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自由012> 共感覚の京極派和歌
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□投稿者/ 兼坊 大御所(2677回)-(2025/06/26(Thu) 14:25:08)
 | 006> 赤い丸薬これ虫下し 笑止 007>ふとどきな奴め寄生をするなんて 素人 008> 世は助け合い持ちつ持たれつ 兼坊 初ウ 009>曼荼羅は相互供養の精神で 縁糸 010> 甘茶蔓茶と甘茶鑑別 笑止 011>嗅覚と味覚と視覚動員し 素人 011>小遣いを握りしめ行った花の塔 弥生 012> 共感覚の京極派和歌 兼坊
素人さんと弥生さん、数分差のごっつんこでしたね。
共感覚表現とはたとえば「黄色い声」のように、本来視覚表現 である「黄色」を聴覚表現の「声」に掛けてしまうような表現の こと。京極為兼の
枝に漏る朝日の影の少なさに涼しさ深き竹の奥かな(玉葉巻三夏歌、四一九)
の「涼しさ深き」のように、中世の京極派がよく使った手法でした。
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