人物&職業 紹介...(ネタバレ付) Back

    瀕死の女戦士と白魔導師    

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  『蒼魔灯』を未所持な方向け。前ページの人物達を、筆者の主観混じりに、一部 独自の設定を加えて紹介しています。

   彼女達の悲惨さを表現するため、あえて侮蔑するような表現を多数盛り込んでいますが、何とぞご了承下さい。

   好きな子にやたら悪口を言うのと同じ理屈です。 なお<悲鳴>などはゲーム中の、声優によるボイスです。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
 
 
         
 

 
 
  様々な組織に所属している女の侵入者たち。
   裏社会で通用するその実力も、レイナの前では赤子同然だった。

    己のプライドのためか、はたまたレイナのまとう魔力に惹き付けられてしまうのか、

     彼女たちは死ぬまで戦い、死んでゆく。 不様な醜態を晒しながら・・・
 
 
 

   A女戦士(職業)  無力な筋肉達磨
 

  大柄のアマゾネス。 着用している戦闘服は、黒色のレオタードに様々な防具を取り付けただけの粗末なもの。
  左右で形状の異なる胸当てや、 前だけ開いた鉄製のミニスカートなどが、女戦士の体を精一杯 魅力的に見せる。

  武器はレイピアであり、「突き」や「逆水平斬り」を繰り出して攻撃する。単調な攻撃なので見切るのは難しくない。

  高所からジャンプで飛び降りることも出来るなど、巨体の癖に意外と素早い。
  しかしそのタフそうな容姿に反し、体力や防御力は大した事がなく、距離をとって戦えば問題無く始末できる。
  迫って来て斬りつけるしか能が無いため、自ら仲間とはぐれてしまうこともしばしば。
  好きに調教して地獄へ送ってやろう。 登場する女戦闘員の中でも、最も容易く殺せるのがこの女戦士たちである。
  奮戦されようと脅威には成り得ない。

  

 

 
  <悲鳴>  うっ・・!    

  <絶叫>  "あぁああぁッ!!   

  <断末魔>  ぅんっ!? うっ ヴッ! アッ・・・!! ・・あはあッ・・・
 

 
 
 

 シルヴィア”   

  【概要】 王妃特殊部隊を率いる『セシリア』から厚く信頼されている女戦士。二十五歳。
  シルヴィアもまた王妃特殊部隊の一員で、三名の部下を持つ小隊長である。
  身長は百八十センチ近くもあり、それでいて女らしい豊かな体格を誇っている。
  アレンダルの女戦士が身につける戦闘服のデザインと相俟って、圧倒的な存在感を漂わせている。
 
  基本的に野心を見せることは無いが、礼儀正しい一方でしたたかに振る舞うことも出来る策士である。
  任務では、主に腹心の部下である『レスフィーナ』とペアを組み、輝かしい戦果をあげてきた。
 
 
  【能力】 実力的には男の戦士と比べても遜色無い。あくまでもありきたりな戦士と比べて、だが。
  人望と行動力を生かした、纏め役としての能力のほうがより優れているだろう。
  戦闘力としては低い部類に入る。
 
 
  【末路】 ある日シルヴィアは、小隊を率いて、一人の少女から魔石(ブローチ)を奪取せよとの命令を受ける。
  戦果に裏打ちされた自信もあり、レスフィーナと共に堂々と少女『レイナ』の前に姿を現し 肉薄するものの、
  それがシルヴィアの運の尽きだった。 愚かにも少女の力を見誤り、レスフィーナの助力もむなしく、
  シルヴィアは男二人の部下を残し早々に力尽きる。 
     煉獄城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  こんな・・・簡単な任務に・・・失敗するな・・・て・・・
  
  煉獄城に轟く、醜い断末魔。
  こうしてシルヴィアは、後にレイナによって壊滅させられる王妃特殊部隊の、最初の犠牲者となるのだった。

 
  丸腰の少女が相手とあっては、武装したシルヴィアが油断するのも仕方は無かっただろう。
  しかし
レイナが自分より遥かに強大な存在だと最期まで気付かないあたり、
  この女の才覚の限界が伺い知れる。
 
