ＴＡＬＫ００１
タランスがこんな所に
２０００年１１月１３日脱稿
「こんな所に」って、どこ？
「ビーストウォーズ」第１作と「ビーストウォーズメタルス」で
悪知恵を駆使して大活躍したクモ男タランス。
彼は「メタルス」第２３話「ただいまでござる」において、
アジトにある機械の暴走によりあえない最期を遂げました。
星の数ほどいるアニメキャラの中でも二度とない辞世の台詞「足だけー！」を残して。
その台詞を発したのは「チョーさん」こと長島雄一氏でした。
この事件が起こった時代は原始人が闊歩していた太古の地球でした。
時代は下って１９８Ｘ年、タランス（＆長老トリオ）が抹殺しようとしていた
サイバトロンとデストロンが復活しました。
彼らの戦いに地球人も巻き込まれていきました。
ある日のこと、地球人は太陽エネルギー衛星を打ち上げ、
エネルギー不足を解消しようとしました。
そのとき、初代メガトロン率いるデストロン軍団がロケット基地を襲ってきて、
衛星を奪おうとしました。
ロケット基地にいた地球人達はみな驚きました。
その中に、白衣を着た科学者がいました。彼の口からでた声はなんと、チョーさんボイス！
なんと、長島雄一氏が声をあてていたのです。
セル画で描かれた「ＴＦ」第１作の画面にタランス声が流れているのを見聞きして、
驚きを隠せませんでした。
タランス、生きていた・・・わけないか。
書くのを忘れていましたが、日本では放送されなかった第６４話「サイバトロンの逆襲」の一コマです。
後で調べてみたら、長島氏が始めてＴＦシリーズに関わったのは「ビースト」第１作ではなく、
「ＴＦ」第１作ＬＤ−ＢＯＸの映像特典として日の目を見ることになった未放送エピソードだったのです。
ところが、私はＬＤ−ＢＯＸ自体は比較的早い時期に購入できたにも関わらず、
ハードの方は２０００年（平成１２年）まで遅れてしまいました。はずかしー！
濃いマニアの方々はすっと前から知っていたんですけどね。
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