• 愛犬エリーもやっとここまで訓練する事が出来ました。
  １７年ぶりの訓練への挑戦で今までに学習した技術がこのメジャー系の愛犬エリーに通用するかが今後
  立派なシューティングドッグを開発する上において非常に大事な事柄だけに周りの人からは「ポインター
  の事を言いながら実際はセターを飼っているではないか」と笑われながらもダービー・ブロークンにもなら
  ず何とかここまで訓練してきました。
  鳥猟犬の訓練はポインターでもセターでも！犬の行動心理学的に言っても全くかわりありません。
  只し、ポインターの方がセターより遥かに訓練が優しい事は事実です。
• 放鳥器での置鳥訓練を行うときには間違いを未然に防ぐ為に目印を置きます。
  又、荷造り用のリボンを細かく裂いて吹流しを作り「風の方向とポイント位置等を考慮に入れボディーポイ
  ント」をしっかり確認する為に利用します。
  ☆御注意☆
  　絶対に目印を犬に悟られないようにして下さい。
  又、訓練者によっては、ムード（雰囲気）が非常に大事だと言う人が居ますが僕はムード（雰囲気）を絶対
  悟られない様に注意をしています。
  　よく見かけるのがスタートの時に既に何処かに置鳥が有ると思い込み其の時点から犬の行動が場所狙い
  の状態からスタートする犬が居ますがｂ区はこの様な犬の行動をお座敷芸と言っています。

　
　　愛犬エリーは、フィールドでスタートしたら「まるでゼンマイ仕掛け」の様にポイントするか繋ぐまで足を止めない
　で決して集中力のある鼻使いではない（遺伝的開花時期の鼻入れが遅れた為に？）のですが一生懸命ゲーム
　を捜し求めて全速力で走ります。
　１７年ぶりの訓練でしたが僕にとっては致命的な失敗も無く仕上り大満足であります。
　よく犬の訓練は一体何時までやるのかと聞かれますが？
　訓練と言うものは犬の一生付きまとうものだと思います。
　鳥猟犬は、何時になっても！使えば使うほど悪い事も学習しますので其の都度！矯正訓練が必要となります。