  なおシルヴィアは最初、城内の架け橋の真下に現れ、喋りだす。
  そのため、すばやく橋を落とせば10秒以内に黙らせる事もできる。

  攻略を宣言した直後に押し潰されて悶死する様は、あまりに滑稽である。
 
  
 
 

 ルーザ  

  【概要】 王妃特殊部隊の一員で、『シルヴィア』と同期の二十六歳。
  類は友を呼ぶのか、ルーザもまた女性にしてはかなりの長身。
  見た目から受ける印象とは違い、気さくで冗談好き。
  裏切りといった卑劣な行為とは無縁で、部隊の中でも表裏の無い人間として知られている。
  上官のために戦う自分自身に価値を見出しており、ただの女戦士として見られることを好まず、
  様々なスキルを身につけ、ありとあらゆる状況に対応出来るようにしている。
 
  【能力】 シルヴィアとほぼ互角の戦闘力を持つ。
  女戦士としてはともかく、単純に戦闘力だけを評価すれば凡人に過ぎない。
 
  【末路】 セシリアと共に、魔石の属石を捜索する任務に就いていた折りに『レイナ』と遭遇し、いったんは逃げようとするが
  レイナが魔石の本体を持っていることに気付き、仲間と共に戦いを挑む。しかし相手は、
  何でも屋を自負するルーザの能力の遥か上をいっていた。秘術を前にしてはルーザも敵わず、無惨に敗れ去る。
 
    工房で死亡 
   
  【死に際のセリフ】  セシリア様・・・お逃げ・・・下さ・・・い・・・

  
  レイナのあまりの強さに、死に際のルーザは近くにいるであろうセシリアに警告するが、
  実際のセシリアはとうに安全な場所に居た。
  最後に無用の気遣いをし、赤髪の女戦士は虚しく生涯の幕を閉じた。
  変な考えを起こさなければ、恐らく彼女は生存していたであろう。
 

 
 
 

 オフェーリア   

  【概要】 王妃特殊部隊の一員。 怪力の女戦士であり、自分の実力に相当な自信をもっている。
  本当は騎士になることを夢見ていたが、女であることを理由に拒絶を受け、憤る日々を送っている。
  彼女が騎士になれなかった理由は他にも色々とありそうだが、そのことは本人の頭には無いようである。 
 
  【能力】 大きな目標を抱くだけのことはあり、シルヴィアとルーザよりは幾らか戦闘力が高い。
  しかしその差はたかが知れており、実感することは難しいだろう。
 
  【末路】 あるとき、『レイナ』の討伐にあたり、他の王妃特殊部隊員と共に駆り出される。
  セシリアも見守る中、腕前を披露するチャンスだと意気込むが、結局は自身の屍を晒すことで終わった。
 
   
    黒死城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  私の方が・・・うまく・・・戦えるの・・・よ・・・

  同じくオフェーリアと共に戦い戦死した、カルマという くノ一よりは打たれ強かったか。それだけが救い。


 
 

  

 クレアヴィル   

  【概要】 珍しい褐色の肌を持つ大柄な女子。十九歳。地方貴族の娘で、祖父によって過保護に育てられた。
  そういった生い立ちゆえか極めてわがままな性格で、国王の侍女でありながら国王を蔑ろにしたことさえある。
  彼女の両親と王宮は繋がりが深く、極刑こそ免れたが、クレアヴィルは警備兵という極めて地味な
  役職に就けられてしまう。ところがそれこそ天職だったようで、肌も露な戦闘服に身を包み、
  王宮の平和を守るべく尽力している。 赤い戦闘服は位が高いことを表し、兵士に成り立てのクレアヴィルが
  着る道理は本来なら無いのだが、褐色の肌によく似合うという理由で、国王から特別に許可されている。
  生真面目に王宮内を監視して回る、クレアヴィルの色っぽくも逞しい姿は、ちょっとした名物にもなっている。
  ただし唯我独尊な振る舞いは相変わらずで、親しい人間とそうでない人間とでは、全く態度を変えて接する。
 
