-STELLA DEUS- システム

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 http://www.jp.playstation.com/psworld/game/features/041022/system.html

 『PS WORLD』のステラデウス特集ページと、併せてお読みください。

 


 本作のシステムは、『HOSHIGAMI』と共通しているものが多いらしい(伝聞でスミマセン)

 してその中身だが、筆者がふれてみたところ、
 ハッキリ言って「オウガシリーズ」の影響を受けまくりなのだ。

 システムの9割は類似していると言っても過言ではない。
 例えば「FFタクティクス」をプレイされたことのある方なら、

 説明書を読まずとも楽々プレイすることが可能だろう。

 

 ここでは、特別重要と思われるシステムだけ採り上げておく。
 なるべくオウガシリーズと被らないものを選んでおいた。

 

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 [項目]

 戦闘はターン制ではない

 行動はAP制

 Ezスキル

 連係攻撃

 どこでもショップ どこでもギルド.....

 いつでもレベル上げ

 その他

 

 


 イント1:戦闘はターン制ではない!

 素早いキャラから順に行動する。足の早い者は、遅い者が一回行動するまでに、
 二〜三回と行動することも可能なのだ。

 このシステムはRAP(Replaceable Action Position)と名付けられている。

 「FFタクティクス」等でも採用されているシステムです。

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 イント2:行動はAP制!

 APとは、アクションポイントの略。 キャラクターが行動可能になった場合、

 APは必ず100からスタート。 全ての行動にはAP(アクションポイント)を消費し、
 
0になるまで複数の行動ができるというわけだ。

 これは2以降の「フロントミッション」等で見られるシステム。

 

 動・常攻撃・法など、それぞれ消費するAPが異なる。例えば移動してから
 敵を攻撃した場合、APを大量に消費してしまう。 しかし移動だけで終えた場合は、
 APの減りが少なくて済む。 APを使い切らずに行動終了した場合は、
 次にそれだけ早く再行動可能になるぞ。

 (反対にその場でAPを空消費し、他のキャラにターンを回すことも可能)

 

 本作は通常攻撃によるダメージがかなり大きい。しかも
 敵と
隣接した状態で行動終了すれば、次にターンが回ってきた際に、
 目前の敵に対して通常攻撃を 
複数回繰り出すこともできる。

 三回連続で攻撃できるため(武器によっては二回)、
 その威力は凄まじい。 致命傷を与えることが可能だぞ。

 

 ただし、反対に敵から連続攻撃を受ける可能性だってある。

 長い距離を歩いて自分から敵に隣接した場合は、十中八九、敵のほうが先に行動可能。
 こうなると瞬殺されてしまう危険すらあるのだ。

 

 本作ではとにかく、敵と距離をとって行動終了することが重要。

 敵に一歩でも歩かせれば、三回攻撃はまず成立しなくなる。

 

 


 イント3:Ezスキル!

 Ezとは、エフェクティブゾーンの略。 少々説明が難しいが、
 キャラクターの持つオーラが影響を及ぼす範囲、と考えていただきたい。

 ・・・このままでは何のことだかさっぱり分からないと思うので、図を用いて説明しよう。

 

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 □■■□
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 □□□□□  =キャラクター

 

 上の図を見て頂きたい。これはあるキャラクターのEzを表したもので、白く光っているところが

 それである。 周囲一マスが、このキャラのEzだ。

 

 このキャラにEzスキル「HP回復」を装備させてみよう。

 Ezスキルは、内容に関係なく、行動終了時に100%発動する。

 が行動を終了した際、彼の周囲一マスにいる味方キャラクターは、皆HPが回復する!
 つまりEzスキル「HP回復」があれば、魔法に頼らずただ歩き回るだけで仲間を癒せる、というわけ。

 (ちなみに「回避+20%」など、ステータスを上げるものについては、常時その効果が周囲に続いている)

 

 Ezスキルにはかなりの種類があり、「HPMPダメージ」、「毒」などといったものもある。

 この様なマイナス効果をもつものは、ありがたいことに敵にしか作用しない。
 つまり、基本的にEzスキルは何を装備しても害は無いのだ。

 

 強烈なのは、やはり「」や「石化」などステータス異常をもたらすEzスキルで、これは
 Ez内にいる相手を100%そのステータス異常にしてしまう。

 ボスキャラがこういったものを備えていると非常に厄介で、毎ターン回復を余儀なくされる。
 このような相手には、毒防御や石化防御をもって臨まないと、勝てる見込みは薄いぞ。

 

 なお、Ezの形状はキャラによって異なっている。 周囲一マス型、縦と横に長い十字型など様々だ。

 ボスキャラによっては、周囲一マスのみ死角となっている形状も多い。上手くつけ入ろう。

 

 

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 イント4:連係攻撃!

