人の一生の間には様々な儀礼があります。その中でも人生の節目節目に、神様に奉告し その御加護を祈願するものを人生儀礼といいます。当神社で行っております人生儀礼について御案内いたします。
○初宮詣(日晴)
誕生より男児は30日目、女児は32日目に初めて櫛田宮に昇殿参拝して成長を祈願します。(日数は社寺や地方によって違います)
幼児に掛け着せる紋付の家紋は、着る人がその家の祖霊を背負っていること、祖神伝来の魂を受け継いだ幼児であることを意味しています。
○初誕生祭
日本では元々個人の誕生日を祝う習慣はありませんが、初誕生日だけは特別で、様々なお祝いをします。幼児にわらじを履かせ、つきたての餅を踏ませる餅踏み行事を行う家庭が一般的ですが、それに先立ち御神前で成長の感謝と奉告のお祭りをいたします。
○七五三
男児は3才と5才、女児は3才と7才を祝います。本来数え年でするものですが、満年齢でする人も多くなりました。特に数えの2才はあまりに幼いと考えられて、あらためて満3才にお祝いされる御家庭も少なくありません。11月15日を中心とする頃に櫛田宮に昇殿参拝し、お守りと千歳飴などを戴きます。
令和6年11月の七五三
男児
平成30年11月16日生まれ〜令和元年11月15日生まれ
令和2年1月1日生まれ〜令和3年11月15日生まれ
令和4年生まれ
女児
平成28年11月16日生まれ〜平成29年11月15日生まれ
平成30年生まれ
令和2年11月16日生まれ〜令和3年11月15日生まれ
令和4年生まれ
○入学祭
小学校入学の春には、御神前で奉告し、学業の上達と健康の祈願をします。
ランドセルや文具を持参してお祓いする方も多くあります。
○成人祭
子供から大人に仲間入りすることを奉告し、社会にも公認してもらう儀礼です。周囲の方々が発起されて行われるようです。
○厄祓
一生のうちに特に忌み慎まなければならない年齢があり、それを厄年といいます。なかでも男性42才、女性の33才は大厄です。厄難を逃れるために厄祓の祈願をします。
大厄年の前後の年も前厄・後厄といって3年間にわたり毎年祈願をし、その後に厄明けを迎えるのが本来の姿ですが、当地方では後厄祓いと同時に厄明け御願成就のお詣りまで一緒にすます慣習がありました。現在は、どのようにされるかは御本人にお任せしています。
男25才・61才、女19才・37才・61才の厄年は、繰り返し事故にあったり病気がちというような人でなければ、前厄後厄はせず、その年だけ厄祓をして、感謝のお詣りを次年にして済ます方がほとんどです。
職場や地域でそろって祈願をする時は、厄入りの時に周囲の人たちが祈願や宴席の世話をし、厄明けの時には本人がお返しをされています。
厄年には関係なく毎年必ず家内安全祈願をされる方も多数いらっしゃいます。
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○神前結婚式
御神前にておごそかに結婚の奉告をいたします。2〜3ヶ月前頃までに御相談下さい。
○年祝い
還暦61才(満59才)、古稀70才、喜寿77才、傘寿80才、米寿88才、卒寿90才、白寿99才、上寿100才などの年を祝い長寿感謝の奉告をいたします。
令和6年の年祝い
還暦 昭和 39 年生まれ
古稀 昭和 30 年生まれ
喜寿 昭和 23 年生まれ
傘寿 昭和 20 年生まれ
半寿 昭和 19 年生まれ
米寿 昭和 12 年生まれ
卒寿 昭和 10 年生まれ
白寿 大正 15 年生まれ〜昭和元年生まれ
上寿 大正 14 年生まれ
○神葬祭 神道形式での御葬儀をご自宅または葬儀会場にて行います。
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