  【能力】 いったいどこで鍛えたのか、女だてらに強靭な肉体を誇り、小手先の攻撃には動じないほど。
  しかし物語の後半になってからの登場となるので、それを考慮すれば所詮、雑兵に過ぎないのだが。
 
  【末路】 最近になって王宮入りした『レイナ』という名の侍女が気に入らず、近く締め上げようと企んでいた。 
  そこへ偶然にも、王妃からも調子に乗ったレイナを懲らしめよという命令が下される。
  これ幸いにとレイナに襲いかかり、あわよくば殺してしまおうと剣を振るうクレアヴィルだったが、
  力をつけたレイナに敵うはずも無く、逆に嬲られ殺されてしまう。
  こうしてクレアヴィルは、実戦とも呼べないような場で命を落とすのだった。 
 
    死に逝く女       魔真城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  おじいさま・・・死んだおじいさまが・・・見え・・・・・・
 
  他の女戦士より抜きん出た能力を持っていた女の死に様としては、余りに不甲斐ない。
  自らつくった血溜まりの中で四肢を投げ出し、黄泉へ旅立つ彼女が幻視したのは敬愛する祖父であったので、
  多少は幸せな死だったかもしれないが。
  
 
 
 
 

 

   B白魔導師(職業)  癒しの醜女
 

 
  癒しの魔法と、氷の魔法を操る術者。 得意とする属性だからか、氷の魔法には耐性を示す。
  攻撃用の魔力が底をつくことは無く、意外な強敵。

  癒しの魔法は使用回数に制限があるものの、簡単には使用不能にならず、その回復力もすごい。
  それを逆手にとり、何度もこちらの攻撃を当てて経験値を稼ぐこともできる。

  防具は普段着となんら変わらないので、攻撃を集中させれば一気に殺せるだろう。
  十分に稼がせてもらってからトドメを刺したい。

  

  

  <悲鳴>  あぁん!    

  <絶叫>  アアアア〜・・・!   

  <断末魔>  あああああ〜!!!・・・ァ・・
 

 

 

 レスフィーナ   

  【概要】 『シルヴィア』の腹心。十八歳。シルヴィアのことを心から慕っており、常に彼女と行動を共にしている。
  小生意気そうな素顔と、膨らみのある両胸が人目を惹き付けてやまない。
 
  もとより男連中とは気が合わず同性とばかり接していたが、シルヴィアとの関係は特別深く、
  どれほど仲が進展しているのか周りによく噂のタネにされている。レスフィーナ本人は自分たちの噂を気にもとめず、
  ひたすらシルヴィアに熱をあげている。 そのせいで盲目になることもあるが、レスフィーナはアレンダル王国でも
  1、2を争うほどの白魔術の使い手であって、実力ゆえにどの人物からも一目置かれている。
  しかし幼少時には、過ぎた力は忌み嫌われるばかりで、孤独な生活を送っていた。
  そんな彼女の才能を早期に見出したのがシルヴィアであり、レスフィーナがシルヴィアの腹心となるのは間もなくのことだった。
 
  【能力】 『シルヴィア』と特別息の合った連携を取れる人物、というわけではない。
  戦闘に関しては粗雑な面も多いものの、戦闘員として貧弱なシルヴィアが生き残る程度には、役目を果たしているようである。
 
 
  【末路】 レスフィーナは任務のため煉獄城へと乗り込み、そこでシルヴィアと共に二度と帰らぬ人となってしまう。
 
          煉獄城で死亡  
 
  【死に際のセリフ】  あなたは本当に・・・魔女・・・な・・・の・・・
 
  死に際にレイナの実力を悟っていることから、シルヴィアより頭も回るようである。
  だが、愛しい大女を想う余裕はもはや残されていなかったようだ。
 
  シルヴィアとレスフィーナに指示を出し、自分は後から現れるセシリア。
  2人を断崖の部屋で始末したときなど、セシリアの眼にシルヴィアとレスフィーナの
死体が映らないはずは無いのだが、
  その後作中で2人のことは話題に上らない。
 
