− 2008年02月09日(土)〜11日(月) −
北 海 道

02月09日(土)
『支笏湖
 氷濤まつり』

つらら


 冬の北海度は初めてということもありレンタカーの移動は危険と思ったので、ツアー旅行に参画した。その名も『道東旅情スペシャル 層雲・知床3日間』とサスペンスドラマのようだ。
 ツアーは安全・安心を得られる反面、自由を奪われるのと、同行者によっては不快感を耐える事を強いられるが、今回はマイナス要因は皆無に近く、当り!のツアーだったと言えよう。

 例の如く羽田空港に車を乗り捨て、7:35JAL507便にて出発。朝飯は二度と食えたもんでは無い缶カレーうどん。
  ←まずい
 9:10新千歳空港に到着。バスにて支笏湖に移動。この時点でツアー客の全貌を把握。我々含めて総員24名。お年寄りばっかりと予想していたが
  悪鬼3人連れの家族      :5人(我々の事)
  若い女性グループ        :5人
  そこそこの歳のカップル2組  :4人
  年齢不詳の女性         :2人
  その他はお年寄り        :8人
といった内訳。
 支笏湖では氷濤(ひょうとう)まつりが開催。この氷濤まつりは、支笏湖の湖水をスプリンクラーで凍らせた大小様々なオブジェが飾られている。ー10℃だがそんなに寒くは感じない。勘なんぞはソフトクリームを喰っている。
  ←−10℃
亮は、とにかく旅行中はおやじのように「いか か たこ」で子供らしいものを食べない。
  ← いか男

支笏湖の豆知識
・日本で2番目に深い湖
 最大水深は363m、ちなみに1位は田沢湖(423m)。
・日本最北の不凍湖
 確かに凍っていなかった。
 
 ↑支笏湖
  
 ↑氷濤まつり

『札幌
 雪まつり』

第59回さっぽろ雪まつり

 さっぽろ雪まつりは小島よしお捜索の一言に尽きる。
 「さっぽろ雪まつりの営業決まったよ。そんなの関係ねぇ」とTVでネタやったもんなので、雪まつり中「小島よしおはどこだ」状態だった。結局は旭川冬祭りで裸でネタをやっていたそうだ。
  ←イカとカニ
 小島よしお探索以外は、雪像等には興味を示さず、もっぱら横道の雪だまりや、イカやカニ系の売店に群がる。
  ←道なんか関係ねぇ
 と言う訳で雪像等の思い出も薄く、札幌を後にし、バスに揺られる事3時間弱、宿泊地である層雲峡に移動となる。

『層雲峡
 氷瀑まつり』

ジーンズで滑る・・・

 宿泊先である朝陽亭層雲峡の温泉街に有り、到着してチェックインをしているとロビー先に野生のシカがヌーっと現れるような場所にある。
  ←撮影:勘
 夕食を取った後、氷瀑まつりに行ってみる。層雲峡は柱状節理の断崖絶壁から流れ落ちる滝が寒さの為に凍りつき、巨大な氷瀑となってそり立つ。その名にちなんだこの祭は、渓谷を流れる石狩川沿いに氷の造形物が立ち並び、花火や太鼓などのイベントが行われる。
  ←氷瀑まつり
 が、そんなイベントには興味を示さず、ましてや氷像にも興味を示さず、唯一興味を示した物が氷の巨大滑り台である。本来は巨大なゴムチューブに乗って滑るのであるが、レンタルに長蛇の列という事もあり、ジーンズで滑っておりました。気温は−10℃以下です(徹底的に寒いのでジーンズが湿る事もない)。

 ホテルに帰って速攻で温泉に行く。悪鬼どもも大きくなってきたのでようやく一緒にゆっくり浸かる事も出来るようになってきたが、喋る内容が私を親とは思っていないようで「女風呂覗いた事ある?」とか、境界の岩を「登ってみる?」とか、修学旅行の同級生のようである(ま、楽しいのでOKだが)。


02月10日(日)
『銀河の滝
  流星の滝』

銀河の滝

 層雲峡、朝の気温は−20℃。
 ここまで来ると寒いとかいう感覚は薄れてきてどうでも良くなってくる。水に濡らしたタオルを振り回すとみるみるうちに凍ってくるゾと言われ、さっそく亮が実験。
 ←振り回すと・・・
 ←凍る!
 銀河の滝も流星の滝もガッチリと凍っているので”滝”と言われてもどこを指しているのかさっぱり解らないですナ。

 ここからは網走までバスで移動になる。車中では野生の動物を探そうと悪鬼達は窓の外を必死に眺めていたが、すぐにぐぅぐぅ寝てしまった。
 ←じっとしていると寝てしまう

銀河の滝と流星の滝
夫婦滝または、流星を雄滝 銀河を雌滝とも呼ばれている。
烏帽子岳2,060mと赤岳2,078mを源として 石狩川に落下している。 






『砕氷船』
砕氷船おーろら

 網走海鮮市場で昼飯を喰ってから砕氷船に乗る。
 勘はひたすらカニを喰い、そしておっとぉはひたすらカニの甲羅を剥ぐ。そして鉄はカニ爪でおっとぉを攻撃する・・・まさに悪鬼!
 ざくっ
 ここ網走でも昨今の地球温暖化の影響が出ており、昨年2007年は流氷が着岸せず旅行会社は費用の払い戻し等が大変だったそうだ。また接岸した流氷って観光客がトコトコ上を歩いているんですけど、あくまで海上ですしパカッと割れない保障も無いのでかなり危険だそうです。
 ところで流氷っって海が凍るのかと思っていたんですが違うんスね。オホーツクの流氷は、アムール川(河口はロシア)が流れ出た塩度の低い海水が凍って、それが流れてくるんだそうで。
 
