自由連句百韻「忘年会」の巻

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自由連句百韻「忘年会」の巻
2002年12月25日首2003年3月31日尾
001>忘年会夜に控えてなぜ会議     
002> どうせ気休めいつでもいいのに  
003>リストラをするのであなたさようなら
004> 私もこんな会社は辞める     
005>明日から自由だ金はないけれど   
006> どうにかなるさ空は青空     
007>旅行けば方向音痴迷い道      
008> ミノタウロスの初夢を見る    

009>大矢数はずれ矢ばかり打ち込んで  
010> 客は呆れて家に帰った      
011>三連休寝正月また繰り返し     
012> 明日は仕事と思う悲しさ     
013>徹マンで何時しか夜も白み初め   
014> 新聞牛乳配達の音        
015>湯気の香に母のみそ汁なつかしく  
016> 今日もコンビニ弁当を買う    
017>嫁もこずリストラはされテント村  
018> 橋の下吹く風の冷たさ      
019>河川敷グリーンは庶民御用達    
020> タマちゃんを見る人が集まる   
021>屋台ではお子様用の菓子を売り   
022> 夜はラーメン休む暇なく     
二オ
023>築き上げホッとする間もなく崩れ  
024> 大株主のご乱心やも       
025>愛犬が死んで滅入っているらしく  
026> 勝手な名つけて症候群      
027>画数の多い漢字を並べ立て     
028> 知ったかぶりでばれる年齢    
029>十八歳未満はお断りの店      
030> 掛ける看板偽りアリマス     
031>公約は大したことはありません   
032> 親の威光でお茶を濁して     
033>横綱になれない日本人力士     
034> やはりお尻に青痣あるのか    
035>覗き癖しつこく一点だけ絞り    
036> 夏の宿題朝顔観察        
二ウ
037>先生は休みの日には何するの    
038> 縮のステテコ鼻毛抜く昼     
039>突然にスペースシャトル破裂して  
040> イラク問題ちょい後回し     
041>災難は思いも寄らぬところから   
042> 目の前にある幸せ見えず     
043>かあちゃんといつも比べる美人ママ 
044> なに年とればいずればあちゃん  
045>若さ故悩むなどとは贅沢な     
046> 初恋らしき園児の我が子     
047>いつも乗るお迎えバスのお兄さん  
048> ちょっとこわめの黒いグラサン  
049>眼病を患ってるとはわかるめえ   
050> 習い覚えた針穴通し       
三オ
051>ボウリングスペアを取れたことはなく
052> ハイテク機器に頼る計算     
053>算盤を子どもの頃はやったけど   
054> そんな時代もあったねとォ〜   
055>戦争の傷跡癒える日は来るか    
056> コロンビアさへ消えて跡なし   
057>さようならクローン羊のドリー逝く 
058> 神に逆らう罪を背負って     
059>有り余る食い物あれば食い残し   
060> 豚は案外きれい好きとか     
061>憧れていた美女の部屋ゴミの山   
062> これはやらせかはた真実か    
063>政権の末期連発スキャンダル    
064> 仮病で入院そして早世      
三ウ
065>刑務所は元々恐いとこだけど    
066> 特に変わった事してません    
067>化粧品変えたのそれとも恋したの  
068> セクハラ男の種は尽きまじ    
069>先生と言われるほどのバカだった  
070> 今日で定年賢くなれる      
071>メシフロネルほかの言葉も覚えなきゃ
072> ビールはサッポロだけではないぞ 
073>広島はサンフレッチェとカープだぜ 
074> 明日カストロさんが行きます   
075>花束は自分の罪を癒すため     
076> つぶれた店にまた店が出る    
077>この場所は不況の霊が住み着いて  
078> なけなしの金はたいて祈祷    
ナオ
079>お父さんうちには米もないんです  
080> 貧乏人は麦飯を食え       
081>粗衣粗食これぞ長寿の秘訣にて   
082> 楢山参りに歯が欠けもせず    
083>からころと下駄の音して鬼太郎が  
084> 一反木綿で作るフンドシ     
085>二次会のカラオケ90点を越え   
086> 閻魔の庁で舌を抜かれる     
087>すいません源氏物語を書いて    
088> 対策会議開く生き霊       
089>国連が何だアメリカこそ正義    
090> 自信満々藪男行く        
091>空爆に伏せて隠居の人もあり    
092> 禅譲などは言葉さえ無く     
ナウ
093>仰天しシュンとなってるウダイ君  
094> 情報戦はガセネタの山      
095>有ることも無いことも売る週刊誌  
096> サダム幾たび死に生き返る    
097>まさかねぇメシアなどとは思えぬが 
098> 何はなくともまず飯食わん    
099>爺と婆花より団子とござを敷き   
100> 子も孫もいて春は闌       
兼坊
亜月
兼坊
兼坊
兼坊
兼坊
兼坊
亜月

亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊

亜月
なずな
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月

兼坊
亜月
兼坊
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊

兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月

亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊

兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
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亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月

亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
於キョン太の連句道場本部