」
ガリガリ・・・ガリガリ・・・

ポッカリ!
「やった〜!穴が開いたぞ」

うんしょ、うんしょ、うんしょ。

「ワンワン!(お姉ちゃん〜僕出たよ。遊ぼうよ〜)」

シーンー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

きゅるるるる・・・あれ?ポンポンが痛くなって来ちゃったぞ!
おしっこもしたい!!!
どうしよう!どうしよう!
「ワンワン!(お姉ちゃん早く〜早く〜僕うんちしたいよ〜)」
・・・・・・・・。
僕・・・もう我慢できないでちゅう〜・・・・。

プリプリ・・・・。

「わ〜どうしよう、どうしよう。廊下がうんちだらけでちゅ〜」
「よし、僕の身体で拭くでちゅ!」
スリスリ・・・スリスリ。

ガッチャ!玄関の開く音がする。
トコトコ・・・誰かが階段を上がってこっちへ来る。

「きゃ〜!どうしちゃったの〜」お姉ちゃんが僕を見てビックリしてる。

ヘキョ???

お姉ちゃんの見た恐るべき光景それは・・・

僕がウンチまみれになって、廊下がウンチだらけに!
その上、真っ白な壁紙は茶色に染まっていたそうです。

その後僕は、お姉ちゃんに身体を洗ってもらって、スヤスヤと可愛く眠りについたわん!