 Ezシステムの発展となる、連係攻撃。

 これは二人以上のキャラクターのEzが交錯するポイントに、敵が居れば発動可能となる。

 

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 □□□□□□□□□□  周囲一マス型のと、縦横三マス十字型のの交錯ポイント=

 

 発動には他にも条件が要り、あらかじめ両者が 「連係『斬』.「連係『焔』.といった

 連係発動可能になるスキルを装備しておかないといけない。

    (スキルによって、一つの戦闘中に連係を実行できる回数や、威力の上乗せ値が異なる)

 あとは、通常の必殺技を使用するのと全く同じ感覚で、連係を発動させればOKだ。

 発動の際必要になるのは実行者のAPのみで、連係に参加してくれるキャラのAPが0になっていても大丈夫。

 

 その効果だが、まずダメージが非常に大きい。三人連係、四人連係ともなれば、
 やがて
1000を超えるダメージを叩き出すことも可能に。(最終的には10000以上!)

 さらに連係で敵を倒した場合、クリア後に入手できるアイテムが増える。

 メリットが多いので、本作では積極的に利用すべきシステムだ。

 

 また、特定のキャラ同士で連係を発動すると、専用の必殺技へと変化する。

 ボイスの掛け合いも有り、なかなか面白い内容に仕上がっている上、威力も通常の連係より高い。
 色んな組み合わせを試してみると良いだろう。

 

  最後に注意事項として、連係は敵も使用可能だということ。

  二体以上の敵に接近したまま行動終了すると、その後で手痛い洗礼を受ける可能性高し。
  どれだけHPに余裕があっても、これがあるので油断できないぞ。

 

 


 イント5:どこでもショップ!どこでもギルド!

 

 本作では、ワールドマップ(次の戦闘マップへ移動するための画面)

 のどこにいても、メニューを開けば毎回同じ ショップ(店)とギルド(酒場)へ飛ぶことができる。
 というより、メニューを開かない限り入れない。

 

 ショップの機能は容易に想像できるであろうから省略し、
 ここではギルドについて説明しておこう。

 

 ルドでは様々なクエスト(依頼)に挑むことができる。 例えば、

 ある村で山賊で現れて困っているから助けてほしい。こんな依頼であれば、

 実際にその村へ赴き、山賊相手に戦闘を行うこととなる。

 本編以外の戦闘を楽しめる、というわけだ。 クエストをこなせば報酬として大金や、
 レアアイテムが手に入り、隠された仲間が加わる事だってある。

 

  必ずしも戦闘が発生するものばかりでなく、特定のアイテムを持参するだけでクリアになる
  クエストも存在する。 クリアして不具合が生じるようなクエストは無いので、
  せめてこのようなクエストだけでもこなすべきだろう。

 

    他にギルドでは、アイテムの合成を行うことも出来る。

    これはその名の通り、二つのアイテムを掛け合わせ別のアイテムを生成する行為。

    ただ、武器・防具・回復アイテム種類を問わず組合せられる為、その組み合わせは
    の単位にまで達してしまうw

    もちろん法則が用意されてはいるのだが、攻略本無しでそれを見つけるのは不可能だろう。
    狙って強力なアイテムを作成するのは、情報が無ければまず無理だ。

 

 ところが困ったことに、合成でしか創れないアイテムというのがかなり多い。

 それが強い武器や防具だけならまだしも、「毒防御」や「石化防御」を習得するアイテムさえ、
 
合成でしか創り出せないのである! これはいくらなんでも酷い仕様だろう・・・。

 

 当コーナーでは最低限必要なアイテムの生成リストも用意している。
 本作を購入されたあかつきには、役立つと思うぞ。

 

   余談だが、合成は極めて低い確率で、失敗してしまうことがある。しかしその際、
   尋常じゃないくらい強力な隠しアイテムが生まれるのだ。 その隠しアイテムの総数は
48と、
   これまた半端に多い。本作でアイテムのコンプリートを行うのはかなり困難だ・・・・ 

 
  


 イント6:いつでもレベル上げ!

