「ビーストウォーズメタルス」第14話「リミックス・バナナはどこ?」は
日本テレビアニメの長い(?)総集編の歴史において記念すべき話であると思っています。 ほとんどの総集編といえば、文字通り過去をなぞっていくものであります。 しかし、この話は今までのものとは違っていました。 なんと、新しいエピソードを創りあげていたのです。 さて、その中身といえば「コンボイのバナナがなくなったので、 それをめぐって戦いが繰り広げられる」という本編では見られそうにないストーリーでした。 映像は第1話「帰ってきたぜ!」から第11話「すきですっ!」のものを利用していました。 そんな第14話で、気になる点が一つあります。 この話に登場しながらも台詞がないキャラクターがいます。 タイガトロン、エアラザー、そしてランページと違って、出番がちゃんとあったにもかかわらず。 その人物はタランス。 この話では気を失ったダイノボットを「お仕置き君バージョン102」で目覚めさせようとしたり、 サイバトロン基地総攻撃に参加していました。 このように、彼は結構画面にも出ていたのですが、何一言しゃべりませんでした。 画面上ではタランスだけがいて、コンボイの登場によって驚いているシーンがあるにもかかわらず。 そんなタランスをフォローするために、結構手は打ってありました。 ダイノボットを目覚めさせようとするシーンでは、「 クイック ・森本・ ストライク 」による名(迷?)ナレーションをかぶせていました。 サイバトロン戦士にとどめをさすために他のデストロンと歩み寄るシーンでは、 ボスであるメガトロン以外には喋らせなかったりしています。 この原因といえば、タランス役の長島雄一氏がアフレコに参加していなかったことが考えられます。 体調(特にのど)を崩したのか、スケジュールの調整がつかなかったのか。 少なくとも重病ではなかったようです。 第13話「大きくな〜れ」と第15話「えーい!」には参加していました。 (ただし、第15話は「こばんざめたろう」役) それにしても、長島氏の身に何があったのでしょうか? |