 
 

 アンティノーラ  

  【概要】 幸薄い少女。それが日々の行動にも表れており、笑っていても妙に影がある。十七歳。
  王妃親衛隊の治療役という名誉ある仕事を預かっているものの、王妃は部下を使い捨ての駒と見ているため、
  彼女の扱いは極めて悪い。そんな立場ゆえか、何事に関しても斜に構えているが、
  それが可愛いと一部では評判である。 『シルヴィア』はかねてからアンティノーラのことも気にかけており、
  『レスフィーナ』はアンティノーラを泥棒猫呼ばわりしているが、本人はいたって冷静というか、無視を決め込んでいる。
 
  【末路】 『レイナ』との戦闘に半ば巻き込まれる形で参戦し、あっさり命を落とす。
     暗黒遺跡で死亡   
 
  【死に際のセリフ】  この罪を・・・あなたは一生・・・っていく・・
 
 
 
 
 

 

   C盗賊(職業)  昼行灯
 

  盗賊ならではの素早さで、猛然と「袈裟斬り」や「乱れ斬り」を繰り出す。

  ただの盗賊にしては攻撃力が高い。また、跳ね床系のトラップを楽々と回避する。

  しかし体力面では並なので、殺すだけなら難しくない。 
 

 

  <悲鳴>  アァッ!    

  <絶叫>  ああああ!   

  <断末魔>  ウワアァァアアアッ! 
 

 

 

 ガーネット   

  【概要】 シラード家に居候している女。二十一歳。
  少女と呼んでも差し支えないほどの素顔と、無邪気な言動が愛らしい女性である。
  一応盗賊を名乗ってはいるが、どじな性格ゆえ成功は殆ど無く、周囲に認められてはいない。
  他人を助けようとして、かえってもめ事を増やすこともしばしばであり、トラブルメーカーとして名高い。
  本人に悪気や自覚が無いのでなおのこと始末が悪いが、不思議と嫌われることは少なかったりする。
 
  【能力】 目標に対して突貫し続ける、無鉄砲な攻撃を行なえるのみ。
  今日まで五体満足で居られたのは、よほどの強運の持ち主か、周囲に守られてきたかのどちらかだろう。
 
  【末路】 家主シラードの頼みで戦いに赴くが、レイナには敵わず、最大のしくじりをやらかす。
  その代償は言うまでもなく"死"であった。
   煉獄城で死亡  
 
  【死に際のセリフ】  あたしとしたことが・・・しくじっちまっ・・・よ・・・
 
 
 

 レベッカ   

  【概要】 ガーネットと同じく、シラード家に居候している女。二十五歳。
  家主であるシラードとしてもゴロツキを何人も無償で寝泊まりさせてやる義理は無いのだが、
  レベッカは世渡りが巧みなため、あの手この手を使って強引に居候を続けている。

  ガーネットとは対象的に人の為に働くような気も無く、周囲から嫌われているが全く気にしていない。
  人の指示で動く事はまず無いものの、一方で秘めた実力は確か。
  おまけに黙っていればかなりの美人なので、そのことを惜しむ声も多い。
  ガーネットだけがレベッカの数少ない理解者だった。
  
  【末路】 ある日レベッカは、いつものように家主の命令を無視し遊んでいたが、ふと気になり
  家主が標的としていたレイナの潜む城へと赴く。
  そこでレイナと鉢合わせし、ガーネットを殺したレイナの実力を試そうとするも
  その前に自分が殺されてしまう。
  死に際に怨嗟の声をあげるが、それを咎める人物は誰もおらず、女盗賊は孤独に果てた。
 
       黒死城で死亡 
  【死に際のセリフ】  ただで済むと・・・思うんじゃない・・・よ・・・
 
 
 
 
  
 

   Dレンジャー(職業)  足の早い雌豚
 

  隠し持った大小二つのブーメランで、相手と距離を保ちながら戦う。

  高所から飛び降りての奇襲も得意。 本編中には二人しか登場しない。

  地味な容姿とは裏腹に、苦悶の声は凄まじいの一言。
  

 

  <悲鳴>  ぅあっ・・・!?    

