お話は浮世絵と旅行について。
免税店で酒やタバコなどを買うと安い、ということで旅先から帰宅するまで持ち歩く人がいるけど、タバコは旅行先への手土産にケッコウ役立つんだよ。持ち運びが軽いし、ありがたがられる。安宿の値引き交渉にも効き目があるし、宿泊中のサービスもよくなったりする。みなさんも20歳を過ぎたら、試してみてもいいと思う。酒はとにかく重い。その重い酒をなんとかしたくて、新幹線「のぞみ」車内で広島の地酒を一升瓶から紙コップにつごうとして膝や床にこぼして向いのおばちゃんに変な顔されたこともあったけど。
話を戻して....でも俺は、浮世絵グッズをお勧めする。絵はがき・コースター・筆箱など、いろんな浮世絵グッズが、日本の空港や観光地には売っている。奈良駅かいわいの土産物屋にもいろんな物が売っている。これなら「安い、軽い、ありがたがられる」。特に絵はがきは、かさばらないし、きれいし、場合によっては自分が使ってもよい。イタリアの飲食店で店内に飾ってくれたこともあったよ。子どものいそうな人に世話になったら、可愛いめのやつを何枚かあげよう。実に嬉しそうな顔をされたりする。「今晩、これを子どもにあげよう」と考えているのか、目を細めたりしているのを見るとこっちも嬉しいよ。
少し、たっぷり目に持っていった方が、ためらわずにプレゼントできるよ。
ついでに、現地の絵はがきも買って、できればAIR MAILで親や友だちに出そう!旅行中に、手紙を書くのは時間がもったいないかもしれないけど、ネタがごろごろしてる旅行中だからこそ、筆不精の俺はチョイチョイ書くようにしてる。それにAIR
MAILは日本から出すほど高くないことが多い。場合によっては、日本国内での郵便料金より安い場合さえあるんだから。
【1996年度添上高校生徒会通信に連載】2001-2-7加筆