=イスカ独自のシステム=
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■「振り向き」・・・・・・[振]ボタン
今まで自動で行われていた振り向きだが、本作ではそれを自分で行わなくてはならない。
地上・空中を問わず、[振]ボタンを押した瞬間にキャラクターの向きが反転する。
また通常技や必殺技など、動作の最中に入力しても受け付けてくれる。
この場合は、技が終わった瞬間に振り向いてくれるぞ。
むやみにボタンを連打すると、キャラクターが最後にどちらを向くか分からなくなってしまう。
そんな時は、サイクバーストゲージ下の矢印を見てみよう。
それがキャラクターの向いている方向だ。
慣れるまでが大変なこのシステムだが、わざと相手に背を向け、バックステップの無敵時間を利用して
相手に近づくなど、今までのギルティギアでは不可能だった動きも実現可能になる。
むしろ、研究しがいのあるシステムと言えるだろう。
ちなみに、以下に紹介するシステムで[振]ボタンを使用するものは、
少しでも長く押すとキャラが振り向いてしまうので注意。
■「ライン移動」・・・・・・[振]+[HS]ボタン
手前と奥、2つのラインが用意されている本作。それを行ったり来たりするために必要なのが、
このライン移動だ。キャラクターによりモーションは異なるものの、
全キャラがほぼ同じ性質を持っている。とくに制限は無く、何度でも自由に使える。
入力した瞬間にキャラクターは移動を始めるのだが、動作の直後に攻撃を受けると
ライン移動に失敗する上、ダメージを受けてしまうので注意が必要だ。
また、ファウストの「何が出るかな?」、テスタメントの「HITOMI」などは、技使用後に
使用者がライン移動を行ってしまうと、それらの技(トラップ)が消滅(無効化)してしまう。
■「ガードキャンセルライン移動」・・・・・・ガード中にレバー右+[振]+[HS]ボタン
(テンションゲージ25%消費)
ガード中に出せるライン移動で、完全無敵のまま別ラインへ逃げられる。
左右を囲まれたときは、迷わず使っていきたいシステムだ。
■「ライン移動攻撃」・・・・・・[振]+[P]ボタン
ライン移動しつつ専用の攻撃を出す。 別ラインにいる相手には通常の攻撃が一切届かないので、
奇襲をかけたい時はこのライン移動攻撃を使うと良い。
ライン移動した直後に攻撃を出すよりも、こちらのほうがずっと早いのだ。
またライン移動と違い、通常技をキャンセルして出すこともできる。
その為、避けの手段としても使えるわけ。ただし、
キャラによって性能に大きな差があるため、事前に性能をチェックしておこう。
ライン移動攻撃をキャンセルして、そのまま他の必殺技に繋げられるキャラクターもいるぞ。
グラフィックは手前から奥、奥から手前とで内容が異なるが、技の性質は変化していない。
■「ライン飛ばし攻撃」・・・・・・[振]+[S]ボタン
ヒットした相手を、別ラインへ飛ばしたうえでダウンさせる攻撃。
発生がやや遅いので、単発ではヒットさせにくい。(ザッパのみ中段技となっている)
どうしてもヒットさせたいなら、連続技に組み込むのがオススメだ。しかし
相手を別ラインへ飛ばしたからといって、その相手はライン移動でいつでも戻ってこられる為、
あまり重要なシステムではない。
別ラインに待機しているパートナーに追い討ちさせたりと、大きな可能性を秘めてはいるが。
ちなみに、一部のキャラクターは足払いの後にライン飛ばし攻撃を出すと連続ヒットさせられる。
その場合、相手は別ラインへと飛ばず、その場で宙に浮くのだ。
空中連続技に自信のある方は狙ってみよう。
また、 ライン飛ばし攻撃(地上でヒット) → ライン移動攻撃 → キャンセルして連続技
というコンボも可能だ。
■「背後攻撃」・・・・・・[K]+[S]ボタン
現在の向きを維持したまま、反対方向の敵に攻撃できる。全キャラ共通で