  <絶叫>  ぐゥああああッ!!!   

  <断末魔>  ウオぉああぁァッ・・!! ・・ッ  
 


 
 

 ライザ   
  【概要】 人さらい組織の女戦闘員。二十三歳。本業には決して熱心ではなく、日々を気楽に過ごしたいと考えている。
  実力は並の域を出ていないが、特に向上心も持っていない。 とても裏世界の人間とは思えないムードメーカー。
  言動にも悪びれたところは見当たらず、汚れの無い屈託さが好感を集めている。 

  【末路】 久々の仕事は、王宮から逃亡した少女『レイナ』を連れ戻すことだった。
  仲間との連携作戦であり、簡単な役目だと思われたが、レイナの実力を知らなかったことが災いした。
  なまった肉体に容赦の無い攻撃を浴びせられ、秘術の力に悶えながらライザは逝ってしまう。

    煉獄城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  ・・・にこれ・・・・・・が・・・
 
 
 
 
 

 アーニス  
  【概要】 ライザと同じく人さらい組織の女戦闘員。
  無個性が個性のような少女で、何をやっても中程度という、ある意味すごい人物である。
  粗暴な男、ミゲルの配下に配属されるも、恐怖から渋々それに従う。 
  
  【末路】 アーニスは、ミゲルに率いられた場合も、そうでない場合も、人さらいを憎むレイナの手で殺されてしまう。
  その流れを踏まえれば、アーニスの悲痛な叫びは、より一層の虚しさが増すかもしれない。
  しかし結局のところ、彼女の死は、誰にも何も もたらさなかった。

         黒死城で死亡     
    
  【死に際のセリフ】  ・・・イヤ・・・死ぬなんて・・・イヤ・・・

 
 
 
 
  

   E闇使い(職業)  淫乱魔女
 

  ボンテージ風の装束で身を包み込んだ女魔導師。冥界の力を借りて妖しげな術を使う。
  その最期も期待を裏切らない。

  「蒼魔灯」の世界においては、なぜか戦士よりも魔導師のほうが体力に優れている。
  闇使いは女性キャラの中でも最高クラスの体力を誇り、暗闇に逃げ込まれると非常に殺り辛くなってしまう。

 

 

  <悲鳴>  オオっ!?    

  <絶叫>  ああッ!!   

  <断末魔> ァァァアぁ!!・・んッ!! んんッ・・!! ぅぅん・・ッ!! 
 

 
  

 ジュデッカ   

  【概要】 人さらい組織の女魔導師。年齢不詳。
  家柄は白魔導師であったが、癒しの魔法に限界を感じ、死者とさえ語らえる闇魔術に手を出した。
  結果として彼女の視力は奪われたものの、それ以来彼女の言動は輝きに満ちている。
  彼女が人さらい組織に身をおくのは、自身が家出した過去を持っており、
  同じく新天地を目指す人間の助けになりたい、と考えているため。
  組織でもそれなりの発言力を持っており、さらわれてきた人間の待遇改善に力を入れている。

  女であることを誇りに思っていて、身体をより魅力的に誇示することに余念がない。
  決して男性に媚びているわけではなく、むしろ色沙汰には疎い。
  また世話好きであるため、多くの仲間の相談役を引き受けている。
  趣味としてオカルトだけでなく呪いにも凝っており、男性に捨てられた女性などがよく彼女のもとを尋ねる。
 
