所 在 地:大阪府大阪市大正区
家族構成:夫婦、娘1人
構造規模:鉄骨造 3階建
敷地面積:107.74m2
建築面積: 75.22m2
延床面積/179.55m2
建ぺい率: 69.82% 容積率/ 144.22%
用途地域:第一種住居地域
設計期間:1998年 4月〜1998年 9月
工事期間:1998年11月〜1999年 5月
「高床式の町の住まい」
大阪市の南西部、尻無川の河口にも程近い泉尾の下町的雰囲気を残
す市街地にこの住まいは建っている。敷地は3方道路に面し、北側は
駐車場という4方から見られる立地条件である。過去に2度、水害の
体験を持つ建築主との協議で、1階を全面ピロティ空間とした高床式
住居として設計している。2階はワンルーム的な居間が広がり、その
片隅から3階の個室群に継がる構成となっている。シンプルなBOX
の上に架けられた緩やかにカーブする大屋根は、三方にハイサイドラ
イトを持ち、天井面を介して入る天空光と通風により、明るく爽やか
な居住環境を実現させている。
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