歯の数

大人と子供では歯の数が違います。
更に、形、色、厚さなども違います。

大人の歯
(永久歯)
子供の歯
(乳歯)

32本


20本

【注意】大人の場合「親しらず」を入れて32本

近年、親しらずが生えてこなくなってきて大人の歯の数は変動しているんだよ!!
それじゃ〜何本位なの?
28〜32本だよ!!
何で本数が違うのかな?
それはね!昔と違って顎が小さくなってきて生える場所がないからだよ。
それから、「親しらず」って退化傾向と言うのがあって、これは食生活が変
わってきたから必要性がなくなってきてるんだよ。


(28本〜32本)
更に、親しらずの生え方によってその歯の周りに炎症を起こしたり、一個前の歯に虫歯を作ったリしています。


補足:大人の歯(永久歯)と子供の歯(乳歯)の相違点

永久歯と比較して乳歯は以下の違いがあります。
なお、相違点はまだありますが、一般の方々にわかりやすい部分を列挙しました。
理解しにくい部分もあるかと思いますが、ご了承下さい。

1, 永久歯より小さい。
2, 乳歯と永久歯を同じ大きさとすると、乳歯の歯冠長は永久歯よりも短く、根の長さは長くなる。 図説1
3, 乳歯の根は永久歯をいれる為に、乳歯の前歯は唇側に向かって屈曲している。乳歯の奥歯は根が広く離開している。 図説2
4, 乳歯のエナメル質は、永久歯より薄い。 図説3
5, 乳歯の歯髄腔(歯髄が入っている所)は、永久歯の歯髄腔より大きい。 図説4
7, 乳歯の色は、乳白色である。
図説1
前歯を真正面から見た図
図説2
上の前歯と奥歯の断面図
乳歯 永久歯 一般的にはこのようになっているが、乳歯が上手に脱落しないと永久歯は曲がって生えたりして歯並びを悪くしてしまう。
実際の歯の長さは永久歯の方が長いです。
ここでは乳歯と永久歯の長さを同じだと仮定したときに比較してます。


図説3,4
乳歯 永久歯