「通常技をキャンセルして出せる」 「上半身無敵」 「ヒットorガード時に必殺技、ジャンプでキャンセル可能」
という性質を持つ。 しかし攻撃判定の発生スピードなどは、キャラによって
これまた大きく異なるため、背後攻撃が貧弱なキャラクターは無理に使用しなくていい。
背後から攻められた場合、すぐ振り向いて必殺技を出すのも十分に強力だからだ。
■「サイクバースト」・・・・・・[P]+[K]+[S]+[HS]ボタン
基本的な性質は従来のものと変わらない。変化したのはコマンドと、
複数のキャラから同時に攻められた場合に限り、凄まじい勢いでサイクバーストゲージが増加する点だ。
ゲージが溜まったらすぐに使ってしまったほうがいい。
また金色サイクバーストは、三人以上でプレイする場合、
誰か一人にでもヒットさせればテンションゲージがMAXになる。
■「フォルトレスディフェンス」・・・・・・レバー左+2ボタン同時押し
従来の、 「必殺技ガード時のダメージ(削りダメージ)を受けない」
「空中ガード不能技をガードできる」
「相手との距離が、通常ガード時よりも大きく離れる」
「ガード時に、ガードレベルゲージが上昇しない」
「ダッシュ中に使うと急停止できる」
という5つの効果に加え、
「中段・下段を同時にガードできる」
ようになった。グラフィックも変化している。
ただし、
敵の技をガードする度に、ガードした技本来の威力が高いほど、
テンションゲージを余計に消費してしまうようにもなっている。
囲まれた時にフォルトレスを使い続けていると、すぐゲージが尽きてしまうので、
はやめにガードキャンセルライン移動を使ったほうがいい。
なお、背後から攻撃されても正面からの攻撃と同様、普通にガードができる。
これはフォルトレスに限らず、通常のガードでも可能なのだ。
その際、「相手のいる方向の逆」ではなく、「自キャラの向いている方向の逆」に
レバーを入れなければならない。本作でガードしたいときは、常にその方向にレバーを入れること。
この点には十分注意しておこう。
■「背後着地」
本作では画面端に立っていても、相手にジャンプしてこられると、その背後に着地されてしまう。
(自分は手前に押し出される)
対処法としては、向きに注意して対空技を使うか、ライン移動でその場を明け渡してしまうのも有効だ。
■「チームプレイ」
本作では、キャラクターを選んだ後に、チームカラーを選択する。
同じチームカラーを選んだプレイヤーとはペアになることができ、
二人で組んで戦うことが出来る。
その場合、お互いの攻撃は食らいあってしまうが、ダメージは一切無い。(例外あり)
また、ヒット後に毒効果を与えるナイトメアサーキュラー、
ミストファイナーのレベルを上げるグリターイズゴールドなどを味方に当てても、
その特殊な効果は発生しない。
さらに、予備のライフゲージである「ソウル」を共有して戦うことになる。
この状態でいかに上手く敵を倒せるかは、チームワーク次第だ。
これはギルティギアイスカの醍醐味でもある。
そしてGGXX (GGXX#RELOAD)に登場しているシステムは、ほぼ全て受け継がれています。
ただし・・・・・
挑発,敬意,一撃必殺技は使用できず、(ディズィーはガンマレイが使えない)
P+K+S+HS・ではサイクバーストが発動します。
また「Dボタン」が「振ボタン」になったため、ダストアタックは
GGXのようにS+HS。で使用します。もちろん、足払いは下+S+HS。
直前ガード成功時、従来通りテンションゲージ上昇率がアップするものの、
#RELOADにあったテンションゲージの瞬間増加は存在しません。
さらにネガティブペナルティ発生時、
イスカでは新たに「ガードレベルゲージMAX」という要素が加わりました。
・敵と同一ライン上にいないだけでもネガティブプレイと見なされるので、
注意してください。