 
  【末路】 ライザ達との共同作戦で、抵抗する少女『レイナ』を連れ戻そうとしたが、力及ばず絶命する。
  死に際に復活を予言するが、ジュデッカの魂がこの世に戻ることは無かった。
  女戦士や女盗賊の死体が転がる煉獄城に、ジュデッカも身を捧げてしまう。
        魔女の末路 煉獄城で死亡
  
  【死に際のセリフ】  あなたの中の闇が・・・私を冥界から・・・招く・・・わ・・・
 
  
 
 

 マドゥーラ   

  【概要】 『ジュデッカ』と同じ人さらい組織に属する女で、二十五歳。悪魔信奉者。
  長い黒髪を後ろで束ねている。
  もともと王家に仕える専属の占い師だったが、力を己のために使うことを好み、
  占いで人心を操り好きに事を運んだりしていた。
  本来なら非難されるべきその行為が王妃の耳に入り、それを逆に面白く思った王妃によって
  人さらい組織に配属される。ここでもマドゥーラは、重要な任務の行く末を占う、
  闇の巫女として暗躍している。最近では素顔を見せる事も少ないが、決して後ろめたさによるものではない。
  そうすれば、密かに自身のカリスマ性が上がると思っているだけである。

  闇魔術は王妃の薦めで修得したに過ぎず、ジュデッカほど殊勝な理想は持たない。
  そのことから、ジュデッカはマドゥーラのことをあまり評価していない。
  マドゥーラも、へんに陽気なジュデッカが生理的に受け付けないので、彼女とは逆の肩に刺青をし、
  異なった被り物をするなど、ファッション面でも対決する姿勢を見せている。

  【末路】 ジュデッカが死んでせいせいしていたが、あるとき組織の総力戦に駆り出される。
  日頃は冴えていた彼女の占いも、『レイナ』の前では鈍ったか、惨死の運命だけは避けられなかった。
  マドゥーラは苦悶しつつ、結局ジュデッカと同じところに向かうのだった。

        黒死城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  だめ・・・もう何も・・・見えない・・・わ・・・
 
 
 
 
 
    

  F爆弾兵(職業)  朴念仁
 

  炎を一切受け付けない特殊な防護服で、綺麗な身を覆う女工作員。数々の爆弾を使って戦う。

  怒った場合に限り、鋭い蹴り技も使ってみせる。 防御力が高く、瞬殺するには一工夫が必要。

  なお、劣勢になると潔く自爆して果てることもある。経験値が惜しければ早めにトドメを刺しておいたほうがいい。

 

 

  <悲鳴>  あふっ!?    

  <絶叫>  ぐァあッ!!   

  <断末魔>  ぅ・・・あぁうあッ、・・・う、うぅん・・・ 
 
 
 
 

 バレッタ   

  【概要】 幼少の頃から機械いじりが好きな少女で、十八歳となった今では簡単な機器の開発は一人で行える。
  その技術を買われ、他の女達のように、侍女から王妃特殊部隊員となった。
  現在では爆薬を専門にしており、自分よりはるか年上の人間の指導を行うこともある。才能としては天才級。

  一方で気が大変弱く、凄まれただけで何も言い返せなくなるほど。人の頼みを断るのも苦手で、
  気付けばいつも大量の仕事を抱え込んでしまっている。それを今までは自分の性質として受け入れてきたが
  ついに我慢の限界がおとずれ、最近では何か頼もうとする人間が現れるだけでキレる。
  眉間にしわ寄せ、美しい素顔はずっと不機嫌に染まっていた。
  人は彼女の態度に恐れをなし、幸いにも無闇に頼み事をする人間は減ったが、溜まったストレスを解消するには至らず。
  任務で、自前の爆弾を炸裂させることだけが楽しみになってしまっている。
  そんな現在の彼女と上手く付き合えるのは、同じ特殊部隊員では『ジェミニ』くらいなもの。
 
