厳冬の奥日光(光徳沼近辺)
<2001/2/12>
作者は、昨日と今日(2月11日、12日)に、奥日光の戦場ヶ原北部にある光徳沼近辺(標高1420m)で植物観察をして 同地における今年の積雪量は、場所によって異なりますが平均80cmというところでしょうか。近年は積雪量が少なく、真冬 |
光徳沼、2月11日15時の様子。雪がたくさん降って いました。 |
同所、2月12日12時の様子。昨日とはうって変わっ て晴天。後ろに見える山は三岳(標高1945m) |
光徳牧場のレストラン手前にあったミヤコザサ。雪が削ら れて路肩に現れている様子。本種は積雪50cm以下の 所に分布するので、ここは分布の境界域。(12日) |
光徳沼沿いに生育しているハンノキ属植物の果実。 今年開花する雄花序はまだ見えない。(11日) |
光徳沼から南東100m付近にあるズミの様子。 昨年の果実が枝に着いている。昨年の果実は不作であっ たが、今年は豊作になるのだろうか。(11日) |
ズミに隣接して生育しているレンゲツツジの果実。 星のような形に裂開している。分岐した枝には冬芽が。 (11日) |
光徳沼の標識(上図)のたもとにあったカラマツ幼樹。 徒長枝の芽はまだ硬い。(11日) |
光徳沼の南南東約700mに生育しているオオシラビ ソ。このあたりのモミ類は、ウラジロモミの方が多い。 (12日) |
上図、ミヤコザサ自生地の風景。樹木はミズナラが優 占する。前を歩く10名程度は同行のメンバー。(12日) |