順徳天皇御宸筆「櫛田宮」
肥前國神埼御荘総鎮守
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「神埼」発祥の地 景行天皇が今から1940余年前に櫛田宮を創祀されて以来、荒廃した地が神の幸をうける平和郷となり、神幸(かみさち・かむさき)と名付けられました。これが後に神埼(かんざき)となりました。〈肥前國風土記〉

御祭神の御神徳は、国土万民の安泰繁栄を守護し、あらゆる災難を除き給う事は「神代より末代の今に至る迄、霊験あらたにして威徳世に盛に、利生掲焉にして賞罰分明なり」と櫛田大明神縁起に明記され、厄はらい・車両はらい・地鎮祭・縁結び・安産・病気平癒等の神さまとして仰がれています

櫛田神社の元宮(もとみや) 平安時代、平忠盛は博多の神埼荘倉敷に神埼荘の鎮守である櫛田宮を祀りました。  弘安4年(1281年)蒙古襲来。神埼本宮より末社博多櫛田神社へ神剣を移して異賊退散を祈り、霊験あらたかなものがありました。

当宮と南北各1里へだてて鎮座する高志(たかし)神社(千代田町、陣内喜弘宮司)・白角折(おしとり)神社(旧仁比山村朝日、朝日晃司宮司)とは三所一体の神社です。他にも『櫛田大明神』と刻まれた石祠などが筑紫山地などあちらこちらに祀られています。

令和13年(2031)は御創建1950年大祭。 記念事業に向けて準備開始しました。
神殿の彫刻
■御祭神
櫛田三柱大神
・櫛稲田姫命(クシナダヒメノミコト)正面御座、櫛田大明神
・須佐之男命(スサノオノミコト)  東御座、 高志大明神
・日本武命 (ヤマトタケルノミコト)西御座、 白角折大明神
■鎮座地
〒842-0001
佐賀県神埼市神埼町神埼419番地1
(神埼市本庁舎の国道34号線を挟んで向かい側)

■尾崎太神楽  佐賀県重要無形民俗文化財
 石造肥前鳥居 佐賀県重要文化財(建)
 御神幸祭絵馬 佐賀県重要有形民俗文化財
 薬師如来像  佐賀県重要文化財(彫)
 締元行列   神埼市重要文化財
 櫛田宮文書  神埼市重要文化財

櫛田宮の神社史料室は諸事情により現在は公開しておりません。

●名誉宮司  執行武典
  宮 司    執行安正
  禰 宜    執行兼正