  【末路】 危なっかしい精神を抱えるバレッタは、ある日偵察の任務を上役の『シド』と共に承った。
  そこで彼の身勝手な行動に振り回され、運命まで共にしてしまう。
  最期まで人の頼みのせいで損をした少女。
     黒死城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  命令を・・・無視した・・・ばか・・・に・・・
 
 
 
 
 
      

  G くノ一(職業)  ドブネズミ
 

  薄革の忍び装束を纏った、妖艶を装う女戦闘員。
  豊満なバストを持ち、装束には卑しくも乳頭を強調する模様が入れ込まれている。

  手裏剣と鉤爪、そして数々の忍術を用いて戦う。手裏剣の威力はとても低く、特に警戒する必要は無い。

  へそだけでなく、背中も露なくノ一たちは見た目通りの防御力であり、何か攻撃を受ければたちどころに昇天する。
  跳ね床のトラップは通じないが、弓系のトラップならばさっさと片付けられるだろう。

  本編では「くのいち三姉妹」として3人が出現。現れるのはステージ別に一人ずつで、ルートによっては1人としか戦えない。
  三姉妹を同時に殺せる機会は無いので残念。

 

  

  <悲鳴>  ゥっ!    

  <絶叫>  ッ!!  

  <断末魔>  ゥグウワァァッ!!・・あっ!んっ・・・ 
 

 
 

 ジェミニ   

  【概要】 『セシリア』の側近、くのいち三姉妹の末娘。十八歳。自分の容姿と実力にはそれなりに自信をもっている。
  ジェミニは彼女のコードネームであり、本名は別にある。

  もともとは女優を目指していたが、セシリアに心酔した実姉によって、半ば無理やり裏の世界に引き込まれる。
  二人の姉とは様々なことで因縁があり、姉のことを聞かれたり、王妃特殊部隊に入った経緯を質問されると怒り出してしまう。
  セシリアのことも尊敬はしているが、信頼はしていない。
  ただし、国のため働くことには強い誇りを感じているので、任務を放棄することは基本的に無い。
  こなした任務の数はまだまだ少ないが、小隊長を任されたこともある。

  同性の親友が多く、王妃特殊部隊では仲間内にもっとも顔が利く。
  反面、何故か異性とは友人以上の関係に至ったことがない。本人は姉の悪影響ではないかとさえ考えている。
 
  【能力】 姿を消して一気に獲物のもとまで飛ぶくのいちならでは術を用いるため、
  生半可な人間に後れをとる事は決してない。
  本編の番外編であるエキスパートモードでは『エイラ』という本名を名乗り、さらに高度な術を駆使する。 
  そのときばかりは体力まで最高級となっているため、日頃はえらく実力を抑えているようである。
 
  【末路】 ある日、特命を帯びて、仲間と共に『レイナ』のブローチ強奪に向かう。
  ジェミニは確かに凄腕だったが、既に大勢の仲間を屠ったレイナの敵ではなく、返り討ちにされてしまう。
  死にゆくジェミニは、ようやくレイナの恐ろしさ悟る。油断するな、というセシリアの忠告を思い出しながら。
 
  うら若きくのいちの最期の仕事は、セシリアのレイナに対する警戒心を強めただけに終わった。
      くのいちの死 黒死城で死亡
 
  【死に際のセリフ】  姉さん・・・セシリア様・・・この娘は・・・いけ・・・い・・・
 
 
 
 

 カルマ   

  【概要】 『セシリア』の側近、くのいち三姉妹の次女。十九歳。
  実姉である『スパイラル』を慕い、スパイラルがセシリアにつく意思を固めたときは、すぐさまそれに従ったほど。

