TALK001
スタースクリームの頭

2001年2月5日脱稿
なぜこんな所にあるのだ!



「ビーストウォーズメタルス」第3話「よみがえれコンボイ」において、 ブラックウィドーはゴールデンディスクとエイリアンディスクのバックアップデーターを探すために デストロン基地の荷物をいろいろ引っ張り出します。
その中に、いくつか謎のアイテムがありました。
後にメガトロンが湯船に浮かべるアヒルの人形とか、 第二次世界大戦の頃の戦闘機の模型(あの有名なゼロ戦もこの時代である)とか。
その中に、無印ビースト第21話「不死身のスタースクリーム」に登場した 元デストロン航空参謀・スタースクリームの生首(?)がありました。
何故デストロン基地にこんなものがあったのでしょうか? 私なりに謎の解明に挑戦してみましたが、 アルコール漬けのオツムが弾き出した答はトホホなものでした。

この謎を解くヒントとして、彼が不死身のスパークを持っていることが挙げられます。 不死身の戦士が存在すると、大幅に戦力が充実します。 メガトロンとしては、彼を自分の部下にしたがるのは当然のことであります。
裏切りの常習犯であるスタースクリームを従わせるには、後にランページに行ったように スパークの一部を切り取っておき、反抗したときにスパークに圧力をかけて苦しめればよいのです。 この手段が使えるのは、不死身のスパークの持ち主(つまりスタースクリームとランページ) に対してだけであります。
そこで、スタースクリームの頭の出番であります。 スパークだけとなっている彼を呼び寄せるには、新しいボディを提供するのが一番であります。 スパークを手元に留めておくために、頭を製作したのではないでしょうか。
正式なボディは、スパークが消滅したプロトフォームを利用します。 (メタルスダイノボットのときと同じ)
あとは適当な動物のデーターを取り込んで、 メガトロンに逆らえないビースト戦士・スタースクリームの誕生であります。

このアイディアは違った形で実行に移されました。 スタースクリームのクローンとして作られたランページを利用したのです。
メガトロンは執念深いことで有名ですが、こんな形で成果があがるとは・・・。
ランページが哀れでなりません。



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