 ギルドとショップにいつでも立ち寄れるのと同様に、試練の洞窟という場所にも行くことができる。.

 これはストーリーとは全く関係の無いレベル上げスポットで、多くの武人達がここで腕を磨いている。

 道場破りも大歓迎なようで、(苦笑  各階を統べているパーティーに勝負を挑み、
 主人公達のレベルを上げることが可能だ。  戦闘自体は普段のシュミレーションバトルと
 なんら変わらない。 出せるキャラに制限は無いが、全滅はゲームオーバーになるので注意!

 

 深い階層ほど強いパーティーが現れるようになっており、
 全部で地下
100階まで存在する。 そこまで行き着くには苦労するぞ。

 (ちなみに頑張って100階に到達しても、見返りはかなり少ない・・・)

 

 本作では比較的簡単にレベルを上げることができる。 しかもレベル上がる毎に
 能力が目に見えて上昇するので、本編の敵などあっという間にザコと化してしまうだろう。

 前述した「クエスト」でも戦闘は発生するので、高レベルの戦闘を本編で体験したいのなら、
 極力ここを利用しない道をオススメしておく。

 

 しかし、低レベルのままだと、隠しキャラを仲間にする条件はまず満たせなくなるので注意。
 全ての仲間を手に入れたいのなら、逆にここで思いっきりレベルを上げておいたほうがいいぞ。

 このへんは各自にお任せ、といったところか。 ちなみに筆者は20階まで行って止めました。

 

 

  本作はクエストや試練の洞窟を全てやっていると、クリアに100時間近くもかかる。
  そこまでやり込むほどの価値があるかどうか、これも皆様で判断してください。

 

 


 <最後に、上記以外の特徴を幾つか挙げておこう。>

 

 戦闘不能になったキャラクターは即消滅し、その戦闘中は基本的に復活できない。
  ただし戦闘が終われば何事も無かったように、次のマップから再使用できる。 ちなみに
  戦闘不能になった際に、運のステータスがわずかに下がるが、これはほとんど気にならない程度。さして問題無い。

 

 ひとつのマップクリアに何ターンかけようが、報酬が変動することは無い。

 

 コマンドを選択してから発動までに間のある必殺技、魔法は無い。(選んだ瞬間に即発動)

 

 経験値以外に、スキル(←必殺技や魔法、アビリティの総称)習得のためのポイントがある。
  経験値(EXP)とスキル習得ポイント(SP)は、敵味方を攻撃・回復することで得られる。 また、
  レベルの差額で経験値は決まる。初期レベルのキャラが高レベルの敵(味方)を攻撃すると、一気に経験値が溜まるぞ。

 

 マップの特定のマスに移動すると、埋まっているアイテムを入手できる。これはどのキャラでも無条件で可。

 

 セレクトボタンで、「アイテムの効果」←→「アイテムの説明」 表示を切り替えることが出来る。

 

 キャラクターの持つ武器はバージョンアップしていくが、装備武器の種類自体は完全に固定されている。

  → (本作のヒロインは弓使いで、より強力な弓を手に入れることはあるが、剣などを装備することは不可能。)

  防具・アクセサリーに関しては、制限無く、どのキャラクターも全てのものを装備可能。

 

 アイテム欄とアクセサリー欄は共通。アイテムを装備してしまうと、そのぶん装備できるアクセサリーが減ってしまう。
  なお、篭手(こて)と靴に限り、同じ系統のものを同時に複数装備することは出来ない。 

 

 ゲームを進めていくと「クラスチェンジ」用アイテムが手に入り、それを実行すると使用可能アビリティが増える。

 

 右アナログスティックで、通常時はもちろん、キャラが攻撃している最中にも視点を変更できる。
  (右、左へ倒すことでその方向に回転。上に倒すとズームイン、下でズームアウト)

 

 本編の会話シーンはフルボイス。戦闘中のボイスも、キャラごとに10種類ほど用意されている。

 

 パーティーのデータを二周目に持ち越せる機能は、無い。 

 


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