 さすがに日曜日と言う事もあり船上は結構込み合っており、なかなか一等地では観光出来ず、勘と鉄はさっさと船室にコモってお菓子を喰い出す始末。自然派の亮は終始甲板でアザラシを探していたが発見できませんでした。
  ←写真を撮るのも一苦労
 下船後は知床に向けて、再度バスに揺られ始めました。


『知床』
流氷

 知床八景のオシンコシンの滝で休憩。勘と亮はバスの中で熟睡中なのでおっかぁと鉄の三人で散歩。鉄には貴重な両親の独り占めタイムなのだが、何故か流氷を前に小島よしおの真似ばかり・・・
 オシンコシンの滝は昔、ファイト!一発!でおなじみのリポビタンDのCMでも使われた場所である。この変な名前はアイヌ語で「エゾマツが群生するところ」という意味で、また、途中から流れが二つに分かれる事から「双美の滝」とも呼ばれる。
  ←ファイトあるが知性無し・・・

 宿泊先はホテル知床。夕飯を喰った後に事件発生!おっとぉが突然の呼吸困難。自己診断で「突発性甲殻類アレルギー」。普段からカニ喰うと痒くはなるが、疲れとの相乗効果で気管支に来たようだ。知床には病院も無く片道40kmの斜里町までホテルの人に送迎してもらい難を逃れる。よくよく考えてみれば、昼食時に鉄からカニ爪で刺されていたのでそれが原因と思われる。まさに悪鬼!

 楽しみにしていた雪見露天風呂も入れず、子供の自慢話をただただ聞くばかり。

 翌日、流氷の上に念願の動物発見!
  ←アザラシ!


02月11日(月)
『のろっこ電車』

だるまストーブ

 釧網線 斜里〜網走間を『流氷ノロッコ号』に乗る。この列車は季節季節で北海道の各観光地を走っており、夏は富良野や釧路湿原、春は増毛、そして冬はオホーツク沿岸を走るのである(厳密には2台あるらしい)。
 完全な観光用列車であり、ノロノロと走り、社内にはだるまストーブが設置されており、その上で社内販売をしているスルメを焼いて食べる事が出来る。
  ←ストーブ占拠!
 車窓からは見渡す限りの流氷と、その向こう岸に見える知床連山。この2つが同時に綺麗に見える事は稀らしく貴重なはずなのに、すでに『スルメ>景色』の図式が成立しており視線は網の上のみ!・・・育ち盛りなのでやむを得ず、と納得。
 途中、北浜駅で9分間も停車。さすが観光に特化している。
  ← 北浜駅の展望台から
 北浜駅は嘘か本当か知らないが海から一番近い駅と宣伝され、また駅舎には旅人が残した定期券や名詞がびっしりと貼られている(知人を探したが発見できず)。

 
 ↑終点 網走駅で運転士さんと

『網走刑務所
 と硫黄山』

悪鬼収監!

 網走駅からバスで数分の所に網走刑務所がある。

 網走と言えば刑務所、刑務所と言えば網走と、刑務所の代名詞とも言える刑務所中の刑務所。ここは観光地では無く、まさしくガチの刑務所なのである。
 万が一、写真を撮った際に受刑者が写ってしまった日にはカメラ内部のデータ全消去の刑となる(本当)。


 昼食はこの刑務所の側で”カニ三昧”。急性甲殻類アレルギーの疑いがあるおっとぉは味噌汁(カニ入り)さえも喰えず。受刑者のようである。

 バスにて硫黄山に移動。この硫黄山は川湯温泉(大鵬の故郷)南にある標高512mの活火山で、無数の噴気孔があり硫黄を含んだ白煙が上がっている。当然三人は服に匂いが着く事を恐れず煙の中にまっしぐら!でした。
  ←ほとんど噴気孔の真上の勘


『屈斜路湖』
屈斜路湖

 屈斜路湖にはクッシーは居なかったが白鳥がわんさかと居た。野生なのだが妙に人になついており、餌を手から食べる。

  ←指を噛まれる
 この湖は日本最大のカルデラ湖で、また強酸性の川が流入し、湖底からも硫黄が噴出した事により魚はほとんどおらず、ましてや巨大生物(≒クッシー)が居るはずもない、と夢のない事を子供の日記に書いておこう!現実を見るのだ!

 子供達は餌でおびき出した白鳥を写真で撮って喜んでいたが、鉄に貸したカメラは湖畔に水没しておりました・・・orz

『摩周湖』
摩周湖
 摩周湖は霧で有名ですが、透明度で世界一であり、但しこの世界一も1931年調査値(41.6m)であり確度が低い(ちなみに世界二位はバイカル湖の40.5mで、これまた1911年の値)。ま、湖畔まで一般人は侵入出来ないので観光客には霧の方が馴染みになってしまう。おっとぉ、おっかぁ共に何回目かの摩周湖で霧が出ていないのは初めてであり、『婚期が遅れる』という事は無かったが、最近は『出世が遅れる』という迷惑な迷信が加わり、悪鬼三人は霧一つない凍った湖面を拝めたので、まず出世は無いであろう。

 これにて観光箇所は全て完了。足寄で松山千春ビイキのお土産屋(あしょろ庵)を見て帯広空港まで移動。20:20JAL1158便にて羽田に跳び、空港から自宅まで車を飛ばしても帰宅時間はほぼ午前様。明日は小学校があるが、ま、そんなの関係ねぇ、と割り切る。
  ←ハゲ

 おっとぉが極度の寒がりでウィンタースポーツなぞやった事もなく、冬の旅行も初めてであったが、結論『なかなか粋である』。せっかくの四季を堪能できる国に生まれたのであるから、氷点下であろうと動き回るようにしていきたいものだ。

〜おしまい〜



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