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日々雑感
2004-12〜2
575〜
2004-12-30

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578 by:kurochan携帯@愛犬散歩中  投稿日:12月30日(木)20時19分21秒
◆まるで「射撃訓練」のように、民間人のこどもたちが米兵によって撃ち殺され、遺体の収容すら死の覚悟が必要だというファルージャ。薬品不足どころか医師や看護師がまず殺害されていては、銃撃での負傷は死を招く。奈良の小学生誘拐殺害事件では容疑者(まだ「犯人」ではない)が捕まったが、殺されたものの名前も知れず、殺したものの名前も明かされず、そして逮捕もされず「英雄」視されることすらあるのが戦争である。この日本もかつての戦争犯罪をごまかし続け、南京大虐殺を描いたまともなマンガさえ弾圧され、李秀英さんは名誉毀損訴訟の最高裁判決を待たずに亡くなった。スマトラ沖地震の犠牲者はさらに増えそうだ。人の命を奪うものの罪を問うなら、軍隊の本質を問い、旧日本軍の責任を問い、自衛隊のイラク派兵を納税者として支えてしまっている自分自身を恥じるべきだ。自身の在り方を省みることなしに、テレビの向こうに怒りを感じるだけではいけないのではないか。

577 by:kurochan携帯@愛犬散歩中  投稿日:12月29日(水)22時29分5秒
◆大掃除開始。19世紀生まれのおばあちゃんから「もったいない精神」をしっかり植え付けられているくせに、出費には割と無頓着で気前のいい俺は、モノにあふれた捨てられない症候群に苛まれていて、古く黄ばんでヨレヨレのTシャツでさえなかなか捨てられないのだ。書籍は当然捨てない。新聞も、もう切り抜くところも読むところもないと判断しなければ絶対に捨てない。ところがその判断を保留にしたままの新聞が数年分たまっている。購読紙も二紙あり、購読定期図書は何誌あるか分からないほど。読めず使えぬ資料に埋もれるのは亡き父と同じ。父は、座敷二つを天井まで満杯にし、山に小屋まで建てて書籍や新聞を溜め込んでいたが、俺はさすがにそこまではいきたくない。有料でもネットデータベースを活用するしかないだろう。

576 by:kurochan携帯@愛犬散歩中  投稿日:12月28日(火)18時50分49秒
◆スマトラ沖地震にともなう津波による犠牲者は2万人を超え、7万人に達するという予測もされている。地震のエネルギーは阪神淡路大地震の1400倍ともいわれているようで、被害の全貌が明らかになることさえどれたけの時間を要するのか分からないのだから、どのような救援や復興支援が必要なのかも未確定だ。火事場泥棒ならぬ悪どい復興ビジネスが展開されることがないように様々な次元で監視をしていくことも考えねばなるまい。「環インド洋アジア受難の年」になってしまった2004年だが、今後はアジアの多様性と主権を尊重した真の復興と連帯のための社会科の授業を企図していかたいと思う。
◆高校時代の友人が、新潟の被災地へのキャラバン隊に参加し、新潟から招いた子どもと担任する小3クラスの子どもたちとの交流を実現させ、「顔の見えるつながり」を実践している。その精神・教育理念を僕も少しでも見習いたいと思っている。

575 by:kurochan携帯@愛犬散歩中  投稿日:12月27日(月)22時32分41秒
◆スマトラ沖の大地震にともなう大津波で、1万人を超す人々が犠牲となった。人災天災に明け暮れた2004年の最後に、さらに悪夢が待っていた。奪われた命は戻らないが、残された人々の生活は建て直さなければならない。アチャラ=グナセケラは大丈夫だろうか?ソンタヤ=パンニョナンは大丈夫だろうか?生活再建と地域の復興には時間がかかるだろうが、それこそ人間の連帯によって未来を築く優先課題だ。人為的戦乱など即停止すべきだが、今回の地震がもし異常気象と関連があるのなら、財界や学者の責務も明らかにしていかねばなるまい。夢と希望の2005年にしたいものだ。

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