アイアンハイド真の姿?

これがアイアンハイドの真の姿?



アイアンハイドといえば、今では「マイクロン伝説」「スーパーリンク」の デストロン兵士を思い浮かべる人が大勢いらっしゃいますと思います (第一作のサイバトロン戦士のほうを思い浮かべる皆さん、すみません)。 そんな彼の玩具ですが、左肩にマイクロンを合体させると、ミサイルを発射することが可能となるギミックが特徴です。 その際、ミサイルの台座(「スーパーリンク」版では紫色の部分)がせり上がります。
ところが、ほぼ同じ外見の右肩にマイクロンを合体させても、ミサイル発射が可能になるわけではありません。 おそらく、コストの関係で発射ギミックが削られたのでしょう。
それを踏まえたうえで、下の写真をご覧ください。

せり上がった右肩を見よ!

一見、「スーパーリンク」版のアイアンハイドが右肩にマイクロン「サーチ」を合体させている画像に見えますが、 なんと、右肩のミサイル台座がせり上がっているではありませんか。 そう、右肩にミサイル発射ギミックが装備されているのです。
「画像の左右を入れ替えただけだろ」と思われた方、デストロンマークの位置を確認してください。マークの反対側ですよ。 本来ならミサイル発射が不可能なほうですよ。
このからくりですが、「玩具をもう一体買ってきて、左肩を移植した」という、 球磨川えびのが「偽ベクターシグマ」でやっていることの延長線上にある出来事です。 部品を交換しただけですので、右肩のモールドがオリジナルから変化しています(と書くと少しはかっこよさげですが、 一言で書くと「手抜き」)。
細めのプラスドライバー一本と二体のアイアンハイドでできるこの改造は、「マイクロン伝説」の彼でも可能なはずです (だったら「マイ伝」の頃にやっとけ自分)。

それにより、サーチが二体揃ったので、こんなこともやってみました。

アイアンハイド、ハイパーモード(ウソ)

安定性を高めるため、下半身をビークルモードにして一斉射撃をしている勇姿(?)です。 彼のハイパーモードのつもりですが、残念ながらサーチをはじめとするマイクロン達は新天地を求めて旅立ったとのこと (「テレビマガジン」誌付録のビデオによる)。 マイクロン達の代わりにコマンドジャガー付属の銃、エナジーライフルでギミックを動かすという手も考えましたが、 アイアンハイドなど「マイクロン伝説」から色換え続投の玩具には、エネルゴンスターをつける場所がないので諦めました。

一方、左肩を発射ギミックごと取られたもう一体のアイアンハイドですが、こんな惨状です。


失った左肩の部分に、両肩発射アイアンハイドが捨てた元の右肩を装備させました。 マイクロンと合体するジョイントは本来の黒色ではなく、ダミーの紫色になっています。 マイクロンと合体させたところで、ミサイルは発射できません。
そんな彼に待ち受けている悲劇はそれだけではありませんでした。 球磨川えびのによる更なる改造を受け、 「偽ベクターシグマ」に新戦士として登場することになったのです。



もどる