  極度の恥ずかしがり屋で、いつも仮面を付けている。妹の『ジェミニ』にはその考えが理解出来ない。
  いわく、よけいに恥ずかしくはないか?と。 しかし当のカルマは、人が衣服を着るように
  わたしは仮面を付けるのが当然なのだと開き直り、最近では洗顔のとき以外は決して外さないという徹底ぶりである。
  ジェミニでさえ、もう数年もカルマの素顔は見ていないらしい。
  カルマには仮面の収集癖もあり、自室前の廊下の壁一面を、仮面のコレクションで埋め尽くしている。
  よって三姉妹の実家は、化け物屋敷呼ばわりされることもある。
  カルマはとても慈悲深く優しい性格だが、仮面に関しては譲らず、ジェミニが「友達も家に呼べない!」と嘆いても
  こればかりは知らぬ存ぜぬの一点張りである。 ちなみにスパイラルはスパイラルで、セシリアしか
  目に入らないような女になってしまったので、実家のカオス度は増すばかりである。
  

  セシリアに命ぜられ、レイナの始末に向かうが、実の妹を殺した相手であってもカルマは非情になれなかった。
  そんな彼女は仲間達と同様、レイナの手にかかって断罪され、妹のあとを追うこととなる。
  既に多くの人間の命を奪ったカルマは、いつ殺されてもいいと覚悟を決めており、いざその瞬間が来ても冷静だった。
  そして彼女の死に顔は、やはり仮面に隠されて分からずじまいであった。 
 
        黒死城で死亡 
 
  【死に際のセリフ】  恨みはしないわ・・・これも・・・運命・・・よ・・・
 
 
 
 
 

 スパイラル   

  【概要】 『セシリア』の側近、くのいち三姉妹の長女。二十歳。 両親亡き後、アレンダル王宮において、
  最年少で暗殺部隊のリーダーにまで上り詰めた実力者。 親の教えを忠実に守っただけのことらしいが、
  戦闘センスに関しては疑いようもないほど優れており、歴代最強とうたわれるほど。

  そんなスパイラルであったが、十九歳のときに初恋の相手が出来る。
  ところが同じ相手を、妹の『ジェミニ』まで好きになっていた。スパイラルはそれに気付かず
  交際を続けていたが、ジェミニの鬱憤は溜まっていくばかりだった。

  それに目をつけたセシリアは、ジェミニをそそのかし、スパイラルと彼女の恋人を別れさせるように仕向ける。
  ところがあまりに作戦の効果があがったため、スパイラルは恋人に裏切られたとまで思い込み、
  なにも真実を知らないまま恋人を殺してしまう。
  自らの凶行に気付き発狂寸前となったスパイラルは、直ちに後追い自殺をしようとするが、
  そこをセシリアに諭され、思いとどまる。
  さらにセシリアの気遣い一つ一つに感動し、腹心となることを誓ってしまう。
  全てを知るジェミニとしては、複雑な思いを隠せない。  
 
  なおスパイラルは、最近になってセシリアの計画を知るも、依然としてセシリアへの忠誠を崩していない。
  理由は、自身が殺したと思い込んでいた恋人が、実はセシリアのはからいで生きていたことも分かったからだ。
  騙してまで、セシリアはスパイラルの地位と力を欲しがっていた。
  その事実が逆に嬉しく感じられたという。
  今やスパイラルは、すっかりセシリアに心酔しており、『レスフィーナ』から見ても
  二人の馴れ合いには嫉妬の情を感じてしまうとかなんとか。
 
  二人の妹を殺されたスパイラルも、セシリアによってついに『レイナ』抹殺に駆り出される。
  使命に燃えて奮戦するものの、冷たい遺跡の床で血にまみれたのはスパイラルのほうであった。
  せめて死の寸前までセシリアの無事を願うが、その願いすら叶えられることは無かった。
  こうして くのいち三姉妹は、レイナによってひとり残らず殺されたのだった。
 
   暗黒遺跡で死亡  
 
  【死に際のセリフ】  セシリア様・・・どうか・・・ご無事・・・で・・・
 
 
 
 
 
  

このサイトの影牢・蒼魔灯の画像データは、テクモ株式会社の許諾をとって使用しています。

また、その画像データに関する全ての権利は、テクモ株式会社に帰属します。

さらにその画像データをテクモ株式会社に無断で使用、複製、配布することを禁止します。

 
 

 Back.