真夏の日光   日光8月3日の葉と花の状況

                                             <2000/8/3>

                                                          

 作者は、8月3日にいろは坂から戦場ヶ原まで、真夏の植物の様子を見てきました。

 この日の天気は、午前中は少し雲が多かったけれど晴れてました。が、午後1時過ぎに通り雨(遠くで雷鳴)
 があり、歩行中の作者は少し濡れてしまいました。

 園芸種と見まごうばかりの「高原の花」は、現在は少ないことがわかりました。かわりに、成熟中の緑色の果
 実が多く、来る人を静かに見守っているようです。

 

 

      1 馬返(標高860m)  

           

        馬返公衆トイレ付近から第二いろは坂方面を望む。このへんの道路沿いのオオハンゴウソウは2分
        咲き程度。ノコンギクは開花直前(右の写真)。

 

      2 黒髪平(標高1173m)

       

       明智平方面を望む。イタドリは5分咲き。コヌカグサの一種は満開。

 

      3 中宮祠 中禅寺湖畔(標高1269m)

         

       国道沿いにはオオハンゴンソウが開花はじめ(右の写真)。また、ウバユリは満開。湖畔にはドクゼリが
       開花。上を見やれば未熟な木の実がたくさん ↓

         
       サワシバ                  オオバヤシャブシ

 

     4 戦場ヶ原(標高1400m)   赤沼 → 泉門池 → 小田代橋 → 光徳入口 → 赤沼   

         

       自然研究路からの風景。左の写真は湯滝を望み(泉門池から東南に約800m)、右の写真は男体山を望む(泉門
       池から東南に約600m)。

             
       ホザキシモツケ                イブキトラノオ            アブラガヤ

       ☆いちばん目立つのはやはり、ホザキシモツケ。この種類は全体からすればまだ花期の前半でしょうか。
       ☆水辺のイブキトラノオは涼しそうでいいです。
       ☆木道沿いにいっぱいある「これ何だろ?」の植物は、アブラガヤというカヤツリグサ科の植物です。
       ☆カンボクは未熟だけれどミヤマザクラは成熟した果実。
       ☆その他、ハクサンフウロやシカクイが花盛り。

        
      カンボク                   ミヤマザクラ

      
      ここ「小田代橋」を経て戦場ヶ原を横断し国道に

      (おわり)